余命10年
プロット
日本
03月04日 2022 劇場で
PVC-1 余命85分
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03月14日 2009 劇場で
余命90分の男
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01月12日 2015 劇場で
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フランス
03月12日 2021 劇場で
罪の余白
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日本
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命
プロット
日本
09月14日 2002 劇場で
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余命コメント(8)
映画「余命」(生野慈朗監督)から。
結婚10年目、諦めかけていた夫婦に、
妊娠という明るいニュースが届いたのもつかの間、
妻の乳がんが再発して、またまた辛い日々が・・。
そんな場面にもかかわらず、私の疑問は、
お腹の子にがん細胞が転移することはないのか、
ストーリーとは関係ないことに興味を抱いてしまった。
ところが、妻の役柄が医者ということもあり、
あっさり、物語の中で答えを導きだしてくれたのが、
「がん細胞は、胎盤に守られて攻撃できない」のフレーズ。
えっ、本当?と私自身の耳を疑ったが、
それにもまして、人間を作った「神」の偉大さに驚いた。
母親が癌でも、胎盤に守られた子どもは子宮の中ですくすく育つ。
これは「人間誕生の神秘」としか表現が出来ない。
「余命」というタイトルを「与命」という漢字に変換したい。
そんなことを考えた作品であった。
近づく男の胸元を女は力一杯 叩く。叩く。叩く!
そして抱きつく。
「頑張ったね。怖かったろう」 男の言葉に女は応える。
「怖かった、もう帰って来ないのかと思った。」
半年前、女は子供を産む決意をした。
だがそれは自分の身を犠牲にする覚悟でもあった。
彼女の体には乳癌が再発していたのだ。
治療すればもう子供を産むチャンスはなくなる。
自分の身体と引き換えに故郷の奄美の夕陽のもとで
彼女は子供を産む覚悟を決めたのだった。
映画の出来栄えは
最初は低空飛行、どうなることやら、心配してしまった。
後になってその理由の一端がわかった。
松雪さんの演技が固いのだ。
女流作家、谷村志穂の描く主人公の滴(しずく) になろうとするあまり、
観客を置いてきぽりにして、
自分だけなりきってしまっていたのだ、と思う。
夫役の椎名桔平がマツユキさんに囁くように
「いままでにキス何回くらいしただろう」なんてキザな言葉を
囁いているシーンが何度かあったが、
こんな言葉をさらっと言える男はどれ程いることだろうか、
なんて事を考えながら観ていた。