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1秒先の彼 プロット 日本 07月07日 2023 劇場で
彼女の彼は、彼女 プロット フランス 07月06日 1996 劇場で
先輩と彼女 プロット 日本 10月17日 2015 劇場で
彼女と彼女の猫 プロット 日本 01月01日 2001 劇場で
彼のオートバイ、彼女の島 プロット 日本 04月26日 1986 劇場で
彼女のアリバイ プロット アメリカ 01月01日 1900 劇場で
1秒先の彼女コメント(20)
独特のテンポと演出の作品だが、物語が進むにつれ最初はあまり思い入れられなかった主人公二人への親近感がどんどん湧いてくる。
中盤のとあるシーンは「どうやって撮ったの?」ってなるし、その後はニコニコしながら種明かしを見ることが出来る。
エンディングテーマもなかなかモダンで良い感じだった。
いつまでも愛でたくなる小品…
初見の際、ワンテンポ早いシャオチーとワンテンポ遅いグアタイのそれぞれのキャラクターが好ましいと思ったし、彼女の失われた1日と彼の与えられた1日という種明かしや、街の人々がマネキンチャレンジよろしく静止した「フローズン・タイム」に出てきたような光景に感嘆したり、路線バスが海の道を走るスペクタクルに感心したりと、おおむね好感とともに鑑賞していたのだが、身動きがとれず意識もないシャオチーに対してグアタイが行った行動には、SF映画「パッセンジャー」を観た時に感じた居心地の悪さもあった。観終わってからプレス資料の中で山内マリコ氏が「無抵抗の女性を男性が好き勝手するのは、観ていて少しヒヤヒヤする」と書いているのを読み、やはりそう感じる人も少なからずいるのではないかと思った次第。
で、新作評論では「恋慕の情に突き動かされた行動が相手の気持ち次第でロマンチックにもセクハラにもなる」「恋愛を扱う創作物が何世紀にもわたって語り、刷り込んできた悪しき伝統」と書いた。本作の仕掛けはタイムトラベルやタイムリープとは異なるものの、ここではループものも時間停止も含めて大雑把に“時間操作系”とくくるとすると、時間操作系と恋愛物を組み合わせた映画は、振り返ってみると男性が女性に働きかけてロマンスを成就させようとする筋が圧倒的に多い。「恋はデジャ・ブ」「バタフライ・エフェクト」「アバウト・タイム 愛おしい時間について」などがすぐに思い当たる一方で、男女を入れ替えたパターン、つまり女性主人公が時間を戻って意中の男性をモノにする、みたいなストーリーはほとんど作られてこなかったのではないか。
そもそも時間操作系の映画で女性主人公が絶対的に少なく、例外的と言える「時をかける少女」にしても、細田守監督のアニメ映画版では、ヒロインがロマンスを成就させるのとは逆に、仲の良い男子との関係が恋愛に発展するのを阻止するためにリープ能力を使っていた。
これは時間操作系に限らないが、男性が試行錯誤して(時にはチートもいとわず)女性を射止めようと奮闘するのはコメディになるが、逆のパターンは笑えないとか、恋愛の成り行きをあからさまに主導する女性は“はしたない”などといった、長年の固定観念から作り手も受け手も抜け出せずにいるのではないか。
映画に限定しなければ、ロバート・F・ヤングのSF小説『たんぽぽ娘』や、竹宮惠子の漫画『私を月まで連れてって!』など、時間旅行を行うロマンスないしラブコメのヒロインは少ないながらも登場してきた。いつか時間操作系×恋愛物の映画でも、ジェンダーのステレオタイプを脱却した斬新なストーリーに出会えることを心から願っている。
頭の回転が超速い人の恋愛話かと思いきや、
1日をどこかに無くしてしまうという事件が発生。
設定のほか、演出もなかなか奇抜な芸術作。
良い点
・美人すぎない
・CGなのか?
悪い点
・通行できるようになっている
・あとの郵便局の周囲の描写が足りなめ
・映画ポスターのデザイン
主演の子は普通ーな感じがよいですな。
ストーリーはまぁまぁかなぁ。