フロスト×ニクソン プロット

1977年、英国のコメディアン出身で人気トーク番組の司会者デビッド・フロストが、ウォーターゲート事件で辞職した元米国大統領リチャード・ニクソンにインタビューを申し込む。フロストはアメリカ進出を、ニクソンは汚名返上と政界復帰を賭けてインタビューに臨むが……。4500万人が視聴したといわれる米テレビ界伝説のインタビュー番組収録の模様とその舞台裏を、ロン・ハワード監督が映画化。原作は「クィーン」のピーター・モーガンによる舞台劇。第81回アカデミー賞では7部門にノミネート。

フロスト×ニクソン 俳優

フロスト×ニクソン 写真

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フロスト×ニクソンコメント(14)

Nkmxgspoihs
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2008年製作のアメリカ映画。122分。前FRB議長のアラン・グリーンスパン氏は、歴代のアメリカ大統領で、カメラを前にしてパフォーマンスが最もうまかったのは、クリントンとニクソンだったと言います。本作は、そんな後者のニクソン氏が、退陣後に出演した伝説のインタビュー番組を扱った作品でございます。

テレビショー司会者のフロストは、キャリアの脱皮を図ろうとウォーターゲート事件で辞任したニクソンをインタビューする番組を企画します。ニクソンはそのオファーを、自らの政界復帰という思惑で受けます。そして、収録現場で展開される両者の火花が、本作の見どころとなっています。

なんとか本音を引き出そうとするフロストと、狸の皮をかぶりつづけるニクソンの、いたちごっこな心理戦を通して、メディアと政治の世界の本質が垣間見れるのが興味深い。

個人的に政治家という人種はどうしても好きになれないのですが、幼なじみに一人政治家になってしまった人がいて、彼の選挙活動を通して、政治家というのは総合職なのだなと思ったものです。そして本作のニクソンはまさにその匠の領域。こういう能力を手に入れられるなら欲しいとさえ思いました。

映画全体としては手堅くまとめてきたなという感じ。それでもAランクをつけたくなったのは、主演二人の手堅くない演技に感動したからです。表情のアップが映画の最大の見せどころになるという難しい本作で、主演二人は見事にその職務をまっとうしています。

一瞬にして表情がくもるニクソンと、ギラッと輝くフロストの後半の演技は感涙もの。ある意味、自分の顔ほどコントロールできないものはないと思う(特に目の動き)。

それにしても、ニクソンさん。。。映画観ながら結構応援してたのに、あんな所でボロがでるとは。。。

これだから人間ってやめられない。
Hnigosmskxp
Hnigosmskxp
フロストは勿論、ニクソンの最後の表情に非常に引き付けられました。日本でもこのような映画作って欲しいです。
あ、別に故田中〇栄氏対古館伊知郎氏の仮想対談って訳ではなくて・・・。
内容的にですよ。(苦笑)

でも、映像って怖いですね。(特にテレビ)
何も語らなくても内面が表面に出る事もあるし、その逆に一部分だけを観て、真実とは違う物を、あたかも把握したかのような印象を与える事も出来る。
だから面白い・・・とは言えませんねぇ。

映画の感想と言えないかも知れませんが、そんな事を改めて思わされた作品でした。
Hmsnpsxgiok
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チラシには、政界復帰を狙う元大統領ニクソン。
全米進出を狙う英国のテレビ司会者フロスト。
こんな紹介が載っています。

ニクソンとウォーターゲート事件の事は知っていますが、
彼がインタビューで自分の過ちをはっきりと語っていた事を
この映画を観て初めて知りました。

フロストは自分の資産を投げ打ち、
果敢にニクソンに挑み、インタビューの権利を
手に入れます。
しかし、ニクソンからすれば、フロストの質問など
赤子の手をひねるようなもの、
楽なインタビューだと思ったのでしょう。
だって、相手は田舎国(といったらイギリスに失礼でしょうね)
の、それも政治に疎そうなテレビ司会者。
あえて言えば
田原総一朗ではなく、みのもんたが相手のようなものなんですから。
(表現、ちょっと不謹慎かな?)
まかり間違っても、尻尾を捕まえられる事は有ろう筈もないはず。
その上、テレビに放映されれば、自分のPRにもなり、
政界復帰のきっかけになるかも知れないと。
事実、約束したインタビュー四回のうち、
三回終了時点までは、ニクソンの意図通り運び、
フロストはノックアウト寸前。ついでに、財布もすっからかんで、
破産寸前。

