テルマ&ルイーズ
プロット
アメリカ
02月16日 劇場で
マダム・ウェブ
プロット
アメリカ
02月23日 劇場で
ソウルメイト
プロット
韓国
02月23日 劇場で
熊川哲也 K-BALLET TOKYO 「熊川版新制作 眠れる森の美女」 in Cinema
プロット
日本
02月23日 劇場で
神探大戦
プロット
香港・中国合作
02月23日 劇場で
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COACH コーチ 40歳のフィギュアスケーターコメント(3)
何をコンセプトにしてんだろ?ヒロインが口ずさんでるのは必ずプッチーニだし、愛用のベンツのナンバーが49-89だし、笑わせたいのか感動させたいのか・・・特記すべきのは、ナレーションが英語だということか? ドキュメンタリータッチにしたいのなら、その路線でずっと押し通してもらいたいところだが、西田美和の演技が素人同然なので感情移入もへったくれもない。
そんな酷い映画をどうして見てしまったのか(TVでだけど)?もちろん、伊藤みどり、荒川静香や安藤美姫という多彩なゲスト陣クレジットがあったおかげだ(笑)。
スポコンものとしても王道なストーリーだけど、鬼コーチである平泉成が美和に自転車通勤させたり、空手道場に通わせたりと特異な味付けをしている。“ある出来事”とは大学時代の元恋人の忘れ形見・飛鳥を預かることになったこと。それがどうしてオリンピックを目指す動機になるかもわからない。むしろ、ライバルとなる千夏(ぁみ)がけしかけたという伏線をメインにしたほうが自然なのだ。その千夏のファイナルでの演技は特撮だらけだけど、なかなかのものだった。そして、その千夏が最後のジャンプをする頃には失明する!というわけのわからない難病の設定には笑える。そしてなぜかラストの演技を行う美和。一度転倒するものの、最後には大技ジャンプ“ブルーローズ”と回し蹴りだ(笑)。結果は2位だったけど、千夏が失明したらオリンピック出場じゃん・・・わけわかんないぞ。
目当てのゲストたち。伊藤みどりは過去の映像だけだし、荒川静香はイナバウアーも含めた粗い映像ビデオ。なんとか安藤美姫は一緒に滑ってたけど、出演理由がわからない。放送席での解説に佐野稔が頑張ってたのが一番長かったか・・・
言いたいことがたくさんありすぎなのか、テーマがまったく絞り込まれていなくて、よくわからない!!
流行のアラフォーモノなのか、スポ根ものなのか、恋愛ものなのか、とにかく、盛り込みすぎでただ無理につなげた感が否めない。
冬季オリンピックの時期に合わせて公開したのだろうが、内容がこれじゃあ、スケートファンに向けた映画にしてもお粗末過ぎ。
本物のプロスケーターを使うことも無理があったのでは!?
自主映画だったそうなので低予算のため、プロの女優は使えなかったのだろうが、アラフォーの女優ならもっとスケーター的ルックスの「石田ゆり子」や「永作博美」あたりだったら映像として少しは面白かったたかも。
とにかく、見終わった後「ハァ?」ってなる映画も久しぶり。テーマを絞り込んだら面白かったかもしれないし、「イノセントワールド」のプロデューサーと聞き、残念だ。
劇中の「コンパルソリー」という昔は規定種目のひとつ。あんなにひとつのステップが美しいと初めて実感したり、主役の西田美和さんと安藤美姫選手のシーンも、この映画でしか観られないものと思います。