フィフス・エレメント
プロット
フランス・アメリカ合作
09月13日 1997 劇場で
ビッグ・ウェイブ
プロット
アメリカ・日本合作
06月02日 1984 劇場で
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フィフス・ウェイブコメント(20)
ダメなレビューをする意味無いかもしれませんが、誰かの時間が無駄にならないようにと。。。
ちなみにキック・アスはもちろん大好きです!
クロエちゃんが出てるから観ましたが、うーん、途中から何でこうなっちゃうの。
「ゾンビ」ら少年が基地に集められてから始まる特訓シーンから急に陳腐に。
その後の展開でゾンビシーンはとても重要な意味を持つが、描きかたが滑稽で。ゾンビとかティーカップとか、変なキャラや個性を出さなくてもよかったのに。ハンガーゲームかよと思ってしまった。
はっきりいって、フィフス・ウェイブの謎はすぐわかっちゃいましたよ。
クロエちゃんパートはリアルさがあって、周囲で何が起きているかわからない状態で、それなりに緊張感があった。
だけど、人類が99%死滅しているという絶望的状況が全く感じられない、スケールの小ささ。
津波も地震もCGがちょっとお粗末だし、アメリカ人は地震をわかってない。斜面でもない林の木はあんなにバタバタ倒れませんて。まずは地面が液状化し地滑りが起きてから倒木でしょ。取って付けたような都市部の津波シーンも要らない。
そもそも最後のフィフス・ウェイブが効率的にいいとは全く思えない。
途中アザーズです、とカミングアウトしたエヴァンが「スイッチが入った」と言っていたように、事前に人間の脳に機械を仕込んでおいて、後で乗っ取った方が利にかなってないか。
その方が、映画的にも生き残った仲間が突然裏切るという場面が作れて恐怖が増す。
そして幼児らは脳を乗っ取られていないからこそ人間側にとって貴重である、という設定にすれば「純人間」である弟らの存在価値は益々高まると思うのだが。
…全て原作通り何だろうけどねぇ。
まあとにかく軍人らも事前仕込みなんだろうと考えると、本物のアザーズたちは上からの高みの見物をしているに違いない。エイリアンの本当の姿がわからないのだけは救いですね。
作品を通して「智略的な侵略者と人類の激闘」「弟を守るため奔走する姉と弟の家族愛」「愛する人のために行動する人間の美学」これらの内容をうっすら感じ取れたのですが、どれも極めて薄味で説得力もインパクトもありませんでした。
「段階的に地球を侵略していく地球外生命体の攻撃」という概要に興味を惹かれたのですが、序盤でほとんどの侵攻が終わり、なすすべなく人類の大半がやられていて凄くガッカリしました。その後の展開も微妙で先が読みやすく単純、序盤の侵攻シーンが一番盛り上がるところと言って差し支えないでしょう。
この内容であれば連続ドラマにして深堀りしたほうが面白くなる印象でした。
結局、クロエ・グレース・モレッツ演じる健康的で前向きな主人公の生きざまに尽きる。
現実世界で同じことが起こったと思うと恐ろしく感じた。
クロエ・グレース・モレッツが可愛かった。