ベル・エポックでもう一度 プロット

大切な思い出を映画撮影セットで再現する体験型サービスを巡る人間模様を描いたヒューマンドラマ。世の中の変化についていけない元人気イラストレーターのヴィクトルは、仕事を失い、妻からも見放されてしまう。息子はそんな父を元気づけようと、友人アントワーヌが始めた“タイムトラベルサービス”をプレゼントすることに。それは映画制作の技術を応用し、利用客の大切な過去を再現する体験型サービスだ。ヴィクトルは「1974年5月16日のリヨン」をリクエスト。指定されたセットを訪れると、そこには当時そのままのリヨンの街並みがあった。用意された70年代ファッションに着替えたヴィクトルは、今はなき思い出のカフェで、アントワーヌの恋人である女優マルゴが演じる“運命の女性”と出会う。ヴィクトルを「隠された記憶」のダニエル・オートゥイユ、妻マリアンヌを「8人の女たち」のファニー・アルダンが演じる。監督・脚本・音楽は、「タイピスト!」などに俳優として出演し、本作が監督第2作となるニコラ・ブドス。

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ベル・エポックでもう一度コメント(5)

djeeud
djeeud
時代の流れについていけないイラストレーターのおっさんが、運命の人との出会いを再現した世界にのめり込む話。

様々な時代の様々な場所を再現し、その場所に行った様な疑似体験を提供する時の旅人社に、息子はとっくに独り立ちし嫁と二人暮らしだが、若返りに執着する浮気妻に見限られ家を追い出されたオッサンが運命の人と出会った1974年5月16日リヨンのカフェ、LA BELLE EPOQUEの思い出を再体験するべく依頼をし巻き起こって行くストーリー。

文字にすると面倒臭いけど、日本で言えば、役者とセットを完璧に作り込んだ栃木の某江戸村体験。但し、時代と場所は客のリクエストによる。という感じかなw

当然ながら登場人物は知らない訳で、自分の思い出を再体験となると、雰囲気だけで似て非なるものでは?と思ったけれど、そこはイラストレーターという想像と創造のお仕事をしていた主人公だけあって、簡単に受け入れたみたいですね。

そして、もちろん現実ではないと判りつつのめり込む主人公。
延長料金は高いけど、人件費考えたらpayできますか?なんて中盤までは考えも過ったんだけどね…その世界の主演女優や実の嫁がノッてきてからはドンドン世界観に引き込まれる。
そう、疑似体験にのめり込む主人公と一緒ですね。

主人公も迷子になりかけたけど、終わってみたら想いを吐露し、現実世界に繫がる物語になっていて、ほんわり温かく切なく優しくてとても面白かった。

それにしても、Por una Cabezaは名曲だ。
Goimkxssnhp
Goimkxssnhp
「トゥルーマン・ショー」「トータル・リコール」「脳内ニューヨーク」にそれぞれ使われていたユニークなアイデアを少しずつ拝借して組み合わせ、フランス流の恋愛喜劇を構築したという感じだろうか。新聞に風刺画を描く仕事を失い、妻にも愛想を尽かされた初老の男ヴィクトルは、息子にプレゼントされた“タイムトラベルサービス”を試すことにする。それは、利用者が戻りたい過去の時間と当時の出来事を伝えると、映画撮影セットと俳優を使って忠実に再現してくれるサービス。利用者本人もセットに入って、当時の自分を演じる。

ヴィクトルが指定したのは1974年5月16日のリヨン。運命の女性とカフェで出会い、恋に落ちた瞬間を追体験するのだ。なんともロマンティックな設定ではないか。サービスを提供する会社の創業者で監督も務めるアントワーヌは、恋人の女優マルゴを運命の女性役に起用するのだが、彼女とヴィクトルが演技を超えていい感じになりかけるとやきもきしたりして、そのあたりの笑わせ方もうまい。

青春真っただ中という層を除けば、大抵の大人、特に中高年になるほど、折に触れて若い頃の恋愛を思い出し、今あの時に戻れるならどうするだろう、違った選択をしていたらその後の人生はどう変わっただろうかなどと夢想してしまうのではなかろうか。本作に登場するサービスがもし実在したら、裕福で時間のある層が結構利用しそうだ。

ベル・エポックとは「良き時代」を意味するフランス語。狭義では19世紀末から第一次世界大戦前までのパリが繁栄していた時代を指すそうだが、本作ではセット内に再現されたカフェの店名でもある。

