フィンランドの作家トーベ・ヤンソンが生み出し、世界中で愛される「ムーミン」のパペットアニメーション。1978~82年にトーベ・ヤンソン監修の下、フィンランドでテレビシリーズとして製作されたパペットアニメを再編集し、カラー補正などを加えて製作された劇場版。「劇場版ムーミン
パペット・アニメーション
ムーミン谷の夏まつり」「劇場版
ムーミン谷の彗星
パペット・アニメーション」に続く、劇場版シリーズ第3弾となり、冬のムーミン谷を舞台に物語がつむがれる。冬になれば春まで長い眠りにつくムーミン一家。しかし、好奇心いっぱいのムーミントロールは、まもなく訪れる冬を感じるため外へ出かけ、そこで初めて「クリスマス」の存在を知り……。日本語吹き替え版では宮沢りえがムーミントロールの声を担当し、神田沙也加がナレーションを務めた。
ムーミン谷とウィンターワンダーランドコメント(7)
*声の出演*
宮沢りえ
*感想*
数年ぶりのムーミン映画。前のムーミンは普通のアニメーションでしたが、今回はパペットアニメーション。
ムーミンのキャラクター達は可愛らしいですし、ほっこりしますが、申し訳ないんですが、話がちっとも面白くないw 冬に纏わるお話なので、特に盛り上がった感じが全然ありませんw
もっと盛り上がるのかな?って思ってたんですが、、そこだけが残念w なので、何度も眠たくなりました。(笑)
それと、ムーミン家族がキノコ狩りに行くシーンは、どうしても下ネタにしか聞こえなかったw
総じて、微妙でした。ほっこりはしましたけどね、、
映画 #ムーミン谷とウィンターワンダーランド (2017年フィンランド・ポーランド映画)鑑賞
18人の登場人物を3人で吹えてる!#ムーミン を #宮沢りえ さんが、ムーミンパパ 、#スナフキン ほか計5人を #森川智之 さんが、ムーミンママ、#リトルミイ ほか計12人を #朴璐美 さんが!
最近はCGアニメーション主流の一方で、ストップモーションアニメーションも勢いがあって、最近では「KUBO クボ 二本の弦の秘密」があったし「ウォレスとグルミット」に至ってはオスカーも受賞したりしてるわけだけれど、そんな中でこの「ムーミン谷のウィンターワンダーラント」はストップモーションアニメとしては精度が低く粗も目立つのは否めない。フェルト生地のペラペラの布が目に見えるようなアニメーションだし、近代の他のストップモーションアニメーションに見慣れているとどうしても見劣りがしてしまう。そのため最初はちょっと違和感があったのだけれど、どういうわけか、次第にこの作品のアニメーションのぎこちなさも含め、私たちが抱いている想い出の中の「ムーミン」のイメージと重なり合ってきてきて段々気持ちが落ち着いていくような、ふと心が安らいでいくような気持にさせられてくるのも感じていた。子どもの頃、まだ名称が「Eテレ」に変わる前の「教育テレビ」で製作された人形劇でも見ているような感覚とでも言うのだろうか?
毎年、冬は冬眠していてクリスマスを知らないムーミン一家が初めて過ごす「クリスマス」の夜。「クリスマスさん」を招待する為にと見当外れなことをしながらも、ツリーを飾りごちそうを用意し美しいクリスマスの夜が用意され、そして最終的にはクリスマス精神に立ち返っていくという、実にクリスマスらしい映画になっていて、12月のこの時期になるのにぴったりの作品うれしくなった。それに、こういった素朴なストーリーを描くのに先進的なCGアニメーションよりも、こういったちょっと不器用なくらいのアニメーションの方がちょうどいいような気分もするものだ。「ムーミン」の物語らしく、ちょっとナンセンスなストーリーの奥に、ふとした深遠さを感じる雰囲気も含め、「ムーミン」映画としての安堵を感じる作品で、クオリティや質は脇に置いて、決して嫌いではなかった。少なくとも数年前のただナンセンスなだけだった「ムーミン 南の海で楽しいバカンス」よりはよっぽど良かったと思う。アニメーションとしての精度は技術的に見て「南の海~」に軍配が上がるかもしれないが、作品の内容と思えば個人的にはこちらの「ウィンターワンダーランド」の方が圧倒的に好き。クリスマス気分に浸りたくて選んだ映画だったので、その願望は十分に満たされたし、「ムーミン」に感じる郷愁も手伝って、なんだか優しい気持ちになって映画館を出ることが出来た。たまにはこういう映画を選ぶのもいい。そう思える作品だった。
・チャラい感じだと思ってたのが最後かっこよかった
・クリスマス知らないムーミン親子が一生懸命
・冬眠のしたくを手伝いたい