ロープ プロット

アルフレッド・ヒッチコック監督が、アメリカで実際に起きた「レオポルドとローブ事件」をもとにした舞台劇を映画化。物語の全編をワンシーンで繋げ、映画内の時間と現実の時間が同時進行するという実験的な手法で描いた。ニューヨークのとあるアパートの一室。大学を出たばかりの青年フィリップとブランドンが同級生を絞殺し、その死体を衣装箱に入れる。殺害の動機は、自分たちが他者より優れていることを証明するためだけだった。2人はさらなるスリルを求め、被害者の父や恋人、恋仇、伯母、そして恩師である大学教授を部屋に招いて晩餐会を開く。犯した罪の恐ろしさに次第に冷静さを失っていくフィリップと、大胆にも死体を見せたい衝動に駆られるブランドンだったが……。教授役に「素晴らしき哉、人生!」のジェームズ・スチュワート。

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ロープコメント(20)

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Rope is a talky one-room house party presented in almost real time. The bourgeois villain protagonist pair pull a demented stunt under their guests noses for their own self-pleasure. A brief homosexual undertone as a hint of motivation might make the film seem a little homophobic in the Zizekian sense, but it's easy to look past that for Hitchcock's genuine craft of decently portrayed vulgarity.
Xnsmksopgih
Xnsmksopgih
ジェームス・スチュワードは主演ではなく、どちらかといえば助演に過ぎない
重要な役ではあるが主演はやはり主犯役の若い俳優になる
犯人の若い男二人の関係性はホモセクシャルな微かな香りを漂わせている
ヒッチコックはそこまで考えて撮影している
よってヒロインは登場してもリリーフ程度で、単なる付け合わせ
ブロンドでもなくブルネットですぐに退場する

ワンシーンをワンカットで撮影して映画にする
最近、邦画「カメラを止めるな!」が同じ手法で37分ワンカットで撮ったことで話題になっていたが、もちろん本作がその手法の元ネタになる
本作は全編80分がワンカットだ

実験的要素が強く映画としてはどうか
それが映画として面白く成功しているかというと疑問だ
裏窓に繋がっていく習作と言うべき作品だ
Ixssmpgnohk
Ixssmpgnohk
『ロープ』鑑賞。

*主演*
ジェームズ・スチュワート

*感想*
久々のヒッチコック作品。この作品はワンカットワンシーンの手法で進行していて、それだけでも面白いです。映像ではワンカットですが、途中真っ暗になる部分があったので、ワンカット風かな?

二人の男性が友人をロープで絞殺して、スリルを味わう為に犯行現場でパーティーを開くというお話。

舞台がアパートの一室だけなので、かなり地味ですが、途中から現れる教授がまるで探偵のように鋭く指摘するところや、ブランドンとフィリップの呆れた動機、人間関係までも描いてるし、まぁまぁ面白かったです。(^^)
Mhsxisgopkn
Mhsxisgopkn
ワンカット撮影にまつわる歴史を遡ると、必ずヒッチコックの本作が顔を出す。舞台を高級マンションの一室に限定して繰り広げるこの密室劇は、全編がリアルタイムで進行し、映像に一切の途切れはない。が、当時のカメラやフィルムの技術では10分程度しか連続して撮影することができず、そのために用いた登場人物の背中を大写しにした状態で次のフィルムへと入れ替えるトリックは今や伝説として語り継がれるほどだ。

とはいえ、長回しのみに注目すると、我々は本質を見失う。本作はそれ以上に極上のミステリーであり、人間ドラマだ。舞台作品を見ているかのようなリアルタイムの臨場感を堪能しつつ、ジェームズ・スチュワート演じる恩師が名推理によって教え子の心理を暴くスリリングさや、そこに漂う焦燥や後悔の深さに打ちのめされる。また教え子の怪物性もまた、のちの『サイコ』へ連なる流れの源流の様にも感じられる。何度見ても妙味が尽きない秀作だ。
Thmpdaessono
Thmpdaessono
・秀逸なワンカット
・完全なる一室でのストーリー展開
・観客の恐怖心を煽るさりげないカット
・犯人2人の関係性
・犯人の異常性

よくこの時間でこれだけの要素をうまくまとめたなあ。
無駄な登場人物がひとりもいない。
実際の事件と同時間分で、これだけ魅せられるのはさすがヒッチコック。
犯人が最初からわかっている、これぞまさに仕掛けられた時限爆弾。
サプライズを見事にサスペンスにしている。

そしてヒッチコック映画の好きな点。犯人の異常性。
今回の犯人って2人とも少しおかしい。
まず主導のほう、自分には人を殺す権利があるみたいな言い分って、恐ろしく怖い勘違いじゃないです??途中、招待客と言い合いになるけど、本当にこれだけの事件で描くには重すぎる題材なのにさらっと挟んできているあたり、相当深い…

そして共謀のほう。
こちらはもうばればれなくらい動揺していて、何故この人物を共犯に選んだのかと思うんだけど、よく観ていくと、ふたりの関係性も少し変わっていて、完全に立場が出来上がっているし、友情とは少し違った結びつきを感じる。
物語はその点に言及していないしね。

ワンカットもさることながら、この部屋の構図、窓から見える景色もすごい。
何度も観たい、見逃せない一本でありました。