ニトラム NITRAM

6.7/10
合計16件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   112分
言語   まだ情報はありません
書かれた   ショーン・グラント
劇場で   03月25日 2022
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ニトラム NITRAM プロット

1996年4月28日、オーストラリア・タスマニア島の世界遺産にもなっている観光地ポートアーサー流刑場跡で起こった無差別銃乱射事件を、「マクベス」「アサシン クリード」などで知られるオーストラリアの俊英ジャスティン・カーゼル監督が映画化。事件を引き起こした当時27歳だった犯人の青年が、なぜ銃を求め、いかに入手し、そして犯行に至ったのか。事件当日までの日常と生活を描き出す。1990年代半ばのオーストラリア、タスマニア島。観光しか主な産業のない閉鎖的なコミュニティで、母と父と暮らす青年。小さなころから周囲になじめず孤立し、同級生からは本名を逆さに読みした「NITRAM(ニトラム)」という蔑称で呼ばれ、バカにされてきた。何ひとつうまくいかず、思い通りにならない人生を送る彼は、サーフボードを買うために始めた芝刈りの訪問営業の仕事で、ヘレンという女性と出会い、恋に落ちる。しかし、ヘレンとの関係は悲劇的な結末を迎えてしまう。そのことをきっかけに、彼の孤独感や怒りは増大し、精神は大きく狂っていく。「アンチヴァイラル」のケイレブ・ランドリー・ジョーンズが主人公ニトラムを演じ、2021年・第74回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。

ニトラム NITRAM オンライントレーラープレイ

ニトラム NITRAM 俳優

ニトラム NITRAM 写真

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ニトラム NITRAMコメント(5)

Mpsihokgsnx
Mpsihokgsnx
ネタバレ! クリックして本文を読む
突然ですけど...
作曲者については、イギリスの16才の女性であるとされるけど諸説あるピアノ曲♪チョップスティックス( Chopsticks)... 日本では『トトトのうた』と言うらしい、知らなかった。
若き頃のトム・ハンクス主演映画『ビッグ/BIG (1988)』でロバート・ロジア演じる社長のマクミランと彼とのコメディを象徴する楽しい連弾をするシーンで前半が♪Heart And Soul で後半は♪Chopsticksを床に敷かれたピアノの鍵盤だけのおもちゃで二人仲よく足で演奏していたのを本作でも富豪の女性との心が打ち解ける場面で使われていた。

カーゼル監督による孤独からの絶望感から生まれる残虐性をそれ操るように演じていた主人公の二トラムとしてのケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技に対する学習能力は人並み以上にも見える。下記のセンテンスは、匿名性が高い為か名前の出てこない母親と二トラムの経済的応援者であり、どこか精神的復古主義的女性でしかも世捨て人的イタイ富豪ヘレンとの二人っきりでの会話より... (mum:イギリス系英語。ゆえにオーストラリアはコモンウエルスに加盟)
Mum: I just couldn't find him. Ran into all the shops. Strangers were
stopping to help me. I looked for him for over an hour. Tears
streaming down my face. I was hysterical. Well, you know... I
mean, that's the worst thing isn't it? A mother losing her child.
Helen: What did you do?
Mum: I gave up and went back to the car. I was going to drive to the
police station. But then... I heard someone laughing. I looked
around... and there he was... lying on the floor of the backseat
... looking up at me, laughing.

"Laughing at my pain."
Laughing like it was the funniest thing in the world.
このセンテンスは凄く興味深い... これはあたかも母親がアスペルガー症候群丸出しの二トラムと付き合っているヘレンに対して同情のようで警告のようにも取れる... でもしかし、二トラムと同じターコイス・グリーンの瞳を持つ彼女は... 自己受容なんてのを持ち合わせていない人の事は考えないお為ごかしで一見知恵遅れのようで彼二トラムも人に対する偽善的行いの肯定者であり、ママは一番の理解者であることからラストまで観れば二トラムの非道さは母親のDNA譲りということが言える。

Landry Jones suffered the ultimate indignity of "apparently sounding
like a Kiwi, a New Zealander," he laughed.
ヤンキーのテキサス人である主演の二トラムを演じたジョーンズが数か月の準備期間だけでオーストラリア訛りの英語をそれもオーストラリアのお化け番組でカリー・ミノーグを世に出したソープオペラ、たぶん夕方に放送されていた『ネイバース』を練習台にしたとか... イエローのお猿さんが"キー、キー"と言うように字幕を嫌う日本では関係ないけどものお話。

余談として... だいぶ昔、南の島で働いていた時、友達の誘いでオーストラリアのブリスベンへ行くことに... 泊まるのはただなのでただをこよなく愛する者にとってはホイホイと... ブリスベンのダウンタウに着き、電車を降りると目の前のマクドの玄関にゴキちゃんが一匹お出迎えよろしく... それからバスに揺られて着いた田舎町では、今でも覚えている。この映画のように壁一面に並べられた狩猟用の銃の事を今でも思い出す。本作でもテロップで流れたけれどもオーストラリアでのセンセーショナルな事件だけにそのことで銃規制が一旦強化されたけれども
There are now more firearms owned in Australia than in 1996.だって⁉クッサー、アホ、クッサー

