ショック・ドゥ・フューチャー プロット

エレクトロミュージック全盛期を目前にした1970年代後半のフランスを舞台に、男性優位の音楽業界で新しい音楽の可能性を探る若き女性ミュージシャンを描いた青春音楽映画。1978年、パリ。若手ミュージシャンのアナは依頼されたCMの作曲に取り掛かるが、納得のいく仕事ができずにいた。そんなある日、アナは見たこともない日本製の電子楽器に出会い、理想のサウンドへのヒントを得る。主演はアレハンドロ・ホドロフスキー監督の孫で、「アデル、ブルーは熱い色」などに出演したアルマ・ホドロフスキー。音楽プロジェクト「ヌーヴェル・ヴァーグ」の活動でも知られるマーク・コリンが監督・脚本・音楽を手がけた。

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ショック・ドゥ・フューチャーコメント(18)

Skgxspnmhio
Skgxspnmhio
パティ・スミスのレコード「Horses」やジャニス・ジョプリンのTシャツ、ゴダール監督作「パート2」のポスター、Suicideはダサいと否定的なホド爺の孫、時代は70年代後半で個人的にはPunk、ニューウェイヴ、ポストパンクとピコピコ音楽なエレクトロには全くな程に興味は無く。

何者かになりそうで何者にもなれない達成感はゼロ、エンディングで讃えられる女性アーティスト達、アナの人生は何処にも交わらないまま、観ている側がもどかしい気持ちで鑑賞。

パーティーまで自分の部屋かとある意味での密室劇、弁護士の彼が素晴らしい好感度、最初から最後までアナには共感出来ない、何気に恵まれた環境過ぎる、だが自分の人生定まらず、夢は果てしないまま打ち砕かれる??
Psxhnomigsk
Psxhnomigsk
日本の楽器メーカーRolandの功績を知ることが出来る作品。女性アーティストへのリスペクトを込めたエンドロールも良かった。
Gminxsspokh
Gminxsspokh
ラストにビックリ!
もう終わってしまった。
完成させた音楽を聞きたかったです。
ちょっと、ガッカリです。
Lrndmlefoa
Lrndmlefoa
今作の冒頭で使用されている楽曲はセローンの「Supernature」だが、この曲は最近だとギャスパー・ノエの『CLIMAX クライマックス』でも長回しダンスシーンに印象的に使用されていた。

この「Supernature」という曲は、1976年に「Love in C Minor」でデビューするや否や、フランスのシンセ界、ディスコ界において衝撃をもたらした音楽プロデューサー、セローンが1997年に発表したサードアルバムの収録曲であり、世界中でミリオンセラーを叩き出した最強の1曲。

新時代の到来を感じさせる「Supernature」を冒頭で使用することで、主人公のアナは、新しいものを作りたいという意識が強いことを表しているのだ。

もともとSYSTEM-700という、1976年に登場して割と新型のシンセを使って、音楽制作をしているアナだが、自分の音楽には「何か」が足らないと日々、試行錯誤していた。

「何かが違う」「もう少し何かが欲しい」だけど…その「何か」がわからない。

そんな中、機材が故障したことで偶然に出会ってしまった、世界初のマイクロ・プロセッサーを使用したリズムマシン、Roland CR-78!!

アナの探求していた「何か」が正にそのリズムマシンであり、思わず笑みがこぼれるアナの表情は、音楽だけに限らずクリエイターにおける「これだっ!」という表情が100点満点!

アナを演じるアルマ・ホドロフスキー自身がフレンチ・ポップ・バンド「Burning Peacocks」のリードヴォーカルであり、この「Burning Peacocks」の楽曲自体がシンセを巧みに使用しているバンドという点も、完璧な表情を作り出した要因である。

音を楽しむと書いて「音楽」と言うが、正にアナが自分の「音楽」を感じた瞬間を見事に表現しているのだ。

湧き上がるインスピレーションによって、いてもたってもいられない、とにかく曲を作りたい!!という、クリエイター脳を常に刺激され続けるアナの姿にはリアリティを感じてしまうほどだ。

しかし同時に、時代の先駆け、新しいものであるが故に、万人受けしないという危険性も秘めている。それでも自分が信じたものを突き進むという意志とは裏腹に経済的な余裕がない不安感などの現実が押し寄せてくる。

パーティーで曲を流したときの反応はどうかという緊張感までもが映像を通して伝わってくる。

あえて恋愛要素のような、劇映画としての肉付けをしないで、「音楽制作の衝動」を物語の中心核として描いたことで、映画としては、シンプルではあるが、その意志というものは抜群に伝わってくるのだ。

これは今作が監督デビュー作となり、同時に脚本・音楽・製作を務めたマーク・コリンも音楽ユニット「ヌーヴェル・ヴァーグ」のプロデューサーであることが大きく機能していて、映画界よりも音楽界にいたからこそできる表現と構成だったようにも感じられる。

その一方で、音楽映画とは別に、ビジュアル的に魅力のあふれる作品にも仕上がっていて、アナのファッションや部屋の小道具が、いちいちオシャレでデザイン的にも色彩的にも目を惹く。

『バッファロー ’66』や『トレイン・スポッティング』のように、アイコン的オシャレ映画として、長く残り続ける風格が漂っているし、私自身、オンライン試写で3回観て、スクリーンで音を体感すべく、リアル試写にも行って、現時点で計4回観ている。それほど中毒性のある作品であると言っても過言ではない!!
Sshkigopxmn
Sshkigopxmn
電子音楽の夜明けは、フランスにおける女性の音楽業界での地位向上のための第一歩でもあった、ということで、これは音楽映画でありつつフェミニズム映画でもあった。
でーんと部屋に鎮座するアナログシンセサイザーの巨大なモジュール群は、あの時代を少なからず知ってるわたしからしたら垂涎の的ですよ。ほとんどのシーンがそのしつないだけでかんけつするところもなかなか良い。
TG(スロッビング・グリッスル)だとかアクサク・マブールだとか、普段聴いてはいるけど言われてみればあの頃の電子音楽カテゴリだったな、というくらいで、今まで自分が聴いてきた音楽の見方がちょっと変わった。サントラについてはもうちょっと詳しく知りたい。聴いてるはずだけど聴き分けられてない曲がかかってた気がする。