ゴヤの名画と優しい泥棒 プロット

1961年に実際に起こったゴヤの名画盗難事件の知られざる真相を描いたドラマ。2021年9月に亡くなった「ノッティングヒルの恋人」のロジャー・ミッシェル監督がメガホンを取り、本作が長編劇映画の遺作となった。1961年、世界屈指の美術館ロンドン・ナショナル・ギャラリーからゴヤの名画「ウェリントン公爵」が盗まれた。この事件の犯人はごく普通のタクシー運転手である60歳のケンプトン・バントン。長年連れ添った妻とやさしい息子と小さなアパートで年金暮らしをするケンプトンは、テレビで孤独を紛らしている高齢者たちの生活を少しでも楽にしようと、盗んだ絵画の身代金で公共放送(BBC)の受信料を肩代わりしようと企てたのだ。しかし、事件にはもうひとつのある真相が隠されていた。主人公ケンプトン役を「アイリス」のジム・ブロードベント、妻のドロシー役を「クィーン」のヘレン・ミレンが演じるほか、フィオン・ホワイトヘッド、マシュー・グードらが脇を固める。

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ゴヤの名画と優しい泥棒コメント(9)

Gpixmnohkss
Gpixmnohkss
2022年2月16日
映画 #ゴヤの名画と優しい泥棒 (2020年)鑑賞

テレビの受信料を払えない高齢者がいるのに、ゴヤの名画 #ウェリントン公爵 をアメリカから買い戻したイギリス政府への怒りが主人公を突き動かす・・・

実話というのが凄いですね

@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
Eogimcbeacm
Eogimcbeacm
An I, Daniel Blake caper, the story of a bus driver, once imprisoned for not paying his TV tax, conducting a Robin Hood-style act of stealing a treasured painting from the British museum. It's the kind of forgotten tale that's perfect for a modern movie, holding a mirror to our time and seeing the parallels to an era that if not for movies we'd be compelled to think was completely unalike.
Vbldeeilaeg
Vbldeeilaeg
こういう小粋なユーモアは、やっぱり涙を誘ってくる…。いい歳の取り方、じゃないのは分かってるんだけど、そう見えちゃうのよ。2人がただ、微笑ましい。

歳を取れば取るほど頑固になって、その考えを曲げることが難しくなる。このお爺さんもその1人。公共放送の無料化を叫び、ほぼほぼ聞こえない声を上げる。周りの空気を気にすることなく、人種差別に反対したり、正しいためなら医師を曲げない。傍から見ればまがい物…。そんな彼が犯した罪。フライヤーを読んでなくて良かったのが1つ。面白い夢想家じゃないのよ…。それが。

実話を基にしているとはいえ、抱えている問題は結構いろいろ多く、今にも通じる。マンネリ化した夫婦関係、働かないと過ごせない余生…大変さが滲む。それと絵画がクロスしていく…。ケンプトンの饒舌さにユーモアがほんのりと乗っているから、ラストはやっぱりジーンとくる。オシャレでユーモアが素敵。いい時間を過ごさせてもらった気分。もちろんやっちゃいけないことだし、こうなるとは限らないんだけど。笑

ロジャー・ミッシェル監督の作品を観たのはこれが初めて。知ってるタイトルの作品もあるけど、こうして交わったのも1つの縁。惜しまれつつも遺作となった今作。これを機に過去作を漁ってみようかな…。
Pkmlsealsa
Pkmlsealsa
本作はまさに今見るべきイギリス映画だと言えると思います。
それは2021年9月に亡くなったばかりの名作「ノッティングヒルの恋人」のロジャー・ミッシェル監督の長編遺作であること。
そして、本作は「1961年を描いた作品」であること。
この「1961年」というのは、まさに今「旬」な映画版「ウエスト・サイド物語」が世界的に公開された年で、本作でも主人公が奥さんを映画に誘っています。
その際の作品解説のセリフが「歌って踊る『ロミオとジュリエット』」と的確です。主人公が戯曲家を目指していることが伺えるセンスの良いセリフが多くあり、会話劇としても楽しめます。
さらには、今から61年前の「1961年に実際に起こった国宝のゴヤの名画盗難事件」の真相が分かり、この物語が、2000年以降のイギリスにつながっている、という意外な現実を俯瞰して眺めることもできるのです。
平坦なカット割りではなく、当時のイギリス映画のようなオシャレな音楽やカット割りも取り入れるなど、実話の物語として時代背景を上手く活用しています。
しかも「法廷モノ」としても面白い作品で、ロジャー・ミッシェル監督も悔いはないのでは、と思います。
slunia
slunia
映像も音楽も編集もエッジが効いていながら懐かしい感じもして楽しかった。60年代のロンドンの街の様子が素敵に挟み込まれていた。

主人公ケンプトンの顔を見るたびに、次に何言うんだろうとワクワクと待つ自分に気がついた。「パキ野郎」と若い同僚を差別して扱う上司に抗議してパン工場クビになるが妻にはなかなか言えなくて色々工夫する。かわいい。

「パキ」の言葉で映画「ボヘミアン・ラプソディ」のフレディーを思い出した。絵画ということでは、「黄金のアデーレ」でクリムトの絵をみごとにオーストリアから取り戻したヘレン・ミレンがこの映画では、ヘボ(だけど憎めなくて家族を愛して面白いこと言う善き隣人)である夫の妻。家政婦の役も堂々としてました。大女優、なんでもやるしできる!ヨーロッパの女優の強さと自己肯定力には力づけられる。

法廷場面はイギリスだからどうしても笑ってしまう。なんだあの鬘!イギリスってなんか変で面白い。被告のケンプトン、さすが劇作家で紡ぐ言葉が素晴らしい。弁護人も素敵だった。ケンプトン役のジム・ブロードベント、役者!動きも表情も本当に良かった。この事件を受けてイギリスは2000年から75歳(70でしたっけ?)以上は国営放送視聴無料!さすがプラクティカルな国だ。そういう部分は日本も見習えるんじゃないかなあ。何かあったらそれを参考に実現する、実行する、謝罪するっていうこと。