50% 欲しいです,合計 109
レビュー | 共有する
空気殺人 TOXIC プロット 韓国 09月23日 2022 劇場で
人形霊 プロット 韓国 07月16日 2005 劇場で
人形嫌い プロット 日本 09月25日 1982 劇場で
気球の8人 プロット イギリス 09月15日 1984 劇場で
坊やの人形 プロット 台湾 01月01日 1984 劇場で
越前竹人形 プロット 日本 10月05日 1963 劇場で
空気人形コメント(20)
原作未読
空気のようで空気ではない。たかが空気されど空気?
心を持った空気人形の「人形」としての描き方が中途半端に感じた。そのお陰(?)で彼女の存在が、いい意味で凄くあやふやなものになっていたと思う。
あと、終盤のあのグロ演出にはどういう意図が…。美談で終わらすまいとする何かを感じるが、とにかく後味が悪い。
GYAO!にて
バズってたので見てみたが、想像以上に重く最後まで切ない物語だった。
ラブドールとして生まれてきたが心を持ってしまった故に、恋心を抱いてしまったが、結局心を持ってしまったのは良かったのか悪かったのか、本人にとっては幸せだったのだろうか?
性処理のために好きでない人間とする行為、人間に憧れを抱いているラブドールが生活していく中で見ていく人間の愚かさ。全てが切なくて、主演のペ・ドゥナさんの全てを達観した表情が痛々しかった。
物語にちりばめられている各シーンに切なさを感じる。
ラストは個人的にとても好きだった。
突然心を持ったラブドール。社会に繰り出す時の純度100%な姿が愛しい。(そこそこ覚えの早いが、それは目を瞑る。笑)それと同時に、人間の持つ"孤独"を同じようなシーンを引きを使って表現することで、「一人」の意味を模索するような描写が刺さって仕方ない。
是枝監督が連れていく、衝撃のラスト。R15+の意味が有された瞬間、切なさと驚きに包まれる。
ペドゥナがはまり役すぎる。顔、スタイル、喋り方、全てにおいて完璧。キャスティングにセンスあり。人形から人間になる時の描写や映像がすごい。リアルに感じる。空気を入れる時はなんとも妖艶で、彼が空気を入れたい、と思うのも分かる気がする。