クワイエット・プレイス 破られた沈黙 プロット

エミリー・ブラント主演で、音に反応して人類を襲う“何か”によって文明社会が荒廃した世界を舞台に、過酷なサバイバルを繰り広げる一家の姿を描き、全米でスマッシュヒットを記録したサスペンスホラー「クワイエット・プレイス」の続編。生まれたばかりの赤ん坊と耳の不自由な娘のリーガン、息子のマーカスを連れ、燃えてしまった家に代わる新たな避難場所を探して旅に出たエヴリン。一同は、新たな謎と脅威にあふれた外の世界で、いつ泣き出すかわからない赤ん坊を抱えてさまようが……。主人公エヴリンをブラントが演じ、リーガン役のミリセント・シモンズ、マーカス役のノア・ジュプも続投。新キャストとしてキリアン・マーフィ、ジャイモン・フンスーが加わった。監督・脚本も前作同様、ブラントの夫で前作で夫婦共演もしたジョン・クラシンスキーが再び手がけた。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙 オンライントレーラープレイ

クワイエット・プレイス 破られた沈黙 俳優

クワイエット・プレイス 破られた沈黙 写真

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クワイエット・プレイス 破られた沈黙コメント(19)

Xmhigkopsns
Xmhigkopsns
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Day 1
前作『クワイエット・プレイス』が謎の生命体の奴らにすでに占領され、多くの地球人が殲滅されてしまった侵略からちょうど89日目の "Day 89" から物語が始まり、アボット家が窮地に立たされた映画も佳境を迎える Day 472 に、娘のリーガンに愛していることだけを伝えた後、家族の為に犠牲になったリー・アボット が本作『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』ではDay 1のアーカイブス映像で蘇る。
彼は商品に見向きもしないで買うほど馴染みのグロッサリー・ストアを後にして、子供が活躍するボール・パークへ... だが哀しみの象徴となるスペースシャトルが、そのストアにあったことを彼はまだ知らない。
すると青空をつんざくように燃え上がる巨大な球体が黒煙を放ちながら横切って行く。それを見た町の住民は、危険を察知してか、誰も号令をかける訳でもないのに一人残らず、全てが家に向かおうとする。
ちょうどその時、子供を乗せたエヴリンの車の前に突然、一体の地球外生命体の奴が落ちてきた...
唐突なエイリアンの来襲によって、それからの映像とフィルムスコアが強烈すぎる恐怖を描き、その恐怖が成せる呪縛のシチュエーションが音をたてられない立場に全人類を追い込んでいく

Monsters have a name?
Krasinski simply said, "No."
And there's a reason for it.  "What's happening to the world
happens  so fast that no-one has any time to identify them,
You can't tweet about them. You can't Instagram about them.
You can't have news pieces on them.  They just become this
thing where they're just... creatures."
監督が、Oprah Dailyのインタビューで何故クリーチャーである地球外生命体に名前を付けなかったのかを答えていた。

アーカイブ的フラッシュパックシーケンスも終わり、前作の2日後のDay 474からこの物語のディストピアのプロットが改めて始まる。

前作『クワイエット・プレイス』でも描かなかった地球外生命体が飛来し地球滅亡への第一歩であるDay 1での住民が我先に逃げ惑う様子は、思い出してもらいたい... 色々と問題のあるリタリンを賢明な母親の機転で免れた男優が主演をし、イギリス人がオーストラリアの先住民”The natives”のタスマニア人に対する蛮行やマンハンティング(人間狩り)の人類初の記録としての日記の存在から自身の小説の序文に書き記した秘密結社プルス・ウルトラやフリーメイソンの中心人物とされる都市伝説の主人公のようなウェルズの書『宇宙戦争』を基に主演男優と同じディスレクシアを抱える監督による1953年のリメイク作を
ウェルズが平和主義者ってか? その文言は無慈悲にも差別的であった。

Rocket.  That's how... we'll get away.
一作目のボーが姉のリーガンに話す4才のいたいけな発想のラインが哀しく、それに対して彼女の何気ない優しさの行動がもたらすその後に起こる悲劇が余計につらくもなってしまっていた。

前作のタグライン
①If they hear you, they hunt you.
②Rule #1: Don't make a sound.
Rule #2: Never leave the path.
Rule #3: Red means run.
③Silence is Survival
そして今作は
Silence is Not Enough
北米を中心にバジェットの約18倍の興行収入を得た前作のおかげで、製作費が優に約3倍に跳ね上がっている本作  (The Numbersより)

超ド級カルト映画『エクソシスト 』で知られるフリードキンの古典ホラーとして、また本作の性格・性質から古典カルト映画の代表格である『トリフィドの日(1962)』の歩くことのできる食肉植物が音に向かって動くあたりトラウマでしかない。しかし、ゾンビ映画にインスパイアーを与えた『トリフィドの日』に登場する食肉植物の移動する様子は恐ろしくもあり、今では笑えるかも? ちなみに"トリフィド" とはその食肉植物のお名前。
『トリフィドの日』にもその怪奇植物が音に反応する性質を利用してグリム童話の「ハーメルンの笛吹き男」風にトラックに積んだ拡声器で音楽を鳴らしながら、奴らを別の方向へとおびき寄せたりもしていた。 ただ人類のほうが盲目になっていたけど

