罪と悪
プロット
日本
02月02日 劇場で
DIVE ダイブ 海底28メートルの絶望
プロット
ドイツ
02月02日 劇場で
瞳をとじて
プロット
スペイン
02月09日 劇場で
ジェントルマン
プロット
韓国
02月09日 劇場で
同感 時が交差する初恋
プロット
韓国
02月09日 劇場で
ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ
プロット
アメリカ
02月09日 劇場で
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アレックス STRAIGHT CUTコメント(2)
オリジナル版は随分前に観賞済みで細かいところは覚えていないけれど、単純な内容なのでストーリーは結構覚えている状況で観賞。
パーティーから先に帰った彼女がレイプされたうえにポコポコにされて、それを知り犯人を追いかける彼氏と、止めようと付き添う彼女の元彼の話。
オリジナル版はエンドロールの逆回しから始まり、結末から物語がスタート。何があってそうなったか、更にその前に何があったか、更にそれは、とシーン毎にさかのぼってみせていくけれど、今作はその名の通り時系列通りにみせていく。
シーン毎にワンカット風長回しで、シーンのつなぎはグルグルグルグル、これはオリジナル版の為の演出の名残りですね。
長尺レイプシーンの長回しが強烈とか言われているけど、個人的には言うほど?と思っていたし、壊れた幸せを後からみせてやり切れない余韻に繋げるという意味では面白かったけれど、どんどん盛り上がりがなくなりまったり冗長になっていた記憶が。
そこへ行くと話を知っているせいもあるのかも知れないけれど、今回のSTRAIGHT CUTは、序盤のラブラブからのグズグズ地下鉄トークの流れこそ相変わらず長ったらしく感じたものの、どんどん壊れて行く感じがして個人的にはこちらの方が圧倒的に好みだった。
ちなみに、本作のストーリーとは直接的には関係ないけれど、刑務所に入っていた話をするオッサンは、監督のデビュー作である「カルネ」とその続編「カノン」の主人公で、かたるのはその作品の出来事ね。
カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2021にて先行上映鑑賞。前作は未鑑賞。
モニカベルッチ演じるアレックスが地下道でレイ●被害に遭う。そこでパートナーとアレックスの知人が事件直後に犯人を探すこととなる。
特にパートナーの方は感情が制御できない状態に陥り暴走する。知人の方は冷静さを保とうはしつつも決して穏やかな状態ではない。最後はパートナーが関係ない者を犯人と思い込み荒れ狂うものの返り討ちに遭い大怪我を負う。そんな大怪我を負う姿を目の当たりにし知人も彼を助けようと暴走し人を殺めて逮捕される。
レイ●という一つの不幸な事件が被害者の周囲を、そして関係のない者も不幸にするまさに恐怖の一夜を描いた作品だった。
没入感が強い作品であり非常に不快感や復讐心を見ているこちらも強く刺激される。
自然と作品にのめり込む事ができる作品であった。
レイ●描写よりも事後の暴行が何より不快感を煽る。しかしアレックスのパートナー達も直後に動機は違えど結局同じ行動に出てしまってる悲惨さが心痛められる。
やはり人間はモラルを大切にしどんな状況におかれても冷静さを失ってはいけない事を改めて感じさせられる作品であった。