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ランジェ公爵夫人 プロット フランス・イタリア合作 04月05日 2008 劇場で
伯爵夫人 プロット アメリカ 03月11日 1967 劇場で
上海の伯爵夫人 プロット イギリス・アメリカ・ドイツ・中国合作 10月28日 2006 劇場で
裸足の伯爵夫人 プロット アメリカ 11月11日 1954 劇場で
或る剣豪の生涯 プロット 日本 04月28日 1959 劇場で
哀しみの伯爵夫人 プロット フランス・イタリア合作 03月27日 1976 劇場で
ある公爵夫人の生涯コメント(11)
彼女のコスプレ姿は、なかなか似合っていて、
それに、プードルみたいなヘアースタイルも
キュートで可愛かったです。
アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したくらいだもん!
ゴージャスなドレスには、魅了されっぱなし^^
女性には嬉しい映像が満載でしたね(^o^)
そしてストーリーはというと・・・
う~ん・・・
あの当時の女性は、世継ぎの男の子を産まないと
認められない厳しい現実があったのは
ホント!哀しいですね。
(逆に今このご時世は女の子の方が喜ばれるらしいが・・・(苦笑))
時代やスキャンダルの大小は違えど
夫婦間の感情や苦悩などは、
現代の夫婦と同じで、共感できる気がしました。
ラストのジョージアナの選択は、
間違いなかったと思います。
4月14日MOVIX伊勢崎にて観賞
ストーリー: 75
キャスト: 75
演出: 80
ビジュアル: 80
音楽: 75
優雅な衣装と宝石に身を包み、豪邸に住みながら毎夜のように宴会と賭け事にうつつをぬかす生活は、当時の一般市民から見れば夢のような生活だろう。だが上流社会には上流社会なりの不幸があり、特に社会的に弱い立場であった当時の女性には制約だらけで自由もない。幸せそうな少女時代は過ぎ去り、時間の経過と共に夫との恵まれない結婚に追いつめられ、社会と家のしがらみの泥沼にはまりもがく女性の生涯の儚さが物悲しく綴られていた。
この時代の絶対権力者である貴族では当たり前であったかもしれないが、それでも夫の行為は裏切りとなって妻の心を傷つけるし、彼との口論や争いの描写は生々しく伝わってきた。ぎすぎすとした殺伐な雰囲気が後半を覆っていて、見ているこちらの感情に直接訴えかけてくる。傷口を触られているような気分にもなって心地よいものでもないが、彼女の感じることがよく理解出来るうまい演出ともいえる。
細部にもこだわりが見られる豪華絢爛な衣装・セットはたいしたもので、英国の時代劇の質の高さが感じられる。まさにこちらが貴族社会にいるかのように思わせてくれる。美しい風景や建物を意識的に撮影している映像も良いし、音楽もよく作品に合っていた。
デヴォンシャー侯爵夫人(キーラ・ナイトレイ)は社交界の人気者で全ての人を魅了したようです。が、しかし夫以外。
夫(レイフ・ファイアンズ)は妻を男子を産む道具としか考えていない。愛人を何人も抱え隠し子もいるが、離婚には応じない。男子を産むまで。愛人とのセックスは楽しむくせに、妻には「自分で脱げ」と。てか、妻より犬に興味がある。女子が生まれた時なんかは、顔をちらっと見ただけで去って行く冷淡な男。
結婚初夜のキーラに食い込んだコルセットの後が、この時代の女性の自由のなさを表現しているようで痛々しい。それと対象的な桃色のハイソックスのリボンが可愛い。
でもキーラは勿論綺麗ですが、社交界を魅了したというほどの、圧倒的な美しさ、知性、教養、妖艶さはないので、説得力に欠ける。
おそらくレイフ・ファイアンズや、母親役のシャーロット・ランプリングと比べてしまうからだと思う。
歴史に基づいているから、ストーリーは何ともならないのかもしれないけど、どれも同じように長くてドロドロ