Dean Woodward as Beau Abbott  - Beau was the four-year-old son of
Evelyn and Lee who was killed by one of the creatures in the first film.
This time  he's played by  Dean Woodward,  the real-life younger
brother of Cade Woodward,   who played Beau in the first film. The
sequel is Woodward's feature film debut.
前作の二日後の設定ではシナリオに大きな "ソゴ" が必然的に生じる。
姉のリーガンと弟のマーカスが一作目では明らかに身長差があったものが、プロット通りとするなら、たった二日間だけで、背があまり変わらなくなり、弟の彼の顔つきが幼さを卒業している。

映画の予告編で珍しくインタビューに答えていた、見つめられるだけで悩殺されそうになる私生活を封じて公にしないアイルランド人俳優、キリアン・マーフィーが、その中で赤ちゃんのことを"時限爆弾"のようだと例えるぐらいにエヴリンの生後間もない赤ちゃん自体が映画のプロットに必要不可欠な存在となり、しかもいつ何時泣くか分からない赤ちゃんの突発性がスレッドの貴重な起爆剤的具現化されたことで、奴らからその存在を隠すために、これでもかと数倍のハラハラドキドキ感を活かすために必要とされている。そこにタイムラインの "ソゴ" とミスマッチさを覚える。 さすがに成長の早さからか、アーカイブス映像の4才になる末息子のボーの代役には実弟のディーン・ウッドワードをたてている。(Screen Rant:2021. 5.29の記事より)

ラストの二つのアクションシーケンスの同時進行がこの映画最大の見せ場となり、リーガンとマーカス姉弟がエイリアンと対峙して別々の場所で戦う大きな見せ場になっている。だから"ドッチツカズ"と言える。前作のまま、背の低い弱っちい子供の彼らではなくてエイリアンと戦うことができる成長した彼らを使うのか? それとも赤ちゃんの時限爆弾的プロットを優先して利用したいのか? その事で、映画全体が意味が通じなくなり、全然分からなくなっている。

“He has a whole arc of ideas that could work. I think he just wanted
to see  how people responded to this one before he fully engaged
his brain on the third one. But he has a couple of great ideas.”
エミリー・ブラントの次回作についてのインタビュー記事より
ただ言えるのは、クラシンスキー監督は、一つの提案として、この映画のフランチャイズ化をしてほしいとプロデュサーから頼まれたそうで、だから前作では母親のエヴリンを中心に大人の物語から今作では、成長した子供たちが頑張って活躍する映画に移行したかったのかもしれない。

風見鶏的意見... そうは言ってもやはり、この二人でないと映画として成り立たなかったかもしれない。マーカスを演じたノア・ジュプ出演の映画『ハニーボーイ』を見れば彼の演技の実力が分かるし、実生活で薬の過剰投与で耳が不自由になったミリセント・シモンズさんに関しては、『宇宙戦争』の主演俳優の母親が薬の投与を回避したことで現在の彼がドラッグ・アディクトにならなくて済んだように... その後の彼女の母親の献身的な努力からすれば、どのように娘を育てたのかを鑑みると彼女の表情・仕草・手話の三拍子揃った演技はピカイチ... 掛け値なし、忖度無しではっきりと言わせてもらう。

The US military happily rents out its wares to film-makers. But are the
results little more than adverts for the forces? And are they now being
targeted at children?
静けさの中にジワリ、ジワリと恐怖が迫ってくる。 そんな映画が好きな方にはたまらないらしい。でも製作者の中にマイケル・ベイがいるだけで映画を見ることがそがれる。何故なら、彼を有名にした日本人大好き『トランスフォーマー』では、あまり知られていない "Lend-Lease Acts" なんて法律のある米軍の協力を受けている事が挙げられる。予算を削るためには、仕方のない事でも何故か?割り切れない気持ちにもなる。しかも子供がよく見る映画としては、いかがなものか?米軍のイメージアップの次のターゲットは子供なのか?
少し生臭くなっちゃたので  失礼 (創刊200年を迎えるThe Guardianより)

Steven Soderbergh Wanted To Remake Ishirō Honda’s ‘Matango’
オマージュなら... 古典『怪獣大戦争』で、オタクが開発した高周波発生装置が作り出す音を全世帯のラジオのボリュームを最大限にしたことでX星人が乗る宇宙船を破壊したように(『Mars Attacks!』でも類似シーンあり)... ゴジラには欠かせない「フリゲートマーチ」が初めて使われ、映画に出演された久保明さん、土屋嘉男さんと赤いルージュが似合う妖艶な水野久美さんのお三方は原案者の一人に"ショートショートの神様" こと星新一が名を連ねている『マタンゴ(1963)』でも共演されている。
『エリン・ブロコビッチ』で知られる鬼才スティーブン・ソダーバーグ監督は、子供の時に『マタンゴ』を見たことで"きのこ" アレルギーになったとか? それとは別に彼は、この映画のリメイクを望んだけれども東宝との折り合いがつかずとん挫している... 残念

