ヴァン・ダム in コヨーテ
プロット
アメリカ
03月18日 2000 劇場で
ヴァン・ダム IN ディレイルド 暴走超特急
プロット
アメリカ
02月15日 2003 劇場で
その男ゾルバ
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
その男、東京につき
プロット
日本
12月25日 2020 劇場で
そこにいた男
プロット
日本
11月13日 2020 劇場で
その怪物
プロット
韓国
02月10日 2015 劇場で
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その男ヴァン・ダムコメント(13)
でもカッコイイな、こういう映画を引き受けて演じきるプロ根性。
悲哀や哀愁ばかりに感じたけど、ラストに救われる。
役者が本人を演じる。
今までに無かった映画。
本作はですね、あの!ヴァン・ダム自身の自虐的なギャグを随所にちりばめた、セルフ・パロディなんですよ。
でも、パロディって言って良いかどうか……。
ちょっと酸っぱい顔になる、若干引く台詞が満載なんです。
どんな台詞かって言うと、こんな感じですよ。
「そろそろ大作に出させてくれよ!」
「もう(撮影当時)47歳だよ、アクションきついよ」
大作の主演に決まるも、スティーブン・セガールに役を取られる!
「でもセガールも、初めてポニーテールを切って出演するんだから……」ってつぶやくヴァン・ダム。
うう、泣ける!
80年代は人気があったけど、今は落ち目。
出演作はほぼ劇場公開されず、ビデオスルー。
次回作の出演料を前借りしたくらい、困窮してるヴァン・ダム。
本国ベルギーに戻って立ち寄った郵便局で、そこを襲撃した強盗に間違えられる。
でも落ち目だといえども、本国ではヴァン・ダムは国民的なスターです。郵便局の周りを、ヴァン・ダムのファンが取り囲む。
しかし郵便局の中で繰り広げられる、強盗と、落ち目スターのやり取りが深く、切ない。
これだけヴァン・ダムと被る主人公なので、本作はフィクションでありながら"ヴァン・ダムのドキュメンタリー"と言っても過言ではないと思います。
その他にも「ジョン・ウー?ヴァン・ダムがハリウッドに呼んで、有名にしてやったようなもんじゃないか。でも、売れたら直ぐにヴァン・ダムを捨てた。ヴァン・ダムが呼んでなきゃ、ジョン・ウーなんて未だに香港で"鳩"を撮ってるよ」とか(笑)
あのーですね、たまに拍手してしまう台詞があるんですよ(笑)!
喜ばせるなー。映画ファンのツボを突いてくるなーって、感心しました。
人気や実力はあるのに、作品に恵まれずに落ち目になってしまった。っていうヴァン・ダムの自虐的なギャグは、思わず笑ってしまった後に、ちょっと切なくて泣きたくなります。
でも本作はベルギー映画なんです。
「俺は空手で礼節を学んだ。ハリウッドでもそれを実行したが……」
うん、うん、そうではなかったんだよね(泣)分かるよ、ヴァン・ダム!
ヴァン・ダムの人柄が、よく分かる作品でもありますね。
本作をハリウッドで撮っていたら、かなり痛々しい作品になっていたかも知れません。
でも、まだ、まだ、まだ!尊敬の眼差しをヴァン・ダムに向けるファンが、ベルギーには沢山いる。
それが、救いです。
だからこそ、その視線を受けて、再起を図ろうと真摯に困難に立ち向かうヴァン・ダムが輝くんです!
いや、こんなに輝いてるヴァン・ダムを観たのは初めてです。
演技派転向でもいいと思う。頑張れ、ヴァン・ダム!
PS ファンとヴァン・ダムのやり取りに、爆笑!かなりの"あるあるネタ"です。
でもこの映画ではヴァン・ダムは自ら新しい役者に脱皮して「エクスペンダブルズ2」でアクション以外の芝居でも魅せられる役者になったんじゃないかと思っています。
とにかくヴァン・ダムが頑張っている姿には励まされます!
なんて自虐的な作品。
落ちたムービースターの境遇を逆手に取ったドキュメンタリー風の映画。本当にすたれたスターならこの映画の企画でさへ通らなかっただろうが格闘一辺倒の俳優ではなく、しっかりと人生を振り返り、涙さながらに訴えるシーンは秀逸。薬物や離婚訴訟の家族や、父母までオールスターで出演しています(本物かどうかはわかりませんが・・)スタローン、シュワルツネッガー、往年のスターがまだ頑張っているので彼にももうひと花咲かせてほしいい(ユニバーサルソルジャー2は面白かったぞ!!)