余談の余談として... むかしむかし、タスマニアには原住民のタスマニア人が20万人以上住んでいました。それがイギリス人の手によって1876年には地球上にはタスマニア人は誰もいなくなりました。ドイツ人の可愛いところは国連の調査団を受け入れたことで映像という記録媒体に残りましたけどもイギリス人の場合はわざと人口統計も取らずに記録には残さない悪知恵があり、その残虐性はある者は鼻をそぎ落とされ、耳を奪われ、子供にいたっては指を切り落とされパイプ用の栓にされました。コケージョンの犠牲者が35人ってか⁉
人類初のマンハンティングを実行した方々に乾杯ってか? それと銃撃戦なんて過激なものは出ませんから... お金をかけないつまらない映画、何か?

差別立国のオーストラリアは先住民であるアボリジニの市民権を1967年にようやく認めている。
それと言い忘れていました。モノホンの方はこんなケイレブ・ランドリー・ジョーンズなんて役者よりもイケメンです... もう一度、何か?
それともう一つ、オーストラリアでは1968年に死刑制度は廃止されているので、この方最高セキュリティーの牢屋でピンピンされています。2021年現在
Yellenfeol
Yellenfeol
2022年3月14日
映画 #二トラム #NITRAM (2021年)鑑賞

オーストラリアで起こった無差別銃乱射事件について、犯人の青年が犯行に至るまでの行動や生活を丁寧に描いた作品

子どもに対する母親と父親の対応が異なりますが、どちらが正解か難しいですね

@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございま
Kmsxhnsigpo
Kmsxhnsigpo
There is virtually no joy to be pulled from Nitram, an account of the man who committed a mass shooting in Tasmania. His mental illness is singular, an untreatable recluse who mows lawns and plays with fireworks in the bush. The movie is a linear descent into the unfortunate historical moment, which surprisingly is skipped altogether. At best will have you saying, "I didn't know about that."
dqcyvlp
dqcyvlp
オンライン試写会にて鑑賞。

この映画を観終わった時に思い出したのは、黒澤明監督の『影武者』である。
『影武者』のクライマックス「長篠の戦い」では敢えて銃撃戦を描かずに、敗戦した武田軍が織田側に叩きつぶされたシーンが芸術的スローモーションであった。
本作のクライマックスも、予告編を見る限り、オーストラリアで起こった無差別銃乱射事件であるはずだが、意外な終わり方…。

(※)まぁ、『影武者』が公開されて初めて観た時には銃撃戦シーンの省略形が若干の不満はあったものの、結構気に入った作品だったので、結局、映画館に3回観に行った。ヒマな学生だった…(笑)

さて、本作は、オーストラリアでの無差別銃乱射事件を起こした若者ニトラムが両親と如何なる生活をしていて、ヘレンなる母親と同じぐらいの年齢の女性と親友になるのだが、様々なことがニトラムに起こる。
同級生からはバカにされて、思い通りにならない生活を過ごすニトラムは、もともと抗鬱剤を飲んでいたものの、精神が大きく狂っていく出来事に暴発するさまが丁寧に描かれた作品だと思う。

何がどのようにして起こって行ったのか…などの記載は避けるが、若者の暴発に至る過程を丹念に追った映画で、なかなか見応えあり。
ただ、冒頭に記載した通り、クライマックスの表現については、個人的にやや不満が残る映画に見えた。
Heagaonudrdsn
Heagaonudrdsn
Filmarks試写会にて。
幸いにも劇場公開時に販売されるパンフレットまで頂けたため、試写会開始前にパラパラと目を通すつもりが情報量の多さにまずはそちらに引き込まれてしまった😅
普段パンフは買わない主義。なぜなら置き場所に困るから。でもたまにこうしてパンフレットを見ると、作品をより理解するのにパンフレットってのは一役買ってるんだなー、と実感。紙媒体ではなくWEB版の割安パンフレットとかあれば内容みたいのにな……

久々のパンフレットに感動してしまったけど、映画の話。
カンヌで評価される作品との相性が悪い自分だけど、カンヌで男優賞獲ってるこの作品はなんで称されたのか理解できる。だって主役のケイレブ・ジョーンズが演じるマーティン・ブライアント、ヤバいくらいの怪演でしょ😲めちゃくちゃ身近にではないものの、これまでにブライアントみたいな振る舞いをする人周りにも居た。だから感じるリアル。観ていて恐ろしく感じさせられたほどのリアル。マジで怖かった〜〜〜😱😱😱
殺戮の場面が描かれるわけでもないのにこんなに恐怖を感じさせられる監督と主演の彼、凄すぎる………