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シュレック フォーエバーコメント(11)
今シリーズも4作目にして最終章。
第1作から観てきた自分としては、あ、もう終わるんだ?
みたいな感じで^^;確かにもうやることはやっちゃった感が
強いもんね。いよいよマンネリ化してきたシリーズに喝☆
を入れるべく終わり方もマンネリに悩ませるところが巧い。
幸せを手に入れたシュレックが、どうも最近窮屈な毎日に
やや嫌気がさしたのを見計らい、罠を仕掛けられる物語。
なんというか…世のお父さん方に向けて描かれたような^^;
すぐそこにある幸せに気がついてね♪的なお話である。
シュレックに罠を仕掛ける悪徳キャラの声に、劇団ひとり。
どうもこのヒトあまり得意じゃないんだけど^^;しっかり
ランプルスティルスキンに為りきって、最後まで巧かった。
濱ちゃんや藤原紀香はすでにベテランで違和感まるでなし。
口の動きにピッタリと台詞が合うのが(関西弁なのに)妙に
心地良い。第1作目を観た時、なんなんだ?このキャラは?
と思うほど夢のない(爆)特異なキャラを主役に据えた試みに
驚いたものだが(展開にも)、物語は王道の王道で、さすが
ネズミ王国出身者がトップにいるだけあるな~と感心した。
ピクサーと比べてかなりおふざけモードが満載なんだけど、
押さえるべきところの巧さと、話の運び具合やテンポでは
ドリームワークスの方が纏まりがある。と私は思う。
さて、シュレック親父…^^;
有名になることと引き換えに自由を失うというのは確かに、
ゲーノージンなら誰もが味わっていることなんでしょうねぇ。
でも基本は、自分がそれでもいいと(そうしたいと)思って
選んだ道なのだから多少の窮屈は仕方がない、それよりも
今ある幸せを大切にしましょうよ…というのが奥方である
フィオナの言い分。ずっと独りで搭に閉じ込められていた、
彼女ならではの意見なワケですね。どうも人間(怪物でも^^;)
その幸せに慣れてしまい、それが当たり前になってしまうと
世間や周囲への感謝を忘れてしまいがち。特に子供が小さい
うちはその世話に振り回されて、自由なんてどこにもないし。
分かるなぁ~xxと思いながら、でも自分はとても大切なもの
を手に入れたんじゃないか!と思い直すこともあるんだよね。
そんな行ったり来たりが人生で、家族とか親子とかを味わい、
勉強できる貴重な期間だったりするワケで。。なぜだか、
観ているうちに私も過去を思い出し、ほのぼのしてしまった。
でもって、さらに(爆)
自分が好きになる人っていうのは、ぜんぜん知らない世界で
出逢ったとしても、また好きになったりするもんなんだなーと
全くもって王道の世界を描いているだけなのに、あ~やっぱり
いいな、と思わせてくれる。
本来のおとぎの国の姿というのは、自分が王子様やお姫様に
なりきって(爆)夢見れちゃうところがいいんだから、それが
例えリアルな姿であったとしても、本質は変えないのが正解。
そこを作り手が把握しているかどうかで、物語はおとぎ話に
なり得るかどうかが決まる気がしてならないのだわ、私には。
だからこんな緑色の怪物に愛や夢を語らせ、家族を持たせ、
見事におとぎの世界へと仕上げた功績は、大きいと思うのだ。
(今回も2Dで観たんだけど^^;最後は3Dで観れば良かったかしら)
シュレックの世界では
主人公は美男美女じゃなく化け物だし、
王子様は張りぼての馬で劇に出てるし、
長靴を掃いたネコは上目遣いで見つめてきて楽しようとするし、
クッキーマンはすぐ割れるし、
ピノキオは嘘つきのままだし、
お姫様たちは性格悪いし、
などなどほんとに大丈夫なの?って設定で溢れ返ってますw
そのシュールさが面白いし、紆余曲折はあるものの、結局美しい物語になってるところが素敵だと思います。
きっと現実も一緒でお話みたいに上手くいかなくてもそれぞれの人生がとってもドラマチックなもの。
綺麗事にみえることが意外とほんとに綺麗だったり。
今あるしあわせを見失わずにいたいなと思いました。
おとぎ話をひっくり返したようなパロディとブラックユーモア満載の内容と、打倒ディズニーの意気込みにニヤリ。
「2」もそこそこ楽しめた。
「3」で息切れを感じた。
そして第4弾。
ドリームワークスの代名詞的人気シリーズも、初期の頃はユニークな題材に新鮮味を感じていたのだが、すっかりパターン化してしまった。
それを打開すべく、シュレックがパラレルワールドに迷い込むのだが、まるでマンネリに悩むシリーズそのものだ。
人気者になったシュレックがその人気に疲れる様は、人気シリーズになり過ぎて観客に飽きられたシリーズを物語っている。
パラレルワールドに迷い込んだシュレックが再びフィオナと恋に落ちる様は、初期の輝きを取り戻そうとする苦肉の策の気がしてならない。
それでも楽しめる人は楽しめ、めでたしめでたし。
シュレックは、最初の頃は見ていたのですが、全ては見ていなくて、内容が飛んでいるのではないだろうかと思っていましたが、難なく見れました。
一緒に見た主人は、たぶん全くの初めてで、いきなりの最終章でしたが、内容も大体分かって、感動していたようです。
この作品は、マンガであって、マンガでないリアルさがうりなのではないでしょうか?
だからこそ伝わる何かがあると思いました。
何故いい夫婦の日に選んだのかがよく分かった気がしました。
子どもだけでなく、大人も楽しめる映画なので、これからも続いていって欲しい映画の1つです。
シリーズ最後なのに意外にあっけなく終わっちゃったし個人的に良かったのはシリーズ1だけかな??
ふっつーのお話しが観たかったな....子育てに奮闘しててみんな個々に活躍する普通の話...絶対そっちのが面白いって!!
なんで最後に新キャラぶち込んだ!?!?
キャラ多すぎて軽く事故だし観てて疲れる....!!
最初が良かっただけにこの終わり方は残念でした