食の安全を守る人々

7.2/10
合計23件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   103分
言語   日本語
地区   日本
俳優   山田正彦  
劇場で   07月02日 2021
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食の安全を守る人々 プロット

国内外で農と食の持続可能な未来図を模索する人々を取材し、メディアが伝えない食の裏側に迫ったドキュメンタリー。種子法廃止、種苗法改定、ラウンドアップ規制緩和、表記なしのゲノム編集食品流通への動きなど、TPPに端を発する急速なグローバル化により、日本の農と食はこれまで以上の危機にさらされている。元農林水産大臣で弁護士の山田正彦プロデュースのもと、長年にわたって農業をテーマにドキュメンタリー制作を続けてきた原村政樹監督が手がけた。日本国内のみならず、アメリカのモンサント裁判の原告や、子どものために国や企業と闘う女性、韓国の小学校で普及するオーガニック給食の現状など幅広く取材し、日本の食の幸せな未来図を描き出す。女優の杉本彩がナレーションを担当。

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食の安全を守る人々コメント(9)

otrdai
otrdai
わたしはケミカルについて詳しくなく、なんとなく
日本は添加物大国だとか菓子パンは本当に良くないらしいとか
本当に大まかなことなら知っている…くらいの感覚でした。
実際これからも一切口にしないということは無いと思いますが、
なぜ良くないと言われているのか少しでも知ることができたので確実に意識は変わりました。

世界各国で禁止されているという農薬、
(ラウンドアップ:アメリカではこれが原因で癌になったという男性の訴えが認められたが日本では一切報道されず。)
それを撒いて作られた小麦粉を使い給食は作られているという。
アレルギー反応、自閉症、脳神経への影響(感情の起伏が激しくなるなど)
これらを引き起こす可能性がある、特にこどもは反応が出やすいとのこと。
甥や姪が感情をコントロールできずに怒り狂ったり、泣きわめいたりしていたのも
もしこういうことが関係していたのだとしたら…
甥がアレルギー体質なのも、
わたしが手術した卵巣も(原因不明と診断)もしや…
もちろん因果関係はわかりません。が、そういう原因になりうるという研究結果はある。

せめて、未来のために学校給食をオーガニック食材で と訴えてくれている方々、
こういう方々が動いてくれているから少しずつでも変わっていくことを願って。
(願うだけじゃ意味ないですが)
どうか日本政府がもっと誠実になってくれますように。
Xikhmssopng
Xikhmssopng
一般社団法人 身土不二 プレゼンツ。

ちょっと観ておきたいと思っていたので観たのですが、分かっていたことですが映画作品としては内容が地味なのでわりと寝てしまいました。なので薄いレビューです(いつもか😅)。

ただ、伝えたかったであろう内容はそれなりに理解したつもりです。

農薬や除草剤のグリホサートがヤバい。しかも日本の忖度制度による、時代と逆行したその規制緩和には甚だしく困惑する他なし❗️
我が国においては特にはバンバン使用している国からの輸入の多い小麦製品。(よぼと安全性を謳った栽培の国内産の小麦を使った製品などでないと、)そこらで売ってたり、学校給食のパンなどには普通にその農薬成分残留していて、それらを食べてきた人の髪の毛からも普通に成分が検出されてしまうほどなんだと。

あとは遺伝子を弄って作ったゲノム食品で、昨今では魚類でもそんなのがあるらしく、こちらは体内に抗生物質が効かなくなる腸内細菌が留まるらしく宜しくないと。

まあ農薬が普通に使われた慣行農法で作られた食材然り、そこらのスーパーで売られているものなんてのは、我々の健康のことなど考えてくれちゃあいませんよね。 売れりゃいい。 そのために形や見栄えがよけりゃいいんだと。
ケーキなんてふんだんな量の砂糖と牛乳と小麦に熱を掛けて固めたもので、私なんかには砂糖中毒者用の毒の塊に見えなくもない🍰

