ラブソングができるまで
プロット
アメリカ
04月21日 2007 劇場で
合唱ができるまで
プロット
フランス
12月23日 2006 劇場で
恋愛小説ができるまで
プロット
フランス
02月29日 1992 劇場で
ブルーを笑えるその日まで
プロット
日本
12月09日 2023 劇場で
その手に触れるまで
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ベルギー・フランス合作
06月12日 2020 劇場で
瞬きまで
プロット
日本
08月05日 2023 劇場で
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その日、カレーライスができるまでコメント(11)
侘しいなあ。その悲哀がスクリーンから染み出てる。
失った愛息、別居中の妻。情報はそれだけでも、彼の侘しさを知り得るには十分。連絡はとれるくらいの関係は維持してる夫婦が、なぜ離れて暮らしているのかは、おそらく息子を亡くした後の感情の行き違いや信頼の喪失なのだろうなあ。そこは彼にとっては後悔しきれない失態だったのだろう。このことは、それ以上、踏み込んではいけない気がする。だから映画でもグレーにしているんじゃないかな。そんな彼は、妻に未練たらたら。だから、カレーを作るのだ。おそらく、その味は唯一褒められた吉事だったんだろう。でも、妻もカレーを食べてるよ。まだ脈、あるよ。・・・たぶん、そう思う。知らんけど。ただ言えるのは、今日カレーをつくってしまっている僕は、彼の味方だってことだ。
この映画の前に、併映の短編「HOME FIGHT」
はじめ、後日公開の予告かと思った。兄妹役は、ラバーガール大木と伊藤沙莉。いやあこの二人がリモート画面に出て来たときには、もうすでにその配役の妙に「うまい」と唸った。口達者な兄妹のセリフは、それがアドリブなのか?と思わせるほどの軽妙、かつ間の自然さ。「オンラインで結婚して、子供つくって、そういう時代が来ると思うんだよね」ってバカバカしいことを真顔で言うアニキを持つ妹の鬱憤。価値観のズレ具合がおかしくて仕方がない。
タイトルの意味がラストにわかる。なんだよ、仲いい家族じゃねえかよ、と苦笑いでツッコミをいれた。