太陽の王子 ファラオ
プロット
ポーランド
07月01日 1970 劇場で
映画 太陽の子
プロット
日本・アメリカ合作
08月06日 2021 劇場で
新・夕陽のガンマン 復讐の旅
プロット
イタリア
04月20日 1968 劇場で
太陽の子 てだのふあ
プロット
日本
09月13日 1980 劇場で
太陽の王子 ホルスの大冒険
プロット
日本
07月21日 1968 劇場で
陶王子 2万年の旅
プロット
日本・中国合作
01月02日 2021 劇場で
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658km、陽子の旅コメント(20)
タイトルが示すように、本作はロードムービーのフォーマットで進む。疎遠になっていた父親(オダギリジョー)の葬儀のため、従兄一家の車で故郷・青森県弘前市に向かうが、栃木県のサービスエリアでトラブルが起きて置き去りに。人と話すのが苦手な陽子は、勇気を振り絞ってヒッチハイクで実家を目指す……。
陽子を乗せた車は福島、宮城と進むので、車窓からは汚染土を収めて積まれた黒いフレコンバッグが延々と続くのが目に入る。私も震災後に一度福島県の飯舘村などを訪れて直接目にしたが、あのフレコンバッグの途方もない量には本当に圧倒された。原発事故からすでに12年、当時の記憶が風化しつつある人も多いのではと想像するが、映像を介してであれ、いまだ復興半ばの東北の姿を見つめて思いを馳せるのは意義があるはず。
旅の中盤まで悪いことが重なり、地獄めぐりのような展開になるのかと危ぶんだが、海はやはり生命の源、再生の象徴。陽子は夜の波に洗われ、出会った人々の助けも借りて、少しずつ生きる力を取り戻していく。天災や疫病に翻弄され疲弊した私たちの心を、ささやかな一筋の光で照らす好作だ。公開タイミングは、酷暑の真夏ではなく冬の寒い時期のほうがよりしみじみ体感できそうなのに、惜しい。
菊地凛子さんの演技、存在感が全ての映画でした。
引きこもって暮らす42歳の陽子。
青森の父の葬儀に向かう途中、トラブルもありヒッチハイクで向かうことに。
道中いろんな人との出会いがあるが自己肯定感の低さゆえ、目の前の目的を果たすために間違った判断をしてしまうことも…
わかるわぁ、、、その感じ!と陽子に共感して辛くなる。
しかし従兄弟(竹原ピストル)の非常識な言動にイライラ!
いくら子どもが怪我したからってサービスエリアに置き去りにする?!
再開しても謝罪も気遣いもなし。どう考えてもおかしいやろ!
自分には全く刺さらなかった。菊地凛子のコミュ障っぷりは演技力が高いだけにリアルを通り越して不愉快。何度席を立とうと思ったか。その不愉快なまでのコミュ障がヒッチハイク体験を通して自分を取り戻す(?)物語らしいが取り戻した結果を全部セリフで説明してしまった。こんな脚本が賞をとった?信じられない。主人公にとって救いとなる最初のきっかけは優しい老夫婦との出会い(これもまたありきたりすぎな展開で驚くが)、その優しいおばあちゃん役が案の定風吹ジュンで(笑)他にこういう役できる人いないのかね?老夫婦と出会ってちょっと救われたかと思った主人公がその直後、青森ナンバーの夫婦になぜ乗せてくれないのかと癇癪起こし始めて「なんだコイツ」とまた醒めてしまった(あのシーンは本当に何の意味があったんだろう?せっかく改心した主人公を乗せてくれない他人の冷たさってこと?それは作り手の勝手な意見すぎない?客観的にどうみても不審者で、俺でも乗せないいわあれは) 置いてきぼりにした竹原ピストルは再会した主人公に謝りも気遣いもしない、到着しただけで亡父との再会を描かない演出(わざとだろうけど物足りない)、号泣してるのに出ない涙(俺この演技大っ嫌いなのよ。テレビドラマならともかく劇場の大画面に映すのになんで世の中の監督はこれにOK出しちゃうんだろう)、ほぼ全てが口にあいませんでした。同じ監督で前に観たのは「私の男」で、これも合わなかった(後で原作小説を読んだら大変面白かったのでそもそも監督とそりが合わないのかもしれない)。