サマーフィルムにのって

6.9/10
合計16件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   97分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   三浦直之
劇場で   08月06日 2021
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サマーフィルムにのって プロット

元「乃木坂46」の伊藤万理華が主演を務め、時代劇オタクの女子高生が映画制作に挑む姿を、SF要素を織り交ぜながら描いた青春ストーリー。同じく伊藤主演のテレビドラマ「ガールはフレンド」を手がけた松本壮史監督が伊藤と再タッグを組み、長編映画初メガホンをとった。高校3年生ハダシは時代劇映画が大好きだが、所属する映画部で作るのはキラキラとした青春映画ばかり。自分の撮りたい時代劇がなかなか作れずくすぶっていたハダシの前に、武士役にぴったりの理想的な男子、凛太郎が現れる。彼との出会いに運命を感じたハダシは、幼なじみのビート板とブルーハワイを巻き込み、個性豊かなスタッフを集めて映画制作に乗り出す。文化祭での上映を目指して順調に制作を進めていくハダシたちだったが、実は凛太郎の正体は未来からタイムトラベルしてきた未来人で……。主人公ハダシを伊藤が演じるほか、凛太郎に金子大地、ビート板に河合優実、ブルーハワイに祷キララとフレッシュなキャストがそろった。

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サマーフィルムにのってコメント(20)

Knsisomgxph
Knsisomgxph
アイドルグループの界隈にあまり詳しくないので、伊藤万理華という存在を認識したのはまず7月に始まったドラマ「お耳に合いましたら。」。そして本作を試写で鑑賞した際に資料を見て、かつて「乃木坂46」のメンバーだったのだと知った。ドラマのエンディングではマリオネット風の動きを取り入れたキュートなダンスを披露しているが、こちらの映画「サマーフィルムにのって」では身体を使った表現があまりないな…と思っていたら、終盤の掃除道具を使った殺陣で大爆発!

率直に言って、設定が多すぎる企画ではある。「座頭市」が代表作の往年の名優・勝新太郎を敬愛する女子高生。彼女が仲間と時代劇映画を撮影する。彼女がイメージする主演俳優にぴったりのイケメン男子がなぜか未来からやって来て、映画に出ることに。下手したら設定過多な絵空事に終わるリスクもあった企画に、伊藤万理華のアイドルらしからぬ身体性が命を吹き込んだ。

甘ったるい青春恋愛物を撮影しているのが映画部内で人気者の美少女部長で、伊藤万理華演じるハダシが地味目の時代劇オタクというコントラストも、ひねりが効いていて楽しい。タイムトラベル要素の軽い扱い方も、今どきだと感じた。
Nidcrqkiuk
Nidcrqkiuk
ジャンルも時代も飛び越えた全力疾走の青春映画。
10代の頃の好きなものを突き詰めて、疑う事なく追求していく純粋で真っ直ぐな姿勢が全部詰め込まれています。

迷って悩んで間違えてを繰り返すタイプの青春とは真逆で、「好きだ!!」と叫びながらひたすら前進し、その想いで、自分たちの力で、未来を切り拓いていくエネルギーに満ちた傑作だと思います。

色々なところに粗さはありますが、そんな事は気にならない推進力を物語がもっています。むしろそんな粗さすら彼ら彼女らが生み出そうとしていた映画そのもののような気すらします。

間違いなく新たな青春映画の代表作となるでしょう。
Etteiretacxd
Etteiretacxd
うーん…昨夏の「アルプススタンドのはしの方」のような清々しさ、リアルな高校生の眩しさ、といったものを期待していたのでちょっと肩透かし。

高校の映画部が映画を作る、と言えばどうしても「桐島、〜」が思い浮かぶしタイトルやタイムスリップの設定から「サマータイム・ブルース」などとも比較してしまうのですが。。

ストーリー、役者さんの演技(もちろん良かった人もいましたが)、演出…どれも拙さが目立ちました。ラストは小っ恥ずかしくて何とも言えない感情に。
時代劇が好きな女子高校生、という設定は面白いし絶対に私好みの作品だと思っていただけにちょっとガッカリしてしまいました。
どうして評価が高いのか、正直わかりません。辛口になってしまってごめんなさい。

ちなみに上にあげた3作品はどれも大好きなんですけどねぇ。残念。
tzjcgil
tzjcgil
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高校の文化祭作品に53テイクかけられることに時代を感じるなあ。昔なら8ミリフィルムがもったいなくてNG黙殺、何か映り込んでもギャグにしてたな。IT化でむしろ効率は落ちるのか……。「賭ケグルイ」で不完全燃焼気味だった伊藤万理華の活躍も嬉しいが、クール一辺倒と思った金子大地がこんな演技もできるのに驚き。登場シーンでは全く別人かと思った。
惜しいのはラストシーンかなぁ。映像作りに魂をかけてる主人公たちがアッサリ上映をぶった斬るところに違和感というか、この作品そんなモンだったの?という残念な後味が残った。
npuvhkr
npuvhkr
映画作り、時代劇へのリスペクト、高校生の恋と友情、そしてSFといった要素を見事にシンクロさせ、映画愛に溢れた痛快で、爽快な青春映画が誕生した。主人公が時代劇オタクの女子高生という設定が秀逸なのだが、彼女が敬愛する勝新太郎演じる「座頭市」などの名シーンや当時のポスターなどが映し出されると、映画好きの心はくすぐられてしまう。

さらに本映画内(劇中)で彼女が名作へのリスペクトを込めて作る時代劇と対比して、彼女が所属する映画部のライバルらによってキラキラ恋愛映画も同時に作られていくという二重三重の映画内映画の構造、映画作りあるあるが散りばめられ面白い。時代劇作りに集まる仲間が“七人”というのも心憎い。

そして、本作を新時代の青春映画として輝かせているのは、主人公の女子高生ハダシを演じた伊藤万理華の魅力だ。元「乃木坂46」のアイドルで、卒業後は女優としてドラマ、映画、舞台に出演し、きらりと光る存在感を放ってきた。本作では、ハダシを演じるために猫背でがに股、白目まで披露して勝新を真似た殺陣にも挑戦するなど、小柄な彼女の独特な動きやセリフ回しが物語に不思議な説得力、躍動感を与え、役者としての新境地を切り開いている。