ディア・ハンター
プロット
アメリカ
12月14日 2018 劇場で
ディア・ドクター
プロット
日本
06月27日 2009 劇場で
ディア・ウエンディ
プロット
デンマーク・ドイツ・フランス・イギリス合作
12月10日 2005 劇場で
Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン
プロット
日本
08月26日 2006 劇場で
ナショナル・シアター・ライブ「ディア・イングランド」
プロット
イギリス
03月22日 劇場で
ディア・アメリカ 戦場からの手紙
プロット
アメリカ
12月17日 1988 劇場で
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ディア・エヴァン・ハンセンコメント(19)
しかし、そもそもこのテーマは映画向きだったことが、今回映画版を観て分かった。カメラは至近距離でエヴァンの戸惑いと驚き、絶望と希望を映し出してリアルだし、彼がついた嘘がもたらす顛末の処理は映画だけに許された手法が用いられている。一方で、マイクも俳優に張り付き、舞台に引き続きエヴァンをエんじるベン・プラットの歌は同時録音で収録されている。必然的に、撮影当時27歳だったプラットはダイエットして高校生に変身。その成果についてメディアは否定的だったが、筆者は全然OK。それに、オープニングを飾る"Waving Through A Window"から始まる彼の歌唱力は、全編を通してやはり圧巻なのだ。
孤独過ぎる少年の隠したい本音が台詞ではなく、エモーショナルなポップ・ミュージックを介して劇場全体に広がる。これは舞台、映画の両方が持つ新鮮味だと思う。
誰もが必要とされて、誰もが、誰かに愛されている事が実感できる世になれば、日本の異常な自殺数も減ると思うのですが・・。
刺さらない人で構成されてそうだもんなぁ、現代社会。
嘘から始まる物語だが、心の闇があまりにも深すぎて、主人公が吐露する、理想でない、現実の母親にする箇所が、全てを物語っているような気がしました。そして自分と向き合い、前向きに生きようと。
嘘の親友と自分が同じであったところが、複雑さを増していたような気がします。
非常によくできた物語と思います。