ルートヴィヒ 完全復元版 プロット

イタリアの巨匠ルキノ・ビスコンティが、バイエルン王ルートビヒ2世の人生を描いた歴史大作で、ビスコンティ監督が当初意図した編集が実現した、初公開版よりも100分近く長い「完全復元版」。1972年の製作当時は、配給会社の意向で約140分に短縮されて公開。日本では80年に劇場初公開され、「ルードウィヒ
神々の黄昏」の邦題で約180分のバージョンが上映された。その後、ビスコンティ監督の当初の構想に近い約4時間のバージョンで実現したのが「完全復元版」となる。日本では89年のビデオ発売時に「ルードウィヒ
神々の黄昏
復元完全版」のタイトルで特別上映。2006年の「ヴィスコンティ生誕百年祭」では、「ルートヴィヒ
完全復元版」と改題され、オリジナルネガの修復版プリントで公開された。さらに16年、ビスコンティ監督生誕110周年、没後40年を記念した特集上映「ヴィスコンティと美しき男たち
アラン・ドロンとヘルムート・バーガー」で、初のデジタルリマスター版での公開が実現。物語は1864年、父の後を継いで18歳でバイエルン国王に即位し、「狂王」と呼ばれ、40歳で謎の死を遂げたルートビヒ2世の、音楽家ワーグナーへの傾倒やオーストリア皇后への実らぬ恋、戦争からの逃避など波乱に満ちた生涯を描く。「地獄に堕ちた勇者ども」(69)、「ベニスに死す」(71)とあわせてビスコンティ監督の「ドイツ3部作」と呼ばれる。

ルートヴィヒ 完全復元版 俳優

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ルートヴィヒ 完全復元版コメント(8)

lfpumoe
lfpumoe
ビスコンティ監督が制作したオリジナル4時間版のデジタルリマスター版。
主要キャスト3人を始め脇役に至るまで、若者は全員イケメン。女性陣も美人揃い。衣装もセットもロケも豪華で監督のこだわりが満載。特にオットー役のジョン・モルダー・ブラウンの病んでいく演技がよかった。
ストーリーは判明している範囲の史実にほぼ忠実で、豪華な歴史絵巻を見ているような気になれた。
それと、大作曲家ワーグナーが曲は素晴らしいのに本人がいかにカスだったか⁉︎が詳しく描写されているのも興味深かった。
Ialmkmresp
Ialmkmresp
叶わぬ恋と芸術への傾倒、およそ世俗の象徴たる「王」のマインドセットとかけ離れた資質の持ち主の呪われた運命を4時間半で描き抜く。
Eevilgotsnietnr
Eevilgotsnietnr
とにかく映像が優美。
いま、予算をかけて豪華に撮っても出せない美しさがある。

ルートヴィヒが公務に関心を示さなくなっていったあたりからのヘルムート・バーガーが良い。
前半の何をしでかすか分からない危ない感じから、顔も青白く周りが狂気と呼ぶ精神状態に向かってゆく様が見事だった。
saidrlg
saidrlg
耽美的な雰囲気の、ルートヴィヒ2世の髪型に惹かれて観た作品。

日本では89年のビデオ発売時に「ルードウィヒ 神々の黄昏 復元完全版」のタイトルで特別上映。

おそらくこの時に観たんだろう。
たしかインターバルもあってなかなか難解な作品だなと思って観た記憶が残る。
veoyfcp
veoyfcp
ネタバレ! クリックして本文を読む
愛を知らない、愛されなかった子どもが王となり権力を手にするが、彼には自分の力をどう使うのかわからない。
王と親族、家臣、取り巻きしか出てこないので社会がどんなところなのか、わからない。
彼はきっとこのような環境で育ち、成人し、王となった。
弟は傷つきながらも戦場に行き、精神を病んでしまう。愛された人と婚約するが、愛する事が出来ないから彼女は傷つき、婚約も破棄する。役割や務めを果たせない自分に苛立つ。芸術のパトロンとしての役割に夢中になるが、うまく利用されてしまう。
人は彼の前には臣下、従僕でしかない。
昔、観た時は美しさ、芸術に孤独を癒す王のイメージだったが、今観ると果てしない孤独、愛のない人生に、魂が凍りついていくのを見ているようだった。

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