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太陽と月に背いて プロット イギリス・フランス・ベルギー合作 10月05日 1996 劇場で
太陽とバラ プロット 日本 11月14日 1956 劇場で
太陽と星 プロット 日本 07月01日 1962 劇場で
太陽とボレロ プロット 日本 06月03日 2022 劇場で
魅せられて プロット イタリア・アメリカ・イギリス・フランス合作 01月01日 1996 劇場で
太陽に恋して プロット ドイツ 04月29日 2006 劇場で
太陽と踊らせてコメント(7)
とにかく出てくる人たちの顔が最高です。
島の影響もあると思うのだけれど、やっぱり監督とカメラの向こう側の人たちとの関係が良好じゃないとああいう良い表情って撮れないんじゃないかなあと。
監督はじめスタッフ陣、素晴らしいです。
こんな時代を明るく照らしてくれる映画を作ってくれてありがとうございます!
憶えていたので、鑑賞することにしました。
ドキュメンタリー映画で、ストーリーはありません。
登場人物は俳優でなく、イビサ島にいる人々を中心に、セリフを話す
のではなく、会話をしているところを撮影しています。
字幕が大量なので、事前にパンフレットを購入すると、全ての会話が
書かれているので、先に読んでしまえば、字幕を気にすることなく、
映画を鑑賞することができます。
イビサ島には、自由があり、ビーチに、音楽を流すと、人が集まり、
文化が生まれるという感じの映画です。
日本にはない文化です。
主人公は、イギリス人のジョン・サ・トリンサで、ロックバンドの写真を
撮っていた写真家が、写真の仕事を辞めて、DJになるために、イビサ島に
片道切符で行き、砂浜を少し歩かないと行けないサリナス・ビーチでDJを
始めて、バレアリックミュージックという音楽のジャンルにとらわれない
ダンスミュージックのスタイルを作り出し、「ファミリー・アフェア」と
いうラジオ番組でもDJも務めますが、24年間もビーチでしかDJをしない伝説
のDJになりました。
バレアリックミュージックは、閉鎖された空間のクラブとは、全く違います。
ジョン・サ・トリンサは、「リスクを負わずに、成果をだすなんて
できないから」、「年月なんて何の意味もない」、「故郷なんてない。
音を流せる場所が家、地球が家」、「インスパイアできるかが重要」
とさらりと言ってのけます。
こんな言葉が気になったら、この映画を鑑賞してみる価値はあります。
イビサ島の映像は、美しいの一言です。
美しい映像に、楽しい音楽に満足しました。
ジョン・サ・トリンサのDJは、スペインにあるイビサ島に行かなくても
インターネットで聞くことができます。
URLアドレスは、パンフレットに書かれています。
ジョン・サ・トリンサのDJを聞きながら、このレビューを書いています。
確かに、ビーチで聞きたくなるような音楽です。
しかしながら、映画の舞台は大人数の人気スポットではなく、空港にもほど近い最南端の小さなビーチ。
最先端のクラブシーンからは背を向けて、ジャンルにこだわらず、独特の選曲で楽しませる英国人DJがいるという。
とまあ、テーマは面白かった。しかし、作品としてはダメだろう。
なんといっても、ほぼすべてインタビューで、ダラダラと構成しているのがダメである。
他にも何人か出てくるが、どういう立場の人間なのかもよく分からない。
監督独自のリサーチが弱すぎるのだ。イビサ島の歴史すら、ジョンの口から語らせている。
土地について説明し、イビサ島の音楽シーンの歴史と現在を紹介し、その上でジョンのDJを位置づける、そういうきちんとした構成に乏しい。
難しいだろうが、本作は単なる“イメージビデオ”である。“好き”だけで映画を作ってはいけない。
尺が許す限り、ノーカットでレストランの様子をじっくりと映してもよかったはず。
音楽の話なのだから、音楽で語らせよ、ということだ。
自分のような素人には、ジョンの特徴ですら全然分からない。
とはいえ、ジョンのコメントには面白いものもある。
帰宅時にはクラシックを聴いたりするそうだ。7~8時間もビートの効いた音楽を流していると、さすがに“こりごり”するらしい。
アナログレコードをたくさん持っているが、もはや、かけることはないという。デジタル派で、USBメモリで十分なのだとか。
ジョンは、イビサ島の変質を嘆く。もう愛着も薄れたかのような印象すらある。
そういうところも、イビサ島の現在を絡めて触れて欲しかった。
思ってたより、かなりドキュメンタリーよりです。
映像がとても綺麗でジョンさんの人となりがよく、理解出来ましたが、音自体は繋がらずエピソードごとに途切れ途切れ…とても残念。
大音響上映が出来るくらいなら良かったのにと思いました。