古き良き時代を懐かしむノスタルジックな要素も確かにあるが、それだけではない。変えられない過去の積み重ねが現在なのだと改めて認識することで、今日と明日を少しでも良くできることを映画は教えてくれる。
Oenhtelrain
Oenhtelrain
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主人公のヴィクトルは時代においていかれここ数年まともな職にも就けず。妻のアントワーヌにも愛想つかれしまいには家を追い出され浮気もされる。
そんな居場所をなくしたヴィクトルが映画の撮影セットで自分望む場所を体験できるサービスに没頭するストーリーである。まぁ予告で映る通りの内容である。

もちろんヴィクトルが選んだ時代は妻のアントワーヌと初めて出会った時代場所である。当初はその時の思い出に浸りその思い出に恋をしていたのだが没入していくうちに段々とアントワーヌを演じる役者に恋をしてしまう。そこで役者から現実を突きつけられて再度悲しみに暮れるところに最後は妻もこの体験サービスの場に登場し2人であの頃の思い出に恋をし二人の仲を取り戻す事となる。

最後の妻もこのサービスを利用して2人であの頃の思い出を共有するシーンは素敵なんだがそれまでの過程が個人的にはピンと来ず面白さを感じない。
あまり過去にこだわったり振り返ったりする性格ではない事やこういう擬似体験にどこか不好みなところがあるのが原因かもしれない。
このサービスにハマり別荘まで売ってとにかくお金を注ぎ込むヴィクトルの姿が途中からキャバクラの様な場所にハマってしまうおじさんに見えてしまった。

決して悪い作品ではないけどまだまだ人生が未熟な自分には早かったのかもしれない。
ヴィクトル夫妻の様に人生を重ね、大切な思い出時代を持っているとより作品に没入し楽しめるのかな。

個人的にはこういうサービスが現実にあってもおそらく興味はないと思う。
Isytelahhal
Isytelahhal
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入りがすごくもたつくんだよね。1974年を再現したセットにいく映画だから、早く1974年にいってほしいんだけど、事情説明が長い。そこをもたせるためもあると思うんだけど、時系列をいじってくるのね。これについてくのが少し大変。

ようやく1974年の状況になってからは、普通に流れてくのね。1974年あるあるなんかもあるんだろうと思うけど、フランスのそのときの状況知らないから、そこは解らないけど。
主人公は奥さんとの出会いの場面を再現すんのね。そこから、奥さんを演じる女優と主人公の恋愛模様と、女優と社長の恋愛模様のダブルドラマになってて面白い。
主人公も、若い頃の奥さんが好きなのか、目の前の女優が好きなのかが、二重写しになってて面白いのね。

そして、ラストは、現実では主人公を追い出して、不倫中の男との再婚を考えてた奥さんが、「やっぱり主人公がいいわ」ってなって1974年に来るの。
ここで主人公の顔が浮かないのがいいね。主人公が好きなのは、1974年の奥さんなのか、それを演じた女優なのか、いまの奥さんなのか。そこを描ききらずオープンエンディング。

仕掛けが多くて、そこが面白いとも言えるし、だから観づらいとも言えるし、良い作品なのか解らない不思議な映画だったよ。
Ecnnntadvoeeli
Ecnnntadvoeeli
崩れかけた関係性を修復するには、過去の最も愛おしい記憶を呼び覚ますのが最善だ。それは長年の愛をモチーフにした物語の定番ではあるものの、本作はやや複雑な舞台設定の中でこの流れをうまく踏襲してみせる。要となるのは映像製作会社の新サービス。美術セットや俳優たちを使ってオーダーメイドで「顧客の望む時代、空間」を再現し、生の手触りをそっくりそのまま顧客に味わせてくれるという。果たしてD.オトゥーユ演じる初老の男が再現したい記憶とは何か。あふれ返る70'sファッション、音楽、カフェの雰囲気ーーーーその虚構性を認識しながら、なぜか心にリアルな感情が再燃しはじめる過程が美しい。と同時に、裏方スタッフの見せる感情のもつれやドタバタも見どころの一つ。「ワンダフルライフ」や「トゥルーマン・ショー」などの設定や断片などもわずかに思いおこしつつ、観客をそれらと全く異なる味わいへ導いていく非常にユニークな作品である。

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