マン・オン・ワイヤー プロット

1974年8月7日、フランスの大道芸人フィリップ・プティは、地上411メートルに達するニューヨークのワールド・トレード・センターの2つのタワー間で、命綱もつけずに綱渡りを始める。中止されないように、全てを事前に計画して……。当時の映像や計画を支えた友人らのインタビューを交え、“史上、最も美しい犯罪”とも言われた綱渡りの様子を追うドキュメンタリー。第81回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞した。

マン・オン・ワイヤー 俳優

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マン・オン・ワイヤーコメント(5)

Ogikhmsnpsx
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何かに行き詰ったり躓いた時、あるいは現状から成長する為に精神的に自分の視点を変えるという事があると思うけれど、物理的な自分の視点を変える事によって同様に視点が、つまり物事に対する考え方や受け止め方や価値観が変わるという事があると思う。例えば、地球を離れた視点に置かれた時に考え方や価値観が変わったという宇宙飛行士の話を本で読んだ事がある。例えば日本から海外へ出て生まれた国の外から世の中を見るという場合でも同じような事があると思う。
こんな高い所でたった1本の綱だけに自分を預けて世界を見た時に、自分だったら何を考えるのか、自分にどんな変化が起こるのかできるものなら体験してみたいと思った。高所恐怖症だしバランス感覚は人並み以下なので、その前に別の世界に行ってしまいそうだけど。
「カモメと話していた」というセリフが心に残った、そしてここまで頑なに執着できるものを持つフィリップがとても羨ましい気持ちにもなった。
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ジムノペディと未知なる挑戦
弓で綱渡し
“理由がないから素晴らしい”
夢と愛の両立
現在の本人が綱渡り披露

少し構成が分かりにくかったが衝撃の挑戦に感動
Eedyidforrrln
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正直、あまりこのようなタイプの作品を観た事がない私にとってもこの映画を観る事自体が挑戦でした。エンドロールが終わり劇場を出た瞬間、私の頭の中で“この程度の作品か・・・”とか“アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門は大した事ないな”といったことを考えていました。しかし、時間が経つにつれこの作品が何を言わんとしているか等いろんなことを考えているうちに“待てよ、意外といい映画だったのかもしれない”と思い始めたのです。そう、この作品は考えれば考えるほどよくなっていくそんな作品だと思います。

舞台は1974年
大道芸人のフィリップ プティはある1枚の写真を観た瞬間にワールド・トレード・センターの2つの塔を1本の綱を張って渡る計画を思い付き、その計画を成功させる為に地道な特訓や準備を開始します。本作はプティ本人のインタビューはもちろんこの事件の関係者の証言や事件当時の貴重な映像を交えながら描いた作品です。

注目は徐々にベールが剥がれてゆく計画の中身とクライマックスシーンの演出です。特にこの計画の準備段階についての詳細が明らかとなるのですが、その描き方がまるでサスペンス映画を観ているような緊張感に包まれていてお見事といった感じでした。私としてはあの辺りの描き方が好きでした。

それから、印象的だったのは映画が架橋に入り何か派手な演出でもあるのかと思いきや、ある名曲が流れてきて、その曲の使われ方と映像が絶妙にマッチしていて私の胸が何故かキュンとなってしまったのです。今でもあのシーンの事を考えると何とも切なくなってしまいます。何の曲かは本編を観てのお楽しみですが、ヒントは“TBC”です。

この作品に弱点は特にないのですが、私の映画を選ぶ基準の一つである“俳優の演技”がどうのこうのという問題ではないとわかっているのですが、何故か物足りなさを感じました。そして、私自身がこういったドキュメンタリー作品を数多く観ていないのでこの作品が“最高傑作”かどうか判断できないのも事実です。

しかし、私にとっては貴重な体験となりました。
命を懸けてでも挑戦したい何かを見つけることが出来たぷティは本当に幸せ者だなぁ~と思いました。私も死ぬまでにはこういった何かが見付けられたらいいのですが、その辺は難しいですね。まあ、そんなことを考えさせられた良い作品だと思います。機会があったら是非!
Hmsnpsxgiok
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劇場公開時なぜだか気になって
観に行ったのを、ふと思い出した

細かな内容は忘れてしまったけれど
観賞後の気分は忘れない

ジムノペディ第1番が美しかった
Rewpnviexeso
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2008年イギリス・アメリカ合作映画。95分。今年30本目の作品。前々から気になっていたドキュメンタリー映画です。

内容は;

1、フランス人綱渡り師フィリップ・プティ氏は世界中の高所を無許可で綱渡りするいわゆる国際的な「お尋ね者」。
2、そんな彼は1974年、子供のころからの夢だったNY世界貿易センターの綱渡り計画を立てる。
3、様々な困難を乗り越え彼は夢を実現し、そして大切なものを失う。

世界貿易センターをわたくしは1999年に訪れたことがあります。実は高い所は苦手で最上階からガラス越しに下を見下ろした時はめまいがしました。こんな建物を作った人はすごいと思ったものです。

しかし、世の中にはその上がいました。屋上に鉄製ロープを張って命綱もつけずに45分間もこの二つの巨塔の間を歩いていた人がいたのです。すごいという感情以前に理解できませんでした。

本作はフィリップ・プティ氏と協力者のインタビュー、実際の映像や写真を織り交ぜながら作られたドキュメンタリー映画。本編が進行すればするほどわたくしの理解度はさらにバラバラになっていくような展開でした。

しかし、本作のマジックはそんなプティ氏を観てて好きになってしまうことなのです。童心溢れる彼の瞳を観て嫌いになることなんてできません。彼は根っからの子供で、そして生粋のピエロなのだ。

常軌を逸してるからこそ彼にしか与えられない夢や希望のあった45分間。それは決まり事に縛られているわたしたちの胸をときめかせる以上に、ひょっとしたら逸脱したいという本質的な願望をくすぐるからなのかもしれません。

結果的に、彼はその夢を実現した見返りに大切なものを失った。なにかを得ればなにかを失う、という法則は偉業を成し遂げた彼にも容赦なく襲いかかった。だからこそ愛くるしい。

本編が終わったあと、胸をかきむしりたくなる感情に襲われました。