ファースト・カウ プロット

「オールド・ジョイ」「ウェンディ&ルーシー」などの作品で知られ、アメリカのインディペンデント映画界で高く評価されるケリー・ライカート監督が、西部開拓時代のアメリカで成功を夢みる2人の男の友情を、アメリカの原風景を切り取った美しい映像と心地よい音楽にのせて描いたヒューマンドラマ。西部開拓時代のオレゴン州。アメリカンドリームを求めて未開の地へ移住した料理人クッキーと中国人移民キング・ルーは意気投合し、ある大胆な計画を思いつく。それは、この地に初めてやってきた“富の象徴”である牛からミルクを盗み、ドーナツをつくって一獲千金を狙うというビジネスだった。クッキー役に「マネー・ショート
華麗なる大逆転」のジョン・マガロ。これまでライカート監督作の脚本を多く手がけてきたジョナサン・レイモンドが2004年に発表した小説「The Half-Life」を原作に、ライカート監督と原作者レイモンドが脚本を手がけた。2020年・第70回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。

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ファースト・カウコメント(20)

Gsoxminpkhs
Gsoxminpkhs
ネタバレ! クリックして本文を読む
西部開拓時代のアメリカを舞台として、作中を通してノスタルジックな描写が続く。
やや鈍くさいが誠実で優しい料理人と、器用で目的のためにリスクを取ることを厭わない中国系移民のやりとりには不思議な魅力がある。
序盤のシーンで視聴者に結末を明かした上でその結末を敢えて描かないといった演出は面白いと思う。
ハッピーエンドとはなり得ないストーリー展開であるにも関わらず、この演出のおかげで視聴者は終盤に暴力的なシーンを観ることなく、ノスタルジックに浸った本作を観終えることができる。
Iospshgnkxm
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西部開拓時代のオレゴンで、牛のミルクを盗んでドーナツを売り儲ける料理人と中国移民のコンビの話。

ビーバーの毛皮で儲ける仲買商がこの地に最初に連れてきた牛に目をつけて、夜な夜なこっそり乳搾り。
材料は秘密と言いつつマーケットでドーナツを売ったら大繁盛という流れになって行くけれど…余白の部分がめちゃくちゃ多くて、まった〜りゆった〜りテンポの悪いこと。

そしてことが起こり、猫脱走からの夜が明けた後またしてもまった〜り。
しかもそんな終わり方ですか…話しの流れ自体は嫌いじゃないけど、90分ぐらいでお願いします。
Spnmkixshgo
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ケリー・ライカート『ファースト・カウ』を観る。西部開拓時代、野郎2人が一攫千金を夢見たのは、銀行強盗ではなく、ドーナツ。表へ出ろと飲み屋で定番の殴り合いのケンカが始まった後、からっぼの店に残った2人の再会シーンが映画史上最もマッチョイズムから離れて、最も優しいこの西部劇を象徴していた。素敵な映画なので、ぜひ2人の悪戦苦闘の行く末を見届けてください。

あと、観ていて、ジャームッシュ『デッドマン』のテイストが随所に感じられたな、川のシーンとか特に。実際、『デッドマン』に出演していたゲイリー・ファーマーが出演していたしね。

もひとつ言うと『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のリリー・グラッドストーンも出演していました。
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西部開拓時代のオレゴンの山深い土地で仲買人の牛からミルクを盗み追われるアメリカ人のコックと一儲けを企む中国人移民の話。

一度観てみたかった噂のインディペンデントの名匠ケリー・ライカートの作品。
当時の雰囲気と時間の流れにうまく合わせるかのようにお話をゆっくりと進めて行き、多くのカメラを使わず、説明も少なく、登場人物や背景をじっくりと丁寧に描写していく。

今の我々からするとたかがミルク泥棒、ほんのささやかな夢のために行ったことだが、当時のこの土地では富の象徴である最初の牛から採れる貴重な食材、また別の土地で成功する事はそんなに簡単なことではなかったのだろう。
そんな事を考えながら冒頭の人骨を思い出すと、名も知れない多くの普通の人達の上に今の我々の生活があるのだろうとなどと思ってしまう。
あの人骨も彼等のものと明確に言っていないところも良い。
キングはあの後うまく逃げ切り、別の土地で成功しているのかも知れないとか想像する余地を残してくれる巧みさも伺える。

好きな人にはハマるのだろうが、ワールドマーケット向けの誰でも楽しめる作品ではないため、スピーディーな展開や刺激に慣れてしまった人達には受け入れ難い作風だと思う。
そう言う自分も他の方達のような高評価までには至らずで、大人になってからもう一度チャレンジしてみたいそんな(監督の)作品でした。
Inagorfwedr
Inagorfwedr
やさしさと少しのハラハラ感。ゆっくりと流れる時間と美しい自然音。時折、冒頭のシーンが脳裏にチラつき程よいスパイスに (ゆったりすぎて少しだけウトウトしてしまったが。。) ずっと観てられる作品。