靴ひものロンド プロット

「ワン・モア・ライフ!」「ローマ法王になる日まで」などで知られるイタリアの名匠ダニエレ・ルケッティが、ドメニコ・スタルノーネの小説「靴ひも」を映画化した家族ドラマ。1980年代の初頭。ナポリで暮らす4人家族の平穏な日々は、父アルドの浮気によって一変した。両親の激しい口論や父の魅力的な愛人、壊れていく母ヴァンダの姿を見つめながら、子どもたちはローマとナポリを行き来する。数年後、離散していた家族はふとしたきっかけで再び一緒に暮らすことに。それからさらに月日は流れ、アルドとヴァンダは夏のバカンスへ出かけるが、帰宅すると家は激しく荒らされており、飼い猫がいなくなっていた。アルドとヴァンダの若き日を「幸福なラザロ」のアルバ・ロルバケルと「輝ける青春」のルイジ・ロ・カーショ、老年期を「息子の部屋」のラウラ・モランテと「ボローニャの夕暮れ」のシルビオ・オルランドがそれぞれ演じた。「イタリア映画祭2021」では「靴ひも」のタイトルで上映。

靴ひものロンド オンライントレーラープレイ

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靴ひものロンドコメント(20)

Husneteotr
Husneteotr
巧みな伏線回収と時系列をシャッフルした展開が魅力的であっという間の100分だった。
本作のテーマは家族、不倫、結婚と恋愛の違い、親としての在り方…などなどいろいろ含まれている。
一番の被害者は子ども、一度は家族を捨てて愛人を選んだ父がまた戻ってきた。
一度壊れたものを修復することは不可能に近い。大きく傷ついた家族、ましてや子どもの心には深い深い傷が刻み込まれていて、ラストはそれが大きく浮き彫りになる。

浮気や離婚は夫婦の自由、だけど子どもを巻き込むのは違うよね。そういったメッセージが感じられる。
社会的システムである結婚とは、夫婦とは、家族とは何かを今一度考えさせられる作品。
Ihdatcrtey
Ihdatcrtey
複雑な家庭環境の中で育つと…😢
娘は小さい時あんなに可愛かったのに、変われば変わるもんだ。
子供の気持ち、痛いほどわかるけど、ちょっとやり過ぎかな。
でも我が子もそうなるかも…怖い😓
Oeulvelyssg
Oeulvelyssg
日本で劇場公開されるイタリア映画が決して多くないなか、ダニエレ・ルケッティ監督作が昨年の「ワン・モア・ライフ!」、そして本作と2年連続で新作が上映されるのは、何かしら日本人観客に好まれる傾向があるのだろうか。「ワン・モア・ライフ!」はルケッティ監督のオリジナル脚本だったが、今作はイタリア人作家ドメニコ・スタルノーネが著して国外でも高評価された小説を原作としており、脚本にはスタルノーネも参加した。

1980年代のナポリで暮らす4人家族。父アルドはローマのラジオ局で朗読の仕事をしているのだが、職場の魅力的な女性リディアと不倫し、家を出て行ってしまう。

場面が変わり、老夫婦が暮らす家に若い女性の配達人が訪れ、その後しばらく留守をした夫婦が帰宅すると、家の中がひどく荒らされている。

しばらくは別々の家族の群像劇的な作りかなと思ったが、じきに30年後のアルドとその妻ヴァンダのエピソードだとわかる(老夫婦を演じる2人が、80年代の夫婦を演じる2人と似ていないのが難点)。映画は80年代と2010年代を行ったり来たりしながら、家族4人それぞれの思いや、アルドと愛人との暮らしぶりなどを描いてみせる。

イタリア人なら自由恋愛にもっと寛容かと思っていたが、どうやら偏見のようで、少なくともヴァンダはずっともやもや、いやそれどころか整理のつかない感情を募らせ、極端な行動に走るようになる。幼かった姉と弟も、もやもやを抱えたまま成長し、大人になる。

そんなもやもやが映画の大半を薄暗く覆い、観る側もすっきりしないままストーリーを追うことになる。心に余裕があれば、こんな話もエンタメとして楽しめるだろうか。実体験として過去に大切な誰かの不倫や浮気でつらい思いをした人なら、どんな気持ちで鑑賞するのだろう。そんなことを想像して、またもやもやする。
Lepcevloais
Lepcevloais
テキトーでその場限りの思いつきで行動する夫。縋る妻の深謀遠慮。いつからか、仮面を被った子どもたち。なんとも背筋が凍る家族の物語が、時系列を錯綜させてコメディータッチで描かれてゆく。しかし大詰めで、舌を噛み切りたくなるような事が数十秒後に発生する予感で、エンドクレジット。うーむ、欧州映画だ。
60年前なら、妻役は絶対にソフィア・ローレンだったろうなあ。
Gospkxmnihs
Gospkxmnihs
なんだか不思議な魅力の映画だった

最後も良し

どうでも良いことだが、

夫婦どちらも、年取ってからの方が美形だった