テルマ&ルイーズ
プロット
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プロット
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02月16日 劇場で
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プロット
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02月23日 劇場で
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さよなら ほやマンコメント(20)
アフロが主演ってことだけが気になって見てみた作品。
CMとかで見ない限りは作品のあらすじなども見ないまま映画を見たいタイプなので、タイトルからするとB級作品なんだろうなという気持ちで劇場へ。
冒頭からはほのぼの離島ホームドラマでアフロ演じる主人公の成長する様だけを見るのかと思っていたら震災を絡めてくるとても深く重たい内容だった。
演技などはド素人のアフロに求めるものはそんなにないと思う。直球で手探りでやってるからの良さもあった。
個人的には美晴役の呉城久美がとても良かった。
全く名前も知らなかった俳優さんだけどwikiを拝見したら見ていたドラマなどにも出演していた。
でも記憶にないので俳優とはかくも大変な職業であるなと。
そんな美晴だけど登場シーンではぜんっぜんかわいくもなくてこんなこと言っては悪いがブサイクな子をヒロインに選んだんだなと思って見進めていたら中盤、終盤とどんどんかわいくなっていくんですよ。とてもかわいい。なんなんだ。もう私は多分この人のファンかもしれない。
一番印象に残ったのは終盤のアニメーションカット。
唐突に入ってきてなんだこれと思ってたんだけど、説明しにくいけど「なんかいい」。
自分自身は震災の被害には遭ってないけど友達や身内をもし亡くしてしまっていたらこの作品はもっともっと深く残る作品になってしまっていたと思う。
見終わったあとにアフロの作った「さよなら ほやマン」の撮影中に作った曲を聴いてこの作品の真の終わりを迎えられた気がした。
タイトルだけで舐めていた。
私の今年一番の作品でした。
私はなんとなく物足りなかったんですが、隣の母がボロ泣きだったので、刺さる人にはかなり刺さる映画なんだと思います。松金よね子さんがとても良かった。
震災とどう向き合い、どのように区切りをつけるかは、被害の大きかった地域に行けば行くほど多様な事情があるものと思います。
離島の漁師として生きる彼らと、彼らのもとを訪れる訳ありの漫画家、そして彼らを見守る大人たちが繰り広げる震災から止まってしまった時を動かすための話でした。
まだ十分整理しきれていません。この作品を見て、彼らと「会えた」ことが何よりも喜ばしい作品です。
石巻のとある離島に暮らす兄弟と、
東京からやってきたワケアリ漫画家との出会いを中心に
震災から10数年経過した今を描いた映画
なのだが、、、
単に『震災』だけの物語では無かったと思う。
軽度障害を持つシゲル
純粋でやさしいその兄アキラ
良くも悪くも直球ドストレートな漫画家・美晴
この3人が織りなすストーリーに
何か日ごろ我々日本人が無意識に我慢している
言っちゃいけないこと?
感じちゃいけないものみたいな何かがえぐり出される。
家族は大切にしなきゃなんない。
家業は継がなきゃならない。続けなきゃなんない。
家族の面倒はみなきゃなんない。
けど個としての自分もいる。
そこ我慢しないで
個としての自分、大切にしていいんだよって
我慢ばっかりしててもダメなんだよって言ってくれる作品。
あ、こういうこと
素直に考えていいし感じていいし表現していいし言って行動にしていいんだって
ちょっと日本、家族息苦しいなって思う部分から解放される。
作中の漫画家・美晴のおかげで、そういう思い込みから解放される。
例えば
“家族に対する義務、愛憎”
“ふるさとに対する執着”みたいなもの。
アキラでいえば
俺は長男だから残された家族、障害を持つ弟の面倒みなきゃいけない。
本当は△△がしたいけど、うちは漁師の家庭で、障害をもつ弟がいるから
やりたいことは我慢しなきゃなんないし、一生、島から出れないという
呪縛。
それは確かに事実なのかもしれないし
アキラがだまって一生我慢してれば波風も立たないし
“問題化”することもない。
アキラは優しいのでその現状に我慢できてしまうんだが
本当はやってみたいこともあり(それがホヤマンなのだが)
弟の存在からも解放されたい
島からも出てみたいというという気持ちをずっと押し殺していた。
しかし
たまたま東京からやってきた美晴の存在が、行動が
アキラの我慢していた心を不器用にも抉り出していく。
その過程を見る中で
もう感情がぐちゃぐちゃにゆすぶられる。
日ごろ凝り固まったカチカチの何かが
ボクシングでパンチを連発されたかのように
愛情と血で解放されていく感じがした。
そして純粋な島の兄弟がかわいいし笑えるので
映画を見ている自分は
もう終始笑ってんのか泣いているのかわからないくらい泣いていた。
個人的には
島に住む近所のおばあちゃん・ハルコさんの
マニキュアをした爪のシーンが
何かすごい刺さるものがあった。
画面上ではおばあちゃんのマニキュアをしたピンクの爪なんだけど
そこに描かれた辛辣なメッセージがなんかすごく刺さった。
映画を見た後にスーパーにホヤを探しにいったし
髪を青く染めてみたいなと思った。
私はこの映画が大好きだ。
11月23日(木)フォーラム仙台
会員料金1500円
庄司輝秋監督作品脚本作品初鑑賞
あらすじ
石巻市の離島「多部島」でひっそりと暮らす阿部兄弟
両親は震災の日に船で沖に出て行方不明になった
それ以来2人は海産物が食べられなくなった
そんなある日に東京から漫画家の美晴がやって来た
スマホの電波が良いので阿部兄弟の家を売れと言う
50万の頭金を出した美晴は阿部兄弟と同居することに
阿部兄弟の兄アキラはその50万でYouTuberデビュー
父親が考案した島のキャクターのホヤマンに扮し動画投稿したのだが
東北のハワイ多部島は架空の島
撮影現場は石巻の離島網地島(あじしま)
金華山の隣
なんか全体に程よくゆるい感じ
嫌いじゃない
津波のシーンはなぜかアニメーション
東日本大震災モノは正直またかよと思うところはある
福井は眼鏡をゴリ押しする映画を作れるが岩手宮城福島といえばいつまで経っても震災ばかり
映画館で震災を再現するシーンがあることを知らせる注意書きの張り紙があるのは当たり前になっている
ウンザリはしているがどうせなら楽しみたい
そんなわけで楽しめたことは間違いない
配役
阿部兄弟の兄で叔父の漁を手伝っている阿部アキラにアフロ
阿部兄弟の弟で震災のショックでほでなすになってしまい島から出られなくなった阿部シゲルに黒崎煌代
アシスタントに対する暴行事件で執行猶予中の漫画家で東京からやって来た高橋美晴に呉城久美
島の漁師で阿部兄弟の叔父のタツオに津田寛治
阿部兄弟の近所に住む一人暮らしのお婆さんの春子に松金よねこ