紅花の守人 いのちを染める
プロット
日本
09月03日 2022 劇場で
山を守る兄弟
プロット
日本
10月27日 1953 劇場で
ピアノ ウクライナの尊厳を守る闘い
プロット
ポーランド
05月01日 2022 劇場で
走り来る人々
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アメリカ
03月27日 1959 劇場で
偉大なるアンバーソン家の人々
プロット
アメリカ
04月01日 1988 劇場で
サウラ家の人々
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スペイン
11月21日 2020 劇場で
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食の安全を守る人々コメント(9)
このラウンドアップを巡る問題は、Twitterデモや、Chg.Org.の署名活動もあったし、日本の政府や行政は酷いと思いつつも、バイエルのモンサント買収によるすったもんだの惨状を前から知っていたので、誰もが知っていることだと信じていた。
株式市場は、ある意味、非常に…というか、むちゃくちゃ正直だ。
山田さんが舞台挨拶で話していた通り、モンサントを買収したドイツの製薬大手バイエルの株価は、低迷しまくってる。
日本の政府や行政がだんまりを決めても、バイエルの負の遺産を懸念して、株式市場では売りが止まらないのだ。
モンサントの買収金額は日本円にして約7兆円。
買収によりモンサントの会社としての名前は消えたが、ブランド名として残っている。
モンサントは、アメリカ人が大嫌いな企業ワースト20社の常連だった。
バイエルは、モンサントと遺伝子組み換え作物(GMO)へのネガティブなイメージ払拭を試みたが、正直、成功しているとは到底思えない。
以下は、バイエルの1株あたりの株価の推移だ。
ただ、株価を突き動かすのは、その企業固有の業績や見通しに加えて、株式市場全体と歩調を合わせて値動きする部分があるので、あくまでも目安として見てほしい。
16年9月 モンサントの買収発表 約90ユーロ。
17年6月 買収撤回の可能性も残っていたのか、この月には最高値の約121ユーロを付けている。
18年6月 買収完了が報告された時点では、約100ユーロで、訴訟については、今、僕達が知り得ているほどの悲惨な状況にはならないと考えられていたのか、まだ、高い水準を維持していた。
19年8月 バイエルは、訴訟にかかる金額が多額になることを予想して、動物薬事業を円換算で約8000億円で売却することを発表。この時は、バイエルの事業圧迫が現実のものとなって、67ユーロまで株価は下落し、低迷のきっかけを見つけるのは困難になっていた。
20年6月 コロナ禍による世界的な株価大幅安を経て、バイエルは、訴訟の大部分決着と発表したが、動物薬事業の売却金額を超える円換算で約1兆円の支払いが引当金も含めて充当されるとした。この時点では、コロナに対して製薬会社としての期待があったのだろうか、また、動物薬売却額が、訴訟相当金額を充すとして、約66ユーロとほぼ変わらない水準を維持していた。
そして、21年7月2日時点では、約51ユーロ。
コロナに対して有効なワクチン或いは治療薬開発でも出遅れているとみなされている可能性もあり、ワクチンや治療薬開発に何らかのアクションが起きている企業は株価が上昇基調となるなか、更に低迷が続いている状況だ。
買収と訴訟にかかった金額があまりにも巨額で、新薬の開発が出来ないのかもしれない。
そして、僕はというと、この作品については、ラウンドアップの使用禁止と、GMOの明示義務化は同意するものの、無農薬と有機農法の違い、持続可能な農薬の使用方法のあるや無しやなど、触れる方が客観的な視点として良かったのではないかと思っている。
前に、ルワンダにコーヒーノキ栽培指導で入っているフランス人が、農作業を行う人の負担を減らしながら、持続可能性も追求することは可能で、過度に無農薬や有機農法を追求するような風潮を助長させる動きに警鐘も鳴らしていた。
ルワンダのコーヒー豆は、ルワンダ内戦後にフランス人や日本人が農業指導を行い、短期間で世界最高品質と認められるようになり、何度も賞を獲得している。
横道に逸れたが、まあ、だからこそ、日本の政府や行政にはしっかりしてもらって、透明性の確保や、安倍のような首相が、防衛品だけじゃなく、アメリカ産の農薬まみれの農作物を過度に買い付けて、トランプに恩を売るような行為を思いとどまらせてもらいたい。
安倍自身が、農薬まみれの作物を食べて、またお腹が痛くなって、どうにかなってしまうことについては、ネトウヨとは異なり、僕は一向に構わないのだが、彼は、きっと無農薬とか有機農法の作物を、たっかいカネを払って食っているのだ。ネトウヨは、お金なくて、そんなの食べられないのに…。
笑っちゃうね。
何とか日本の状況を変えたい。
果たして・・・・・
其れに尽きる
河野では喧嘩出来ない
北海道の中川2世みたく殺される米国に
高市が本気で喧嘩する女であれば
期待する
今回で自民党民を退会するが
昨年までなら、映画「タネは誰のもの」の時のように、「アップリンク渋谷」で上映&トークがあったはずだ。
上映して儲かる映画ではないはずだが、引き続きこういうドキュメンタリーを上映する映画館が残ってほしいものである。
自分は予告編を見て、「New GMO」、すなわち「ゲノム編集」に関する作品を期待して観に行った。
たから、除草剤「ラウンドアップ」の話で占められた前半には、「いささか古い話だ」と初めは困惑したが、杞憂であった。
モンサント社(バイエル社)が裁判で負けたことは知らなかったので、素直に驚いた。(山田プロデューサーが、何度も「日本では全く報道されない」と嘆いていたが、マスコミの政府への忖度だろうか?)
また、マウスの発がん性試験において、主成分「グリホサート」よりも、“未表示”の危険な成分、例えば「ヒ素」が効いている可能性があるという結果にも、大変驚いた。「ヒ素」が入っているなんて、ホントなのだろうか?
一方、後半の「ゲノム編集」のところで、有望株選抜のためのマーカーとして、「抗生物質耐性遺伝子」が、運び屋「ベクター」に組み込まれていることを、初めて知った。
(ただし「抗生物質耐性遺伝子」は「ゲノム編集」だけでなく、「遺伝子組換え」試験でも一般に使用されるようである。)
ただ、あまりにも話が駆け足だし、ゴチャゴチャしていて、何を言っているのか、自分はさっぱり分からなかった。
「日本で年間8000人が死んでいる」とか、「WHOは使うべきではないと言っている」とか、一体何の話だったのだろうか?
もっと丁寧に、順序立てて説明すべきではないだろうか。あたかも、突っ込まれると困るので、超速で流したようにも見える。
本作の中で、このあたりは、かなり不満だ。
また、こういうアクティビスト系映画にありがちな、偏った話も気になった。
最近、「禍いの科学 正義が愚行に変わるとき」(日経ナショナルジオグラフィック社)という、非常に面白い本を読んだのだが、そこでレイチェル・カーソン著「沈黙の春」が批判されている。
確かにアメリカのような先進国では「DDT」の禁止は、必要なことだったかもしれない。しかし発展途上国においては、「DDT」の禁止のために、より多くの命が失われたという。
少し主張が“前のめり”な作品で、いろいろと詰め込んで統一感もなく、理解困難なところもあって、今ひとつな作品だ。
ただ例えば、公共セクター、特に学校給食での有機農産物の利用の推進を訴える点は素晴らしい。
また、なんと言っても、日本政府の“売国奴”ぶりを歯に衣着せず告発するのは、マスメディアにはできない、ドキュメンタリー映画ならではの良さである。