統計上、 日本では男性の3人に1人が、 女性の2人に1人が癌になるそうで、 私事ですがうちの親類縁者にも既に逝った者を含めて数人居るわけで、 また私もここ長らくの間、 別に自分が癌になるならないを特に懸念してというわけでもなく、 性格が潔癖気味なもので、 やはり農薬を使ったものよりそうでないものの方が良いだろ(当然!)という思いもあり、 ある無農薬農家と密に関わってやったきたのですが、 最近、 諸事情があってそこを離脱したので、 さてこれからどうするかな🤔という現状なのであります。

瑣末事ですが、この映画のナレーションの語りに関してですが、内容が内容なので敢えて不安を煽るような口調になるのかもしれませんが、それが微量IKKOさんっぽいというか少し鼻に付き、 で、エンドロールを見て、ああ!そういや杉本姐さんだったなと‥。

追記:スーパーに買い物に行って、この野菜も‥ あの原材料も‥ 農薬使ってんだろなぁ~とか考え出したらもう何も買えん❗️
Rltevierelib
Rltevierelib
こんなに大事なことなのに、日本では大手メディアがほとんど取り上げない。そして知らない内に悪い方向に制度も変わっていく現状がある。
でも、何かしらできることから始めなければ❗️

ということで作られた映画です(たぶん)。

以下は、私なりの認識。

モンサント(現在は買収されてバイエル)の農薬『ラウンドアップ』(その主成分グリホサート)は癌や発達障害などの健康被害をもたらす原因であることが相当の実例から特定されており(少なくともアメリカにおける3件の裁判ではいずれもモンサントが敗訴、賠償責任を負うことになったのは事実)、世界的には規制が強化されているのに、日本ではむしろ緩和されている。具体的には小麦などにおける農薬残留基準値が従来比で何十倍にも拡大され、ヨーロッパだけでなくお隣の中国や韓国などよりも桁違いに緩くなった。
背景にはTPPなどを推し進める(トランプ大統領が急に撤回した経緯はありましたが)アメリカ大企業の思惑に日本政府が〝配慮〟してモンサントの日本農業への参入を後押ししていることがあるらしい。モンサントは商売上手なので、この農薬に強い遺伝子組替えを施した種子をセットで売り込むわけです。その毒性に侵された土壌では、遺伝子組換え未実施で毒性への耐性が弱い日本の種子は駆逐され、モンサントに市場を奪われる。つまり、悪質な農薬漬けの穀物の比率が高まる。
この農薬の毒性は、農薬散布の場で直接曝露することなく食料品を通してのみ摂取している分には、誰もが直ぐに何かの症状に見舞われるというわけではないが、その次以降の世代に生殖異常や自閉症などをもたらす確率が高いことが動物実験で確認されているそうです。
従って、日本政府の現行の振る舞い(農薬の残留基準の緩和を進めている、もしくは黙認している)は目先のグローバルな大企業やアメリカ政府⁈への忖度を優先する一方で、日本の未来世代への悪影響の可能性についての責任をほとんど考えていないということになります。

コロナの影響を受ける命も大事ですが、次世代の健全な生命活動への影響、しかも先送りすることで更に取り返しがつかないリスクが増す影響についてももっと問題提起されてもいいはずなのに、なぜか世間一般が知るほどには報道もされないという事実。

若い世代が信頼していないのは政府だけではなく、自分の生活や命や老後のことばかり考えているオトナたちみんななのではないでしょうか。20代の人流を責めるばかりの報道機関の人たちにとっても我が身を振り返るキッカケになるような内容の映画だと思います。
そして願わくば、振り返った後に、一般国民にはよく分からない正体不明の〝何ものか〟への忖度と優先順位の見直し(未来の日本人を最優先する‼️)を行っていただきたいと思います。
Qisyuaometnn
Qisyuaometnn
昔からよく耳にしては気にしていたが、だんだんと薄れていた例の除草剤の話。
なんで危ないのか噛み砕いてわかってないから薄れていくのだが、またハッとさせられた。

