ザリガニの鳴くところ プロット

全世界で累計1500万部を売り上げたディーリア・オーエンズの同名ミステリー小説を映画化。ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望な金持ちの青年が変死体となって発見された。犯人として疑われたのは、「ザリガニが鳴く」と言われる湿地帯で育った無垢な少女カイア。彼女は6歳の時に両親に捨てられて以来、学校へも通わずに湿地の自然から生きる術を学び、たった1人で生き抜いてきた。そんなカイアの世界に迷い込んだ心優しい青年との出会いが、彼女の運命を大きく変えることになる。カイアは法廷で、自身の半生について語り始める。リース・ウィザースプーンが製作を手がけ、ドラマ「ふつうの人々」で注目を集めたデイジー・エドガー=ジョーンズが主演を務めた。音楽は「ライフ・オブ・パイ
トラと漂流した227日」でアカデミー作曲賞を受賞したマイケル・ダナ。テイラー・スウィフトが本作のためのオリジナルソングを書き下ろしたことでも話題を集めた。

ザリガニの鳴くところ オンライントレーラープレイ

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ザリガニの鳴くところコメント(7)

Mnkxsohgisp
Mnkxsohgisp
湿地の少女、それはアメリカの田舎地域においては、移民と同じ差別対象。地域住民は、彼女が子供の頃から忌み嫌われる存在だった。そんな彼女に、殺人事件の嫌疑がかかる。このシチュエーションから、ダンサー・イン・ザ・ダーク(Dancer in the Dark:2000年)の主人公への死刑判決が頭をよぎる。上映時間は、2時間を超えるが、物語は湿地の少女の幼年時代から始まり、最後までつづく。そして、最後まで見ないと、事件の真相はわからない。大湿地帯という美しい景色の中で、恋愛あり、ハラハラドキドキありのいい映画でした。
Elpseesuufl
Elpseesuufl
ネタバレ! クリックして本文を読む
1969年米国ノースカロライナの田舎町。
町はずれの湿地帯で、若い男性の墜落死体が発見される。
チェイスという名の彼は金持ちの息子で、町での人気者。
容疑者として逮捕されたのは、湿地帯にひとりで暮らす若い娘カイア(デイジー・エドガー=ジョーンズ)。
幼いころに家族から見放され、湿地で暮らしてきた彼女は「マーシュ・ガール(湿地の娘)」と町のひとびとから蔑まれていた・・・

といったところからはじまる物語で、映画は50年代、幼い頃のカイアの家族の物語にとぶ。

町から離れた湿地畔で暮らすカイアの一家は子だくさんの一家で、軍隊還りの父親は暴力的。
何かなく母親を殴りつけている。
ある日、母は何も言わずに去り、カイアの姉兄たちも順々に去ってしまう。
テイトという貧しい家の少年と湿地で出逢ったカイアだったが、父親から会うこと禁じられる。
しかし、その父もカイアのもとを去り、ひとりで生きざるを得なくなってしまう。
それから数年・・・
ハイティーンになったカイアは、成長したテイトと再会し、彼から読み書きを教えてもらう。
昵懇となったふたりであったが、テイトは貧しさから抜け出すべく、大学に進学し、カイアのもとから去ってしまう・・・

といったことが、裁判前後の様子を挟みながら進行します。

この前半が秀逸。

久々の本格文芸映画の雰囲気があり、米国湿地帯の風景の美しさも存分に、アメリカ映画の浪漫を感じます。

で、テイトが去った後、カイアが出遭うのがチェイスで、金持ちのボンボン。
「みてくれ」はいいが、中身はペラいのがすぐわかるという代物ですが、世間知らずのカイアにはまぶしい・・・

と、やはり!な展開。

以降は、風景の美しさを排除し、若いふたりの人物接写中心の演出で、少々、飽きが。

さてさて、そんなこんなで、映画を観ている方としても、カイア怪しい・・・と思うのですが、幼い頃から書き溜めた湿地の生物の絵が出版社に売れ、本となり、事件当日の夜には彼女は遠方にいたことが判明。

裁判は、「マーシュ・ガール」と蔑まれてきた彼女への偏見を払い去ることができるのか、というあたりに焦点が移っていくが・・・

と、ここから先は書きません。

ですが、この映画を観て思い起こした映画をいくつか挙げると、『アラバマ物語』『きみに読む物語』『黙秘』など。
最後に挙げた一編は、カイアに寄り添う弁護士役をデイヴィッド・ストラザーンが演じているせいかもしれません。
ストラザーン、この手の米国片田舎映画には欠かせない存在ですね。

久々に、本格文芸ミステリ映画を堪能しました。

ということで、評価は★★★☆(3つ半)としておきます。