人間失格

6.6/10
合計14件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   117分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   浦沢義雄
劇場で   02月20日 2010
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人間失格 プロット

太宰治生誕100周年を記念して製作された文芸大作。津軽の資産家の息子・葉蔵は、幼い頃から周囲となじむために偽りの自分を演じていた。上京して高等学校に入学した葉蔵は、同じ画塾に通う遊び人の青年・堀木と出会う。堀木とともに酒におぼれ、放蕩生活を始めた葉蔵は、女にも不自由することがなかったが、そんな生活に徐々に虚しさを募らせていく。主演に生田斗真。監督は「赤目四十八瀧心中未遂」の荒戸源次郎。

人間失格 俳優

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人間失格コメント(20)

Sruscagleuef
Sruscagleuef
女に不自由していない葉蔵。「誰でも一度は女にモテる時期がある」なんて、最近はやりの“モテキ”じゃないですか。でも映画を見る限りではずっとなのかもしれない。

堀木(伊勢谷)と知り合い遊びを覚えていく葉蔵。カフェの女中・常子(寺島)と入水自殺をしようとしたが、自分だけ生き残ってしまった。やがてタバコ屋の娘・良子(石原さとみ)と結婚するが、堀木が遊びに来ていたとき、男と情事にふけっていたのを目撃してしまう。そして薬物へとハマっていき、ついには療養生活。

ほとんど太宰治の自伝的小説なんだろうけど、人間との付き合い方がわからない主人公がどうしてそうなったかわからない。「生まれてきてごめんなさい」と幼少時代に言わせていることから、生まれつきだったんだろうけど・・・

2009年は生誕100年ということで『斜陽』『ヴィヨンの妻』『パンドラの匣』、そして今作と公開され、まさに太宰治イヤーだった。やっぱり文芸作品は映像勝負。人間失格自体、まったく面白くないのだが、中原中也(森田剛)が出てくるシーンでCGを使い、とても印象的だった。線香花火が落ちてくるやつ。
jnrusx
jnrusx
ストーリーがわからなすぎて眠くなった。そして、生田斗真の演技ひどすぎ。
Lirmaearbfecotos
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3月15日観賞 第一弾
原作は大昔に読んで、イメージのみの記憶となっていた。
なので、映画を観れば思い出すかな、と思いながら観ていたが、さっぱりイメージのみから抜け出せない。
ま、いいんですけど。

生田斗真の魅力満載で、美しい映像がたくさんでしたねぇ。
ファンではない私も思わず俄かファンになりそうな程、魅力的でした。
これなら、あらゆる年齢層の女性を惹き付けるのは当り前だと、妙に納得したのでした。
こんな男ヤダと思う反面、庇護欲を掻き立てるんだろうなぁ。

印象に残っているのは、寺島しのぶとのやり取りで、
「鎌倉の海に行こうか・・・」で、それが何を意味するのか、ギリギリの処にいる人同士には通じてしまうことが、すごい、というかビックリしてしまうことでした。

あと、石原さとみとの小さな幸せがこんなことになってしまう原因がわかんないです。あの子は何の為に?
ギリギリの人同士は寄り添っても安らかにはなれないんだろうか?
仮に100%を自分に向けられても足りないんだろうね。
120とか150とかじゃないと、自分の欠けている所が埋まらないんだろう。

何もかもを決定的に壊した、堀木役の伊勢谷友介に、ちょっぴり怒りを感じたのは私だけでは無い筈だ。
単純な観方かもしれないですが。

今、落ち込んでる人ははまるかも。(太宰の小説とかと同じで)

中原中也の骨の詩の下り、個人的にウケました。
昔の家庭内ギャグだったので。
でも、森田剛はないんじゃないかと。
これも個人的感想です。
Gcklsanwbi
Gcklsanwbi
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昨年公開された『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』を観る際に、太宰治の諸作品を一度も読む機会が無く、映画本来を完全に読み切れない自分の力の無さを痛感した。元々『ヴィヨン…』が、太宰治の多くの作品から引用した内容だとゆうのを知っての鑑賞だったのも有るが…。

今回は『人間失格』単品を映像化とゆう事も在って、意を決して遂に太宰作品を初めて読んでみた訳ですが…。

いや〜難しい。一夜漬けでは歯が立たん(苦笑)

一応原作では、太宰治そのものを自ら投影した、大庭とゆう人物が自殺した動機を、遺された手記から作者(太宰治)が、その真相を探る訳ですが…。…って言うか、この説明で合ってますよね!!
それ位難解でしたね。
「これはどうあがいても映像化には向かないぞ!どうやるんだろう?」と思いましたが…。

映画本編は大庭とゆうキャラクターを掘り下げ。堀木との友情を立て軸にして、大庭の生き方に影響を与えて行く、多くの女性達との関わりを同時に描いていた。
原作だけを読むと、それらの関わり合い方がかなりややこしく、全く反芻出来なかったのですが…。
それでも映画を観終わって、例え内容面で解らなかったとは言え、ある程度の人間関係を予め理解していたのは、とても大きかったと思います。
映画を観ながら、「嗚呼!あのセリフがここで使われるのかぁ〜」や、「お!ここでそれを使うのか…」…と。何しろラジオが故障するネタが、ベルリンオリンピックに於ける「前畑ガンバレ!」の実況として生かされていたり…と。感心する事ばかりでしたね。
原作に於いてははっきりと解らなかった時代背景は、昭和16年から昭和19年12月7日の、日本軍による真珠湾攻撃による戦争開戦日に設定され。更には原作には登場しない森田剛演じる中原中也が絡んで来たりと、原作には全く縛られない自由な発想の脚本には感心しましたね。

監督自ら「(男女の)絡みは好きじゃない」との発言には、過去の監督・製作作品からして意外な感じがしましたが、結果として作品中には“その行為”は映さず、(男女の行為の)“その後”を観客の想像に委ねる事で、よりエロチックな画面作りをしていたのも驚きでした。

とても静かな画面構成で、昨今よくある音楽過剰な作品と比べると、時に濃密な空気感に息が詰まる時さえ有りました。その為に見る人を選ぶ作品かも知れません。個人的には、おそらく中身の半分も理解出来てはいないのですが、不思議な作風と相まって、味わい深い作品になっていると思います。

(2010年2月24日TOHOシネマズ西新井/スクリーン8)
Graeenbdlo
Graeenbdlo
すごく太宰が好きなわけでもなく、この物語も大昔に一度読んだきり、そんな私が観る分には、世界観は崩れていないように感じました。文学的と言うよりはやや耽美的に感じます。話が話なので仕方ないですが、眠かったです。