ロベルトは今夜
プロット
フランス
10月27日 1988 劇場で
今夜はトーク・ハード
プロット
アメリカ
07月13日 1991 劇場で
007は二度死ぬ
プロット
イギリス
06月17日 1967 劇場で
今夜は踊ろう
プロット
日本
05月13日 1967 劇場で
亡霊は2度死ぬ
プロット
アメリカ
10月14日 1989 劇場で
007/死ぬのは奴らだ
プロット
イギリス
07月14日 1973 劇場で
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ライオンは今夜死ぬコメント(9)
何も変わっていなかった。子供達がクソジジイ呼ばわりするその
名優は今もホントに子供っぽい。それだけに愛らしくどんなに歳
を重ねても無邪気に飄々としたそのスタイルと即興演技を厭わぬ
柔軟性が微笑ましい。現実と妄想を行き来する描き方は単調だが、
監督が描きたいものを理解してから観るとなるほどねと思わせる。
死を演じることに意味があるのだろうか?ライオンは何かの象徴か?
ラストはジャンが死を演じる。
いつも通りの即興演出だが、撮影監督トム・アラリの美しい映像美が普段の諏訪映画にない彩りを加えている。
おそらくジャン=ピエール・レオーのことなどよく知らないであろう年代の少年少女たちが実に輝いている。かつての大スター、ジャンが自主映画を作ろうとしている子どもたちに出会い、映画を作る喜びを再発見する。その映画の内容は実にくだらないホラーなのだが、ジャンは美しいとこぼすように語るのが印象的だ。そこには打算も計算もなく、純粋に撮りたいものだけを撮る喜びに満ちている。大スター以上にこの映画の華となっているのは紛れもなく子どもたちであり、こういう自然な佇まいを引き出せる監督の演出力は見事。
フランス映画は退屈してしまうことが多いけど、本作はコートダジュールの景色やジャン・ピエールと子供たちの協奏が美しく、何かとてもいいものを見たような気持ちになった。
子供たちの撮影した映画の完成バージョンも講座の中で見せて頂いたが、本当に自由で面白い。音楽の著作権の関係で、公開が難しいと仰っていたけど、DVDの特典映像か何かで、多くの人の目に触れて欲しい。