自身、皮膚炎で年に数回は悩まされているのもあって、こんな苦しい思いは後世に残すべきでは無いと強く思う。
実際に無農薬に取り組む農家さんの映像は説得力があり、実現が出来ないわけではない事はわかる。
ドキュメンタリーとしてのまとまりに欠けているが、大胆に真実を語っている貴重な作品。
Rhtenraoty
Rhtenraoty
農産物の安全を脅かすバイエル社(モンサント社)の悪徳商法と、ロビイストを経由してバイエル社を支えるアメリカの政治家と役人、彼らの言いなりにバイエル社に有利な法律を次々に成立させる日本の政治家と官僚、商品の危険性を隠そうと協力する御用学者たち。バイエル社の商売に便乗して儲ける日米の商売人たち。潤滑油は既得権益と賄賂だ。加えて脅しや恫喝、それに保身もあるだろう。欲望と恐怖の薄汚い循環によって一部の悪人たちの利益や地位が守られている。
しかしその一方では食の安全が失われて、人々の健康が冒され、中でも子供たちの脳にまで影響が出ているとあれば、黙っている訳にはいかないと、そうして立ち上がった人々の現在進行形の話が、本作品である。
元農林水産大臣の山田正彦さんは、昨年秋に公開された「タネは誰のもの」をプロデュースして、食の安全が脅かされていることを種子法の観点から、わかりやすく説明してくれた。今回は危険な毒物であるグリホサートが残留することによる人体への悪影響をわかりやすく説明してくれた。

グリホサートを主成分とするラウンドアップは、最近テレビCMなどで日本でも知られるようになった超強力な除草剤で、根っこまで枯らすから草むしりが不要になる。農作物も枯らすが、遺伝子組み換えをした農作物(GMO)は枯らさない。だからモンサント社はGMOとラウンドアップをセットで販売する。大型農機を使用するアメリカの大規模農家の多くが、手間が削減できるモンサント社のやり方に乗っかってしまった訳だ。

ところがその後ラウンドアップの主成分グリホサートが危険な農薬であることが判明する。日本では米のグリホサート残留基準を0.1ppmとしたが、小麦のグリホサート残留基準は30ppmである。実に米の300倍だ。給食でパンの日と米の日がある学校で調査したところ、米の日にはほとんど検出しなかったグリホサートが、パンの日には検出されたらしい。
グリホサートの危険性は、胃で分解されずに腸に届き、善玉菌を死滅させて悪玉菌の活動を活発にすることで腸壁に穴を開け、空いた穴から血管に侵入し、脳に到達して人体に様々な弊害を齎すことにある。うつ病や自閉症が増加したのも、もしかするとグリホサートが原因かもしれない。

日本の種子法を改正して農家からタネを取り上げたのも、グリホサートの残留濃度の基準を緩和させたのも、いずれの元凶もバイエル社である。山田さんは、自社の利益のために政治家に圧力をかけ、農家からタネを奪って、GMOとラウンドアップを押し付けるバイエル社のやり方を断固阻止しようとして頑張っている。農林水産大臣の頃から頑張っていた。しかし既得権益の壁は厚い。大臣でも変えられなかった。と言っても3ヶ月間の大臣では、ほぼ何も出来なかったのは当然だ。
山田さんは諦めない。一点突破が難しいのなら、活動の幅を広げて民間から、GMOとラウンドアップ、改正種子法を拒否する運動を広げて、日本国民の食の安全を取り戻す。

日本政府はGMOやラウンドアップを許可し、種子法と種苗法を改正して種子の権利をを知的財産権としてバイエル社に売り渡した。農家は自家増殖もできなくなり、毎年バイエルから種子を買わなければならない。その種子はGMOであり、農薬と肥料を加えたセット販売になっている。農家は利益を失い、バイエル社のために働く奴隷になる。政府はGMOではないと製品に表示することを禁止して、有機農法や自然農法を弾圧している。何が嬉しくて国民の健康をバイエルに売り渡すのか。それが子孫にまで誇れる政治なのか。
しかしそういう政治家が当選し、山田さんは落選した。日本の有権者は安倍晋三や菅義偉と同じく、今だけ、金だけ、自分だけという未来のない人格破綻者に等しい。子供が自閉症やうつ病になったのは学校や企業のせいだとして鬼のようなクレーマーになる人が多いが、子供に与えた食事が積もり積もってそうなったことは考えない。自分のせいではないとして悪の原因を他に求めるにもかかわらず、政治に責任があることに思い至らない。国民の健康をバイエルに売り渡した本当の元凶は、日本の有権者なのだ。