やさしい嘘
プロット
フランス・ベルギー・グルジア合作
10月30日 2004 劇場で
やさしい人
プロット
フランス
10月25日 2014 劇場で
やさしい女
プロット
フランス
11月12日 2021 劇場で
やさしい旋律
プロット
日本
12月20日 2008 劇場で
やさしい男 インターナショナル・バージョン
プロット
日本
10月23日 2020 劇場で
フェアウェル さらば、哀しみのスパイ
プロット
フランス
07月31日 2010 劇場で
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83歳のやさしいスパイコメント(20)
リアルな演技、だと思いたい…
それくらい面白かった
おばあちゃま達の表情に魅入る
老いた人間の動きと感覚
うちの義母もグループホームで生活していて
要介護5、他人の優しいスタッフにお世話していただき幸せそうだ…
共同生活をしていてもひとりひとり違う
個性を失わない老いてからの顔を見た
自分はどんな老人になるのかな…
さて、こちらの作品。マイナーな作品扱いなのか、扱っている映画館が非常に少ない状態でした。
多くの方、また、公式ツイッターアカウントで書かれている通り、ストーリー自体は架空なように見えますが、大半~ほとんどにおいてドキュメンタリーであるという点に驚きました。とはいっても、(広い意味での)スパイ活動である点は間違いはないので、肖像権の問題などから考えると、何らかの意味で事前の許可を取っているんでしょうね。
結局のところ、老人ホームというのは、息子・娘さんがいらっしゃる場合、「お金をかけてでも自分たちでみたい」と考えるか、「お金はかけるから自分はフリーにしたい」と考えるかに帰着されますが、そこに当然欠かせないのは、当該当事者の方の意思尊重です(意思尊重もできないほどの状態では無理)。これを無視して「自分の勝手で適当に突っ込んどきゃいいでしょ」というのは違うわけで(個人の決定権というものは、日本に限らずどこの国でも基本的に尊重されるべきもの)、その点では1月だったか2月だったか、同趣旨の映画(諸般の事情で老人ホームに紛れ込んで求愛するという映画。タイトル忘れた…)に似たストーリーです。ただ、こちらは完全(ほぼ?)ドキュメンタリーという点ですね。
公式アカウントでも書かれていましたが、「観たら親に会いたくなる」というのはまんざら嘘でもないと思いました。もっともこのご時世なので無理ですが…(まぁ、オンラインお盆とかよくわからないことを言われてもそれも困るけど…。うちの実家に限らず、そんなにPCをバリバリ使って設定してオンラインお盆なりオンラインクリスマスとかできる方、決して多くはないかな…と思います)。
ただ、その精神、すなわち、「親を大切に思うことの(当然当たり前な)ことを再認識させる」という点では、タイトルが一見ネタ的に見えるのですがそんなことはなく、こういう映画こそ多くの映画館で放映されれば…と思いました。
特に採点にあたって減点要素とするべき点はないので、5.0としました。
身の危険は無し
カメラ内蔵のメガネやペンなどの
小道具も使えてワクワクする
オーバー80じゃないけど
私もやってみたい
老人ホームでは
同年代で一緒に生活していても
家族と離れていると
寂しくなってしまうんですね
主人公のセルヒオさんは
とっても優しいので
ほどなくホームで人気者になる
おばあちゃん達の表情が
見るからに生き生きしてくるから
不思議
セルヒオさんのような
誰にでも優しくできる紳士が
ホームに時々短期泊付きで
訪問する機会があると
入居者達の刺激になってよいかも
作品がシンプルなだけにストレートに心揺れて、まだ余韻が続いています。
生死感の違いはあれど、世界中の老人は同じ孤独を抱えている。家族と過ごしたい、って思うのはどうしてなんだろか。血縁者への依存なんかねぇ。家族は自分が生きた歴史そのものだからかねぇ。などなど。
微笑ましくも死の寂しさをコミカルで撹拌する、緩く刺さるドキュメンタリーは5カ国の合作。
老いと死と家族は、やはり普遍的なテーマの様で。