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杉原千畝 スギハラチウネコメント(20)
ユダヤ人を救う。
政府の指令を無視し、罪の無い人々を救う。
それ以来2度目の鑑賞
なぜ「チウネ」ではなく「センポ」と名乗ったのか
その方が外国人は発音しやすいからだろうか
杉原千畝やその時代を熟知している人たちには物足りないかもしれない
だが杉原千畝を知らない人にとっては是非観てほしい良作である
20世紀のいつ頃か忘れたがテレビで彼を扱ったドキュメンタリー番組が放送されそれで自分は杉原千畝という人物を知った
義務教育において必ず取り上げなければいけない偉人なのに日本の教育はどうなっている
紙幣の肖像画になってもいいくらいだ
合作映画ではない邦画だが監督は外国人
そのほかにも何人か外国人スタッフらしき人物がいる
主な舞台はリトアニアを中心にヨーロッパ
邦画でありながら大多数が英語
当然のことながら字幕が多い邦画である
脚本は可でもなく不可でもなく
TBSの日曜劇場など連ドラで掘り下げてじっくりと物語をすすめればだいぶ違ってくるだろうが映画だからある程度は仕方があるまい
役者さん達には特に不満はない
英会話ができない自分にとっては堪能なだけで唐沢寿明を尊敬してしまう
小雪に関しては批判も多いが正直全く気にならなかった
外交官の妻あるあるなんて知らないし違和感は特になかった
ビザが発給されたのは1940年でそれ以前の日本での服装にしても特に違和感はなかった
おそらく当時の日本人女性全てがモンペ姿だと思い込んでいるのかもしれないがそれはあきらかな偏見である
日本人の脚本家が長崎広島の原爆人体実験を正当化するようなことを書いたことは残念でならない
しかし多くの外国人の視点からすれば仕方がないことかもしれない
小日向文世が演じた大島浩の「独逸は無敵である」という台詞は某朝日新聞記者の「ポルポト政権にはアジア的優しさがある」に匹敵する妄言である
しかしそれは時が過ぎた今だからいえるのかもしれない
新型コロナでパニックなった自粛警察の書き込みの数々も令和の妄言として永遠に語り継がれることだろう
妄言ついでに書くが一説によると日本人は元々古代ユダヤ人であり今のユダヤ人はユダヤ教徒というだけで民族として本物のユダヤ人は日本人らしい
それを思えばパレスチナ問題などでユダヤ人に蟠りがある日本人も少しは親近感が湧くだろう
映画の内容を云々する事はさほど重要と思えない程、人として立派な方であり模範な人と思います。!
「日本のシンドラー」と言われているが個人的にはシンドラーより杉原さんのほうが立派に思える。!
それは当時な外務省の命令に違反して自分にも不利益な状況になる事を覚悟したうえでのビザの発行である。!
(日本の敗戦後は自らもその功績を語る事ことなく外務省からも冷ややかな目で見られても言い訳しないで静かに去っていく本当に謙虚な人だ。!)
日本にとって暗い時代にも関わらずユダヤの人を救った杉原さんのような誇れる人物いてくれた事は嬉しい限りです。!
今でこそ、ドラマや歴史番組で取り上げられ知られる様になりましたが30年前まではしっている人はほとんどいなかったと思います。!
知られるようになったのは日本からと言うよりユダヤの人から言い伝えたのでしょうか。?
また河野外務大臣か謝罪したのがきっかけと思いますが。
(今でも知らない人は結構います。)
映画作品があれば後世の人も見られますからね。!
杉原さんに助けられたユダヤの人がお礼を言うだけで何年もかけて探して再開を果たすシーンは涙が出てきました。
受けた恩を忘れず行動をとったユダヤの人にも感動しました。!
追伸
映画とは直接関係ない話であるが5年年位前にテレビで見た話では、杉原さんのふるさとにある記念館に多くのイスラエルの人が訪れると言う。!
ありがたい話である。!
今でもイスラエルの人達は戦乱に苦しんでいる(パレスチナの人を含めて)
複雑な問題と思うが早くこの地域に平和が訪れる事を願うばかりである。!
違っている部分もあるかもしれないが、これまでの知識、この作品での情報を忘れないうちに。
ソ連への駐在を希望していた杉原千畝だが、隣国のリトアニアに赴任し、そこでは近隣でドイツとソ連がヨーロッパを侵攻しようとしていた。
ドイツ軍によるユダヤ人への虐待・虐殺のためにそこから離れようとするが、その方法としてリトアニア→ソ連(不法で潜りこむ)→日本→第3国しか方法がなく、そのためには日本の通過ビザを取得しないといけない。
日本国の方針として、条件に満たない場合は発給はしないが、日本国に無断でビザを発給する。2000人以上のユダヤ人に発給し、命のビザと称され、今現在ではその子・孫が4万人にもなるそう。
ウラジオストクで日本への難民を受け入れることができないと、船直前で足止めになるも、そこの外交官の一存で乗せ、第3国へと出国することができた。
2000年に日本国から正式に表彰される。
作品としては全体としてのストーリーは分かるが、細かいところで伝わりにくい。満州での出来事がよく分からないし、ベルリンでのやりとりもピンとこない。歴史を知らないと細かいところは厳しいのかな、と。
ストーリーとしてどの部分も削るのは厳しいけれど、歴史を知らない人にも丁寧に描いて欲しかった。