ツイスト&シャウト
プロット
デンマーク
08月05日 1989 劇場で
シャウト オブ アジア
プロット
韓国・日本合作
04月23日 2005 劇場で
イン&アウト
プロット
アメリカ
12月19日 1998 劇場で
ステッピング・アウト
プロット
アメリカ
06月06日 1992 劇場で
チェッキング・アウト
プロット
イギリス
08月03日 1991 劇場で
アウト・オブ・ブルー
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
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シャウト・アウトコメント(1)
昔、栗田ひろみという女優さんの『放課後』で彼女を意識して作られたとされる曲には ♪髪の色は 青い空に浮き立って...♪ なんて歌詞があったっけ? あまり意味はなさないけどこの映画『シャウト・アウト』を見ていて話しの展開が、それはないだろうという "いつの間にか" の別次元の場面に代わることで言葉がついつい出てしまっていた。
IPL: Hey clown, can you solve a riddle?
What goes around and comes around and stop to look you right
in the eye.
terrorist: What is he saying?
IPL: "Karma."
仲たがいをしていた女性と "いつの間にか" 恋人になり、主人公のロニーのおかげで兄が警察で出世をし、シリアではパキスタン人を撃退し、別ではテロリストの右腕の悪党が "いつの間にか" 兄弟のように彼ロニーを助ける友人となっている。テロリストのヘリ3機に取り囲まれても "いつの間にか" 高さ10mはあるヘリに飛び移っているし、そのヘリが墜落しそうになるとさっきまで平原の開かれた場所で建物なんか見当たらなかったのに "いつの間にか" 建物にジャンプするロニー... そして死んだはずのラスボスがロニーの前に現れる。とにかく父に言いつけを守り兄ヴィクラムが「ロニー‼」と叫べば、瞬間移動のごとく彼をかばうロニーさんでした。
弟、ロニーを演じていたのがタイガー・シュロフというアクションスターで前回拝見した『WAR ウォー!!』では兄貴分のリティク・ローシャンに遠慮してかイマイチだったけど今作では『マッハ!!!!!!!!』のようにアクロバティックで『スパイダーマン』のように綱を使い、カンフー・スター顔負けのスタンドダブルでなくご本人のように見えるし、胸に北斗七星が刻まれた方よりも一子相伝者にもなっている。カメラのアングルのせいかロニーが悪役を殴るシーンで、殴っていないのがモロバレなところや彼の体脂肪0%と思える8パックを見せつけられ続けると"お代官様、もうこれ以上はご勘弁を" なんて言葉も幻聴のように聞こえてくるって、お遊びはこれぐらいでと...
インド映画の最近の特徴として映画の始まりや左隅に警告文が見られることがある。それは喫煙シーンをカットする代わりに2012年くらいに、テロップを入れることを条件に、喫煙シーンそのものは解禁されたと言うことで、最近鑑賞する機会のあったインド国民の約8割を占めるヒンドゥー教ではなくて牛肉も食べるキリスト教の地方都市を舞台にした "走るマッドマックス" と呼ばれたインド発のパニック映画『ジャッリカットゥ 牛の怒り』でも生きた🐔を絞めるシーンでもろにセンサーを入れていて、この映画もそれには漏れずに指の欠損している場面では同じように演出していた。インド映画の楽しい一面の裏にはいろんな言語を持つ多民族性のためか国による結構検閲の厳しさを垣間見ることもできる。関係はないけども日本の映倫の天下りとは一線を画しているのがよく分かる。
ラスト近くのドカン!ドカン!とインドではCO₂制限なんてどこ吹く風の爆破シーンは前回「のむコレ'21」の一作『マスカレード』なんて後味の悪い映画を見ただけに掛け値なしの"空気の無駄使い観" が小気味よくも映ってしまっている。
インド映画のつきもののダンスシーンがこの映画に限ってパステルカラーの衣装と所々にそれを邪魔をしない原色をあしらった踊りてを配置することですごく見やすく、なおかつ美しい映像を映し出しているのも特徴なのが、『Baaghi』のフランチャイズ映画として過去には2作作られているということは、それなりにインドでは人気があったのかもしれない。ただインドやパキスタンが敵対している国同士の関係よりも民間レベルでは、"仲よくねって" の合言葉には、彼ら以外の誰もこの映画を理解し支持する人がいないのが欠点といえるかも...⁉
If crossing any limit, to keep your word given to your father...
is rebelling. Then I am a Rebel. If saving your brother's life...
and putting your own life at stake, is rebelling. Then I am a
Rebel. And always will be.
そして映画は終わりを告げていた... "いつの間にか"