「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督が北海道・知床と東京を舞台に、2組の男女の時空を超えた愛を幻想的に描いたラブストーリー。東京で暮らす青年・涼は、亡くなった恋人ゆりとの思い出の品々を思いがけず手にしたことをきっかけに、マジシャンになることを決意する。ある日、自分と生き写しの人間がいることに気づいた涼は、生前のゆりの不思議な言葉に導かれるように北海道へ向かう。その旅の途中で、涼はゆりと瓜二つの女性・亜矢と出会う。亜矢もまた、2年前の事故で行方不明になった恋人で涼にそっくりな天才マジシャン・隆との再会を願っていた。「ライチ☆光クラブ」「曇天に笑う」の古川雄輝と「桐島、部活やめるってよ」の藤井武美がそれぞれ1人2役でダブル主演を務め、竹中直人、袴田吉彦らが脇を固める。
風の色コメント(20)
精神を病むとか、入院とか。
これまでの人生の中で
つまり 昭和から平成を経て 今は令和
見飽きた聞き飽きた そういうネタでまったく新鮮さのない切り口
もうどっさり持ち出して、こねくり回して
全然リアルじゃない話を
雰囲気という袋に詰めて
はいどうぞと
差し出された気分。
音楽は嫌いではないけどなんかどれも違和感あるし。
彼氏が訳あってその女性のために一流マジシャンになる訳だが、人物設定がいいだけに映画の脚本にケチを付けたい。
前半の彼女探しが眠い眠い。またマジシャンとの最初のこじ付けが分かりづらい。
面白くなったのは彼女が二重人格だとわかってから。
普通死んで事件沙汰になった場所でマジックやらすか?絶対許可がおりません。
また、元彼時代にあんなに彼女がテレビに移れば当時何かとあったはず。そこには触れず今彼も知らないなんて、、、都合の良い脚本と思ってしまいました。
今彼もマジック練習してないのにプロマジシャン並み、、、は〜って感じでした。
キスの回数もウザい。
列車と並走するのは止めましょう。
レオンネタにはすこし苦笑。
古川くんと武井さん、今後の活躍に期待します。
上映館が少なくて鑑賞日程に苦労しました。
浅い理解でも、ストーリーが成り立っているように思わされてしまうため(そこがこの映画のすごい点‼︎)気付く人はもしかしてあまりいないかもしれませんが、ちょっと引っかかるところ(これはしっかり観てれば一回目でもいろいろ気づく) をある視点に立って丹念に見直して行くと、実はそういうこと??という究極の物語が浮かび上がって来ます。(劇中に出てくる「月と6ペンス」が暗示するのは、6ペンスを探していると月を見失なうということなのか、監督は己の美学をひたすら追求する、ということなのでしょうか…)
韓国の監督だから韓流ドラマっぽい? そう思わせるのも恐らく計算ずく。
さらに北海道の景色の雄大さや、主演の俳優古川雄輝さんの身体を張った演技に目を奪われていると、これまたいろいろ見逃してしまいそうだし。
「S-島」「S-センス」をこえるクオリティで、核心に切り込んだプロモーションがあれば超話題作となり得る作品だとも思いますが、ハイセンスな監督にはそんな手法は似合わないですし。