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劇場版 きのう何食べた?コメント(20)
「劇場版」ではありますが、スタッフやキャストは良い意味で「平常心」で、きっとドラマ版も似た雰囲気なのだと思われます。
まず、西島秀俊が演じるシロさんは、普段と全く変わらずでしたが、内野聖陽が演じるケンジには、思わず「えっ」と呟きました。なぜなら私の中での内野聖陽は、「臨場」での警視庁刑事部鑑識課・倉石でイメージが固まっていたため、あまりのギャップに当初は驚きました。
ただ、むしろ、こっちの方が実際に近いのでは、と思うくらいにハマっていて、自然と笑いを誘えるケンジというキャラクターになりきっていました。
山本耕史と磯村勇斗も良い味を出していて、劇場版からの新キャラクターの松村北斗も自然体ながら上手く世界観に溶け込んでいます。
通常の恋愛系映画はゴールがおおよそ決まっていますが、同性の恋愛なので明確なゴールは見えにくく、むしろその方が地に足のついた物語になっているように感じました。
そのため、主人公らと一緒に、「将来」、そして「今」を生きるために大切なことを考え、気付かされるような作品になっていると思います。
久しぶりのきのう何食べた。
映画の評価としてはやや不満。
「伝えるということ」が今作のテーマであったと認識。
それはそれで良いのだけれど、
不要なキャラクター&エピソードが邪魔だった。
具体的には美容室の新入りと裁判のくだり。
ここに時間割くならケンジの父親孤独死&実家エピソードに回した方が良かったのでは???
西島さん、スクリーンでお顔見ると正直老けたなぁと思うけど…仕方なし。
早めのドラマ2期を願うばかり。
オジサンと言っては失礼な、シロさんとケンジのカッコいい男2人の同棲生活。随所に笑いを交えながら、決して厭らしさは無く、性別を超えて、心から大切に想い合う2人の様子が、作品の端々から伝わり、観る人をホッコリと包んでくれる。
また、題名の通り、この作品のもう一つの楽しみは、シロさんが作る、美味しそうな料理の数々。次々と紹介され、食事シーンは、思わず唾を呑み込んでしまう。出汁が染み込んだブリ大根やリンゴの甘露煮のトーストは、ホント美味しそうだった。
そして、何といっても、ケンジ役の内野聖陽の演技が光る。歩き方、座り方、食べ方、何気ない仕草が、女性以上の女性らしさを醸し出している。シロさんを思う乙女心が、よく伝わる名演技。
そして、シロさん役の西島秀俊も、堅物な男であり、ケンジを包み込む温かさが、何とも言えず頼もしく見える。でも、内野に迫られた時に、西島が避けるシーンは、演技ではなかったような気がします(笑)。
最近まで、2人とも朝ドラで、全く違う役柄で、そのギャップもまた見もの。また、脇を固める山本耕史やマキタスポーツ、田中美佐子もいい味出して、笑いを誘ってくれる。
ケンジの母親や姉妹が、ケンジのトランスジェンダーを理解し、ガールズトークに花を咲かせるシーンは、観ている自分も心が癒され、救われるシーンであった。
トランス・ジェンダーの問題については、世間でも随分と理解が広まってきたが、きっと、まだまだ超えられないハードルも多いのだろう。しかし、そうした負な部分も、シロさんとケンジのように、互いに信じ合うことで、堂々と乗り切っていく2人の姿に、エールを送りたくなり、お腹も心もいっぱいになる作品だ。