愛について語るときにイケダの語ること

ジャンル   プロット
ランタイム   58分
言語   日本語
地区   日本
俳優   池田英彦   毛利悟巳  
書かれた   真野勝成
劇場で   06月25日 2021
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愛について語るときにイケダの語ること プロット

四肢軟骨無形成症の青年・池田英彦の初監督、初主演作で、障害を持った者のリアルな性愛を生々しく描き、彼の遺作となった異色ドラマ。四肢軟骨無形成症で身長100センチのイケダ。スキルス性胃がんステージ4の宣告を受けたイケダは生きているうちにたくさんセックスしたいと考え、その過程でカメラを回し始める。カメラを回す楽しみを覚えたイケダはある企みを思いつく。それは「僕の本当の姿を映画にして、見せつけてやる」ことだった。イケダは20年来の親友である脚本家の真野勝成を巻き込み、虚実入り乱れた映画の撮影をスタートさせる。イケダは2015年10月に闘病の末に他界。池田の意思を受け継ぎ、映画を完成させたのは、彼の親友で「デスノート Light up the NEW world」、ドラマ「相棒」などの脚本家・真野勝成。編集を「ナイトクルージング」「マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画」などの監督作がある佐々木誠が手がけた。

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愛について語るときにイケダの語ることコメント(5)

Sihxgspmnko
Sihxgspmnko
ある日。そう、あなたがひまつぶしにこの投稿を読み始めるような、こんななんでもない日に、自分の余命が宣告される。予兆も警告もない。実際にそれを伝えるのはあなたの主治医かもしれない。しかし肩越しで彼にそう云わしめているのは死を司るもの、死神だろう。この神に睨まれた者の多く(私もその一人)は突然の審判に、ただ恐怖におののき現実を直視できまい。
この映画の監督であり主役でもある「池田」はこの作品を武器にして、誰もが恐れ、目を背ける死の番人との対峙を「演じ」る。
しかし、彼が死神に向けて放つ弾丸は「チ◯ポ」である。作中彼は「チ◯ポ!」を連発し、実際に彼のチ◯ポ使用画像が幾度となく登場する。
なんと軽薄!なんと低俗!なんと軽妙!そしてなんと冷徹な自己への眼差し!
死神のやり口を「池田」は知っている。人間が恐れる死を目の前にちらつかせ、末期の人間を恐怖で支配する。そして足元にひれ伏す姿を最上の喜びとしていることも。
彼は一ミリも後退せず、軽薄に、低俗に、軽妙に「死」をやり過ごした。彼は何者にも支配されずに「作品」をエンドロールまで導いた。
私はこの映画を身障者モノとして観ることよりも、ある男の末期の在り様を観たいと思った。そして彼は末期の物語を自分なりに完成させたのではないか。誰にでも出来ることではない。
先に記した「死神に向けた弾丸」であるが、その弾丸はもしかしたら、あるいは健常者社会にも向けられていたかもね。身障者に「健全」を強いる私達に。
Smxphksnoig
Smxphksnoig
ネタバレ! クリックして本文を読む
あまり悲観的な話にしたくないという本人の希望があったのか、生前のキャラ的に周りが忖度してこうなったと思うんですが、話にまったく悲壮感がないんですよね
ガンで死ぬのに終始カラっとして明るい
風俗嬢相手に性欲を満たすシーンが何度もあって、そのバカバカしさに思わず笑ってしまう
で、気付いたら映画が終わっていました
本人が息絶えるシーンもありません

これは好みかもしれないんですが、それでもやっぱり死にたくないとか、もしくは風俗嬢じゃない金の介在しない女性に愛されたいとか、本人がそう思い直す瞬間が見たかったですね
生(性)に対する執着心、本音を見たかったです
障害者であることで周りに迷惑をかけたくない、情けをかけられたくないから本音を言わなくなった人間に見えたので尚のことです

1人、友達以上恋人未満の女性が出ていたのですが、それはプロデューサーが仕込んだ女優さんだったそうです。それも完全な蛇足だなと思ったんですが、もしかして最後はフィクションを越えてノンフィクションになるのかな? 本当の恋人になるのかなと予想しても、期待は裏切られる形に終わりました

最後にハグしてもいい?
女優からのリクエストに応えて本人とハグするシーンで映画は終わったんですが、あれは脚本に書かれていたのかプロデューサーからの指示だったのか、それとも女優の本心から出た言葉だったのかを舞台挨拶があったので女優本人に質問したかったんですが、質問コーナー自体が無かったので消化不良なまま帰宅しました
Mdedunmhia
Mdedunmhia
スキルス性胃癌で他界された四肢軟骨無形成症の池田英彦氏が胃癌を宣告されてからの自らを撮ったドキュメンタリー。

脚本家である友人と相談し、自分を主人公にしてたフィクションで、思い描く理想のデート像を撮ろうと考え実行する様や、風俗で性欲を満たしたり、療養したりという様子を見せながら自身の考えを語って行く。

脚本家である友人とは、互いに余計な気遣いのない本音での会話を繰り広げ、明るく素直な方だなという印象で、御本人は同情されるのは嫌だろうし気を遣われるのは好まないだろうけど同情してしまう。
本当のところでは判るはずもないのに。
そしてそんな池田氏も、逆に回りに気を遣ってしまうところもあるのかなと。その思いはどこから来るのかなと色々と考えさせられる。

好きと愛の違いは何なのか、恋愛ではないけれど、少なくともこの作品を託され応えた真野氏のそれは、愛と言って良いのではないかな。
jtlydl
jtlydl
もっとチャンスはあったはずの人生だったのかなと思う。
フィクションの彼女の告白に留保を入れるところが、興味深かった。
結局、この映画で何を撮りたかったのか、イケダくん自身が一番最後までわからなかったのだろう。
人生を楽しみ、前に向いて生きていったイケダ君、素晴らしいと思う。
pifiur
pifiur
※星取りは苦手。何か書きたくさせてる時点で☆5つ!

彼は生まれもった身体に
なにも不自由はなく見えた

お話は面白いし、
滑舌も歯並びもよいし、
目も見え、耳も聞こえ、
四肢も動かせるし、
顔もハンサムだし、
ボカシの向こうの男性器も正常に機能していた

障害者として区分されることに
納得していないように見受けられた
わたしも同感だった…
いや、これは単なるわたしの想いかもしれない…

どうして社会は、
彼を殊更に障害者と呼ぶのか、
とばかり思って観ていた
そして本人もそう思っていたのではないだろうか…?

突然の余命宣告に、
その部分が解決しないことに
悶々としたのではないだろうか、と

私の思い込みかもしれないけど…

個人的には贅沢な死に方だな、
と思った
やせ細った姿の自分を撮リ続けてくれる人がいるまま