香港の流れ者たち

6.4/10
合計10件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   112分
言語   まだ情報はありません
地区   香港
書かれた   ジュン・リー
劇場で   12月16日 2023
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香港の流れ者たち プロット

香港で実際に起きたホームレス荷物強制撤去事件を題材にした社会派ヒューマンドラマ。長編デビュー作「トレイシー」で高く評価されたジュン・リー監督がメガホンをとり、再開発の陰に潜むホームレス排除問題を軸に、移民問題や貧困層の薬物問題などさまざまな社会問題を浮き彫りにする。再開発による高層ビル建設ラッシュに沸く下町・シャムスイポー。刑務所を出て町に戻った麻薬中毒者ファイは、ホームレス仲間たちとともに再び高架下で暮らし始める。ところがある夜、食物環境衛生署の職員が事前通告なしに現れ、ファイたちは家も身分証明書も失ってしまう。彼らは新人ソーシャルワーカーのホーの助けを借り、政府に対し賠償と謝罪を求める裁判を起こすが、和解金を得られることになったところで意見が割れてしまい……。主人公ファイを「エグザイル
絆」のフランシス・ン、ホームレス仲間の長老ラムじいを「バーニング・ダウン
爆発都市」のツェー・クワンホウ、ソーシャルワーカーのホーを「返校
言葉が消えた日」のセシリア・チョイが演じる。

香港の流れ者たち 俳優

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香港の流れ者たちコメント(2)

Nohsgixmspk
Nohsgixmspk
香港の町中で暮らすホームレスのコミュニティの話。

刑務所を出て元の場所に戻ったファイと仲間たちの荷物を突然行政が撤去したことで、若い女性の支援者の力を借りて審裁所に訴え出て始まって行く。

とはいえこの裁判に纏わる話しはちょろちょろっと出てくるだけで、殆どの仲間たちがヤク中というコミュニティの日常生活をみせていく感じ。

それにしても、まともに働く気がない人物が殆どで、就労や自立の支援ならわかるけれど、単に生活の支援をする人は、見方によっては迷惑なだけなんですけどね…。

実際の事件を題材にした話しとのことだけど、大落ちは観る前から多分そうなんだろうなと想像がついていた通り。
ストーリー中も特にみんなの背景を深く掘り下げる感じもなく、まあこんな思想だからホームレスなんだろうな…というところを超えては来ないし、かと言ってドキュメンタリー感が強くもなくて、人間模様の面白さはあったけれど…という感じ。
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主演はジョニー・トー監督作品などで知られる実力派俳優のフランシス・ン。トー作品で颯爽と銃を放つ裏社会の男を演じていた彼が、本作では薬物中毒のホームレスの人生の悲哀を表現し新境地を切り開いています。また、1990年代に活躍したロレッタ・リーが本作でカムバックし、チョウ・ユンファ主演「風の輝く朝に」などの作品で知られるセシリア・イップも特別出演するなど、香港映画を代表する俳優たちが集結しているのも胸アツ。さらに「燈火(ネオン)は消えず」などの話題作への出演が続くセシリア・チョイや、ウィル・オー、チュー・パクホンなど、若手俳優たちの演技も新鮮で、新世代の可能性を感じます。

「香港の流れ者たち」は実際のホームレス荷物強制撤去事件から、香港の片隅で生きる人々に光を当てた意欲作です。再開発の陰で追いやられるホームレス“流れ者”たちの排除問題を軸に、移民問題や薬物に蝕まれる貧困層など、様々な問題を浮き彫りにし、人間の尊厳やお互いを思いやる心について問いかけています。

フランシスやロレッタがホームレスを演じていることで、かつて隆盛を誇っていた香港映画の斜陽と重ねて見てしまうのは私だけではないでしょう。新しい香港映画がどこへ向かおうとしているのかを指し示している1本です。