彼岸花
プロット
日本
09月07日 1958 劇場で
彼岸のふたり
プロット
日本・アメリカ合作
02月04日 2023 劇場で
彼のオートバイ、彼女の島
プロット
日本
04月26日 1986 劇場で
ルー・サロメ 善悪の彼岸
プロット
イタリア・フランス・西ドイツ合作
03月26日 1985 劇場で
ルー・サロメ 善悪の彼岸 ノーカット版
プロット
イタリア・フランス・西ドイツ合作
02月18日 2006 劇場で
彼女の彼は、彼女
プロット
フランス
07月06日 1996 劇場で
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彼岸島コメント(20)
こんないい素材があるのに何でしょうこの面白くない感じ
はあ~ここまで素材を殺した映画を見ると悲しくなってきます
唯一良かったのはほかの方も書いておられますが
妖艶な吸血鬼を演じた山本耕史さんです!
それだけ!
この映画の吸血鬼の新しい点は、咬まれて血を吸われただけでは吸血鬼にならない点。つまり吸血鬼逹と戦う主役逹も、多少はムリが利く(笑)。アクション映画としては美味しい設定であり、実際、アクションシーンはかなりハードでケレン味たっぷり。クライマックス30分の一大活劇は、邦画としては明らかに規格外のド迫力。日韓合作にして大正解だろう。
……しかし肝心のストーリーは……
良くも悪くも、この映画以上に“マンガ的”“ゲーム的”という言葉の似合う映画もそうそう有るまい。
ボス敵やその腹心や巨大生物とのバトル、格好(だけは)良い刀の持ち方、ステレオタイプなキャラに超王道のストーリー展開、挙げ句は“レジスタンス”や刀の師匠(お面が変)まで飛び出す始末。
撮り方が上手いので違和感は抑えられているが、台詞も現実じゃ絶対口にしないようなクサい言葉ばかりで、そんな映画が苦手という人には正直オススメできない。
逆に映画『リアル鬼ごっこ』みたいなのを楽しめた人はこれ以上無いってくらいに楽しめるかもだ。
かくいう僕は3分に1度ツッコミを入れながら観てましたが。
山本耕史と水川あさみは良い。
要するに吸血鬼ゾンビの巣窟となった地図にも記載されていない離島に、高校生のグループが乗り込んで、行方不明となった主人公の兄を捜しつつ、鬼退治をする話なんです。
日韓合作で、韓国人の監督が手掛けたところから、のっけからスプラッターなシーンが炸裂。えっ~こんなえぐい作品だったのってのけ反りましたぁ!
兄・篤が冒頭でいきなり、ゾンビ狩りをするシーンは、凄まじいの一言。何せ頭をつぶさないと再生してしまうので、篤はフィニッシュで、どでかい丸太みたいな棒で、頭部をブシュっとつぶすのです。それが何体も連続するから、血しぶきがドバドバで、血のりべたべたのまともに正視できないくらいの映像です。
それでも引き込まれるのは、篤を演じる渡辺大の真剣を振りかざす殺陣のかっこよさと、迸る殺気です。その目力の強さは、ハリウッド俳優として国際的に活躍する父親譲りでしょうか。この篤と後述するゾンビのボスキャラが頑張っているから、他がダメダメでも何とか見応えの作品となりました。
そのゾンビのボスキャラ雅を演じたのは、山本耕史。小栗旬かと思ったくらいキャラを作り込んでいます。ゾンビにしてはクレバーで、白塗りの怪しげな出で立ちから、底知れぬ怖さと知謀を感じさせてくれました。
あと「師匠」というレジスタンスの面々を導く頭領もなかなかの存在感でしたね。誰が演じているでしょ(^^ゞ何せ、面で素顔を隠し、声を変声しているから誰だかよく分かりませんでした。
反面、ダメダメの代表格は、弟役の明を演じた石黒英雄。こっちはまるで目力を感じさせず、ボスキャラと対決シーンでも、殺気負けしています。冒頭の悪ガキ高校生のまんまで、成長を感じさせません。これは明らかにミスキャスト。市原隼人の方がもっと骨っぽい明役を演じたのではないだろうかと思います。
その分、兄弟の絆を見せるところでは、グッとくる芝居をします。だから決して石黒の演技がダメというのでなくて、はまっていないだけなんですね。
ストーリー面でも、突っ込みどころ満載。だいたい島に封印されているはずのゾンビの一部が、どうゆう訳か都会に潜伏しているのです。そんな設定は有りとしても、独りでもそんなゾンビが潜伏していたら、食糧としての人間も増えていくのだから、目立たない訳がないだろうと思うのです。
そして明の悪ガキ仲間たちは、まるで遠足に行くみたいに、陽気にワイワイと島を目指してしまうのです。韓国人の監督は、こういうところに無神経なのでしょうか。案の定、島に着いたとたんゾンビに狩られるはめになってしまいます。
そして逃げ惑う中で、内気で臆病な性格のボンが、普段のいじめに反発して、単独行動に出てしまうのも、その先の展開がバレバレで興ざめしました。
すこしいじめ問題を絡ませて、御涙頂戴シーンを狙ったのかも知れませんが、あざとく感じます。
その辺は、韓国映画出身だけに、演出過剰気味なところが自然に出てしまうのかも知れません。ただ日本人のゆかしさを求める心情に、チョットマッチしないくらい、これでもかと感情をたたみ掛けてくるくどさを本作には感じましたね。
ゾンビのボス雅の愛人となる謎の美女・冷。セックスをしても感染しないのはなぜだろうと思いつつ、この美女が明たちの味方になったり、雅の計略どうりはめようとしたり、立ち位置が曖昧なところが原作の魅力の一つではないかと思います。
だけど本作では、冷の気持ちが上手く整理できず、女心と秋の空というか鳩山首相みたいにくるくるかわってつかみ所がにゃい!のが辛いですねぇ。
そんなわけで、アクションはすこぶるいいものの、ストーリー展開には多いに不満が募る作品でした。兄弟の絆を語るところはいいのですが、一口にいってゾンビ映画なので、この手が苦手な人は、無理に見ることもないでしょう。
釣りバカを見て、笑っている方が、精神的にいいと思いますよ。
楽しみにしてたんですけどね。
仕事、放り出して駆け込んだんですけど、
ずーっと血みどろで見てて疲れちゃいました。
だけど、この続編がありそうな感じで終わっているので、
これがプロローグに過ぎない・・・って展開になるんなら
血みどろどろどろも仕方ないのかもしれませんね。
今回のお話では、?が多いので、
続編、あるのなら!ということでA-にしておきました。