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親愛なる君へコメント(17)
弟さんも悪い人じゃないのだろうけどダメなやつよね。こうゆう手合いが一番タチ悪い。
子供が一番の被害者かな…上海で苦労しなきゃイイけど。
昨日同様、そっち系かとは思ったけど否定してる訳じゃない。
タイトルとは裏腹な流れで、きな臭さを感じたりするけど、異性とは違うのか?重さと言うか深さと言うか。
でも2日連続で似た様な感じで、食傷気味。
そうじゃなければなと。
この後、もう1本観たかったけど、まあいい席空いてない。
消化不良な1日か。
泣けるだけでなく、考えさせられる名作です。
それででも私は理解してますよ的なところがあわない
R18になる場面も不要
子供は最後のところを含めよかった
邦題もtenantであることに意味があると思うのだが、親愛なる賃借人では間が抜けた感じで仕方ないか
ー 岳人であれば、死地を共に潜り抜けた友は、一生の友になる事は知っている筈。
哀しいけれど、その逆も同様で、”一生の心の友”になるのである・・。ー
◆感想
・冒頭、ジエンイーは刑務所に入っており、裁判所で裁判官から尋問を受けている。
暗転・・。
・老婦・シウユーとその孫、ヨウユーの面倒を一人で見る青年ジエンイー。
正月の御馳走を作るも、中国から一時帰国しているシウユーの息子リーガンを含めた3人は卓を囲むが、ジエンイーは独り上階の部屋に上がっていく・・。
ー 何かが、ジエンイーをこの家に留めている事が、類推できる。そして、徐々に明らかになるジエンイーと彼らの関係性。物語は静やかに進む。ー
・老婦・シウユーは糖尿病を患っており、その影響で片足が壊死し始めている。
苦痛に悲鳴を上げるシウユーに対し、ジエンイーは献身的に介護する。
だが、シウユーはジエンイーに対し、下僕の様に接する。
”あの出来事は、忘れない・・”と言う言葉と共に・・。
・幼きヨウユーの両親はいない・・。
ー この後、徐々に明らかになるジエンイーとシウユーの長男リエンイーとの関係性と、彼らの間に起こってしまった事が描かれる。
台湾は、平地のイメージがあるが、劇中描かれているように、雲海を下に見下ろす山々がそびえる国なのである。ー
□リエンイーの末期の言葉”ヨウユーを頼む・・”と言う言葉を、自らの愚かしき行為のためリエンイーの家庭を崩壊させてしまった事に悔いを持つジエンイーの、健気な姿が切ない・・・。
・ヨウユーが、ジエンイーが”痛み止め”のために、身体の関係を持った男から手に入れた非合法のクスリ(アヘンかなあ・・。)を老婆・シウユーの願いで何粒も飲ませてしまう・・。
ー ジエンイーが、ヨウユー及び愛した男の家族を守るために、罪を被ろうとする姿・・。ー
・ピアノ教師でもある、ジエンイーが作曲中にヨウユーに”ここは翼が良いよ”と言われるシーンの、ラストとの連関性も良い。
そして、ジエンイーがゲイである事や、検察にシウユーの死との関連性を問われている事実が公表された時の、世間の静だが、ジエンイーへの見方が微妙に変わる描き方も上手い。
・そして、ジエンイーはヨウユーに隠していたヨウユーの父リエンイーとの関係性を、ヨウユーのノートに記す、”パパ2号より”と言う言葉と共に・・。
<ジエンイーの全ての疑惑が晴れるも、養子にしていたヨウユーは、中国に住むリーガンに引き取られている。
ある日、ヨウユーから届いたモノ。そこには、ヨウユーが奏でる拙いが美しいピアノ曲と、ヨウユーが”パパ2号”を励ます言葉であった。
じんわりと、心に響くラストシーンであった。>