ジャンク・イン・ザ・ダーク
プロット
アメリカ
07月02日 1988 劇場で
アローン・イン・ザ・ダーク
プロット
カナダ・ドイツ・アメリカ合作
05月20日 2006 劇場で
ダンサー イン Paris
プロット
フランス・ベルギー合作
09月15日 2023 劇場で
フロム・ザ・ダーク
プロット
アイルランド
05月20日 2015 劇場で
呪いの迷宮 ラビリンス・イン・ザ・ダーク
プロット
イタリア
04月22日 1989 劇場で
イン・ザ・スープ
プロット
アメリカ
12月18日 1993 劇場で
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ダンサー・イン・ザ・ダークコメント(20)
(作品全体)
奇人トリアー監督の作品としては2作目の鑑賞。最初にみた「ドッグヴィル」よりは覚悟ができていたため衝撃が薄かったが、普通の映画として軽い気持ちでみてはいけない。レビューは賛否両論あるけど、そもそも万人受けを狙っている作品ではないのでそこも含めて監督の狙い通りという感じがしたした。むしろ、監督は「胸くそな鬱映画だ!」という反応を喜んでいそう。ビョークはこの作品で監督にセクハラを受けていたと告白している。それも含めてこの監督は、撮る過程でも作品の中でも人の感情を弄んでいるようで好きになれない。ただこの映画は間違いなく類稀な才能の産物。みて良かったような悪かったような…間違いなく印象には残る作品。
(映画の中身について)
機材を置かずに撮る独特の手法が生み出すドキュメント感によって、自分もそこにいるかのよう気持ちになった。ミュージカルの演出は、観客をハラハラさせ、登場人物をどんどん追い詰めるため生かされている。ストーリーの構成や次第に追い詰められる登場人物の表現、盲目になっていく主人公を演じるビョークの超人的な演技や歌声が素晴らしかった。特に、終盤で主人公が「赤ちゃんを抱いてみたかった」と言う場面が妙に印象に残っている。母親の自己犠牲的な堅実な生き方を終始見せつつ、結局子どもは親のエゴで生まれるのだという皮肉を見せられて、感情をどう処理していいか分からなくなる。最後のカウントダウンと最後から2番目の曲は思わず涙した。
ビョーキの行動は自爆の連続で同情の余地なし。
周りの人間はキレイごとは言うけれど、ビョーキの生死がかかった状況にも銭を用意する発想もない。
ラストシーンも刺激的であるだけで、何のメッセージ性も無い。
不快なだけ。
なんか自己陶酔しがちな意識高い系の方々は喜びそうな映画だけど。
暗い、見ていて苦しい映画だったが、一生ものの傷跡のように、記憶に残りつづける映画である。
そもそもの話、頭の中で考えたことを実行にうつせる人は空想しません。その前に具体的な解決策と行動を描いて実行しちゃうので。そういうものです。
この映画の主人公がなぜなにもしないのか?しないのではなく、出来ないのです。そういう人は多いでしょう。私も時おりそういう状況になってもどかしく、そして後悔し無力感に苛まれます。
反論すべきならしろ、嫌なら嫌と言え、逃げたいなら逃げろ、実に一方向的なアドバイスです。なぜしないのか、なぜ出来ないのか、そういう人たちはどういう感情でいるのか。それを改めて考えさせられる映画です。
美しくない美しさが素晴らしいと思う。
劇が終わるように閉まるカーテンと上へ上がるカメラの演出が印象的
胸糞映画と言われているけれどそうは思わず。
ただ、好きな映画だ!といえる作品かと言われたらそうではない。2度は見れない辛い映画。