前作も見た方が良いっていう人もいるけど、スタンド・アローンとして一話完結型と考えれば、マイナス部分は関係がなくなり、前回より増してジャンプスケアを多用しているエンターティメント性がグンバツの為にイベントがモリモリなので結構楽しめるはずです。

ただし、この映画の宿命なのか? ひとつ言えることがある。
一作目と同様に音を使った解決方法の終わり方でしか二作目も締めくくれないのでは、Part Ⅲはよっぽどスレッドを考えないと見ていて飽きてしまうかも⁉
snahqvv
snahqvv
ネタバレを避けるために多くは語りませんがとにかくテンポが悪く怖いと言うよりただただビックリさせてくるだけでつまらないし予測できる

頑張って制作した映画をあまり酷評したくはないがこの映画ははっきりと忖度無しで「つまらない」
Moflsawrolt
Moflsawrolt
ネタバレ! クリックして本文を読む
ー 異常な聴覚を持ち、世界を変えてしまった”節足クリーチャー”が現れる前は、人々は平凡だが、楽しき日々を送っていた。喫茶店でくつろぐ人々、リトルリーグで、マーカス(ノア・ジュブ)を応援する母エヴリン(エミリー・グラント)と父リー(ジョン・クラシンスキー)。
だが、その穏やかな世界は一日で、崩壊する・・。ー

■感想
1.前作で描かれた”尋常でない緊張感溢れる世界観”は、今作でも、高いレベルで維持されている。そして、 謎の”クリーチャー”が突如現れた”Day1”から描かれ、父リーが、命懸けで家族を守った翌日”Day474”から始まる作品構成も良い。
ー いきなり、平常な日々が覆った経験を、私たちも現在進行形で経験しているので、前作より”彼の世界”で起こった事のリアリティ感が増している・・、哀しいけれど。ー

2.前作では、両親に付き従っていた聴覚のない長女リーガン(ミリセント・シモンズ)と、長男マーカス(ノア・ジュブ)と、母エヴリンは中盤で、夫々の行動に出る。
お互いに、家族の為を想っての行動である。
特に、リーガンが父が発明した”クリーチャー”の弱点を突く武器と、ショットガンを持ち、家族及び生き残っている人たちのために独り立ち上がる逞しさをミリセント・シモンズが見事に演じている。
幼き弟を一人で、必死で守るマーカスも・・。
ー 前作では、両親の指示で生きてきたリーガン(前作では、”節足クリーチャー”の”弱点”を父リーと見つけたね!)と、マーカスが成長して行く姿。
けれど、家族としての絆は常に固く結ばれている事が、上手く描かれている。ー

3.エヴリンとリーの友人で、家族をクリーチャーに殺された、独りで廃工場で生きていたエメット(キリアン・マーフィー)の、当初は立ち位置が謎だが、徐々に明らかになる善性の描き方も良い。
ー 彼が、亡き息子の写真を独り見る姿・・。ー

4.後半、長女リーガン(ミリセント・シモンズ)と、長男マーカス(ノア・ジュブ)と、母エヴリンが三人三様のシチュエーションで”クリーチャー”と闘うスピード感溢れるアクションシーンの数々も、ハラハラしながら、心の中で”応援”しながら鑑賞。
ー 今作は、心理的に”疲れる”作品なのである。そして、それが魅力なのである。ー

<前作では、家族が結束し、謎の”クリーチャー”と闘う姿を描き、
今作では、父の遺志を引き継いだ子供達が、決然とした表情で”クリーチャー”と対峙する姿が印象的である。
だが、以前として何故、”クリーチャー”は地球にどこから現れたのか・・、は明らかになっていない。
前作から、コロナ禍の影響で公開を長き間、待ったが、充分に満足できた作品。
続編は、コロナ禍が終息したら、”超高速”で公開して欲しいぞ、ジョン・クラシンスキー監督!>
Igsknoxmshp
Igsknoxmshp
息を呑むスリルが面白い‼️
この手によくあるスピード感は薄いが、これはこれで疲れなくて良い。
随所に思わず声が出そうな場面も。
怖い物好きにはハマる映画です。

観て正解でした。
Ciemilmosc
Ciemilmosc
前作の直後からの物語に加え、“アレ“が初めて現れたDAY1も描くことで、より世界観が深まり、ハラハラドキドキ観れました。

主人公一家以外の生存者がいたことで、ゾンビドラマのような「本当に怖いのは人間」的な展開になるのかなと思ったらそうではなく、前作同様に音を立てることへの恐怖と“アレ“とのバトルが中心。
今回は子ども達の成長がメイン軸にあり、主人公はキッズ達で、大活躍も楽しかったです。
ただ、赤ちゃんがいることや、父親を失ったこと、予想外の生存者との遭遇など、新しい要素があるのにオマケ程度にしか関わって来なくて活かしきれてなかった感じも。赤ちゃん全然泣かないし。笑

良くも悪くも前作と同じような感じの作品になっているので、またあの「観てるこっちも音を立てちゃいけない空間」を含め楽しめると思います。