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時の行路 プロット 日本 03月14日 2020 劇場で
心の旅路 プロット アメリカ 07月01日 1947 劇場で
夢の旅路 プロット アメリカ 05月26日 2001 劇場で
海の上のピアニスト プロット イタリア・アメリカ合作 08月21日 2020 劇場で
橋の上の娘 プロット フランス 12月11日 1999 劇場で
坂の上のマリア プロット 日本 04月28日 2001 劇場で
路上のソリストコメント(20)
LAタイムズの記者と、路上生活をする元チェロ奏者との交流を描く。
個人的には、心に響く作品ではありませんでした。
まぁ何にしても、統合失調症の人との付き合い方は難しい。自分はこうと思ってても、その人にしたら別の認識や世界観がある。付き合うなら、覚悟を持って付き合わないとね。
しかし、ジェイミー・フォックスは難しい役を見事に演じてました(^^)b
映画「路上のソリスト」(ジョー・ライト監督)から。
ベートーヴェンをこよなく愛し、
かつては将来を嘱望された天才チェロ奏者だった
主人公のナサニエル。
チェロを弾き始めた頃、演奏を指導してもらっている先生に、
彼は、真剣な顔をして、こう語りかける。
「ベートーヴェンは11歳で作曲した。
僕は14歳だから頑張らないと・・」と。
本気で思っていると感じたからこそ、私のアンテナに引っかかった。
この視点は、映画の中だけでなく、私たちにも大事だと思う。
自分の憧れている人、尊敬している人と比べて
「○○は、○歳で、○○をした。私は○歳だから、頑張らないと」。
と考えられれば、モチベーションは上がるに違いない。
例えば「坂本龍馬は32歳で、薩長同盟を結ばせた。
私は、52歳だから、頑張らないと」という具合だ。
それは、どんな分野でも構わないと思う。
スホーツ選手でも、芸能人でも、もしかしたら、ニューハーフでも。
ひとつのことを成し遂げた人たちと比べることは、
とっても意味のあることだと、私は思う。
ロバート・ダウニーJr.が出るということで軽い気持ちで観始めたが、ぐいぐい引き込まれて後半号泣(笑)
周りに統合失調症のひとがいなかった、という言い訳しか言えないが、、
統合失調症とはどういう症状なのか、どんな支援が必要なのか、きちんと考えずに今まで過ごしてきた自分が恥ずかしくなった。
非常に難しい問題で、正解というものがない気がする。はっきり言えるのは、彼ら一人一人、それぞれのバックグラウンドがあり、人格があるということだけだ。
ロバートは、最初は自分の仕事のために彼に興味を持ったのかも知れないが、いつの間にか見返りを求めない行動に出始める。それは、一種の愛情というものではないだろうか。
それを感じたからこそ、ナサニエルは彼に感謝したし、少しずつ心を開いた。もし偽りの愛情で何かしてあげても、相手の人間は何となく分かっちゃうから。
相手から感謝されなくても、嫌われても、それでも何かしてあげようとするその感情は、うまく表現できないが、非常に崇高なものであることは確かだ。
スティーブは、最後にその域に達したのだと思う。