でも人間、勝ちすぎると油断しちゃうようです。
ニクソンさんも、最後のインタビューを前に酔っ払って
フロストさんへ余裕の電話をしてしまったのです。
(これって、事実なんですよね?)
それも、電話した事すら覚えて無いほど酔っ払って。
ニクソンさん、動揺が走ります。
きっと内心では事件の事を後悔していて
懺悔したいと思っていたのでしょう、
だから電話でついペラベラと
懺悔に似た事を話してしまったと、
動揺したのではないでしょうか。

最後の戦いの前にすっかり、焦ってしまいます。

事実、フロストは、その電話から反撃のヒントを手にいれました。
そして、最後のインタビューでニクソンから重大な告白を手に入れるのです。

二人の息詰まる心理的駆け引きを
マイケル・シーンとフランクランジェラが熱演。
お勧めの一本です。
Igntreeinsrntigb
Igntreeinsrntigb
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地味なノンフィクション的な作品と思ってあまり気が進まないまま、なんとなく鑑賞。
ところが、インタビューをある種の1対1の決闘のように描いており、地味ながらも緊迫感があって面白かった。
スポーツではないものの、大物のチャンピオンに挑む、無名の若者といった構図。
地味な素材を随分と盛り上げると思ったら、舞台脚本が原作と聞いて納得。
ウォーターゲート事件についてもっと知識があればより楽しめるはず。
Hmskpixgosn
Hmskpixgosn
ネタバレ! クリックして本文を読む
名画座にて。

これは絶対来るだろうと楽しみにしていた作品。
R・ハワードが監督ということで、かなり観やすい。
その分、緊張感にはやや足りない感じもするが^^;

実際のTV番組も舞台版も(キャスト同じだったのね)
観ていない自分だったが、これはかなり面白かった。
ほとんど丁々発止のやりとり。ああ言えどもこう返す。
どう考えても有利な立場にいたニクソンが、なぜ
あんな風に口を滑らせ、狼狽し、全てを失ったのか。
実際に観るまでフロスト(こんな女好きだったとは^^;)
という人物の造型があまり分からず、確かに頭はいい
かもしれないが、たかがTVショーの司会者。である。
出来るのかぁ??インタビューだぞ。。という感じだ。
そして後半、ついに口を割るニクソンを観るに至っても、
私にはこれがフロストの力!というよりは、運のような
(ゴメンなさいねぇ)そんな感じさえしたのだ。
だが彼は、敵?であるニクソンに好意を持たれていた。
常に他者との劣等感に苛まれたニクソンにとって、
また出たか、のごとく輝ける男だったんだろうと思う。
だからコイツ(すいませんね^^;)をねじ伏せることが、
自分の復権に繋げる最たるものだと信じたんだろう。

昔、幾度かニクソンのドキュメンタリーやドラマを観た。
その時の印象とまったく変わっていない(当り前か)彼。
演じるF・ランジェラがとにかく巧くて本人に見えてくる。
勤勉な努力家であり、平和外交などで力を発揮すれど、
ほとんど人気が出なかった(汗)やや可哀相な政治家運。
(近年になって、彼の功績がまた評価されているらしい)
プレイボーイな上、裏工作を重ねるケネディと比べれば、
見劣りはすれど^^;選挙ではまだクリーンな印象があった。
反面、若い頃から金銭にめっぽうしたたかで稼ぎ上手、
さらにはすぐに激高しやすい性格でもあったようだ。。^^;
追いつめられたフロスト陣営が勝負に出る後半戦、
ここでのメインは、その前夜にニクソンがかける電話だ。
これがあったおかげでフロストは勝てたような気がする。
(この部分が本当ならば、だけど)

それにしてもTVメディアの力は凄い。
扱う内容がなんであるにせよ(薬物ニュースとかねぇ)
興味のあるなしに関わらず、目耳に入り込んでくる。
確かにそれを熟知している者が、そのギョーカイでは
名を馳せることを、再確認させられる作品でもあった。

(ということでR・ハワード御本人の力が発揮されてます)