フォー・ザ・ボーイズ
プロット
アメリカ
03月28日 1992 劇場で
ボーイズ・オン・ザ・サイド
プロット
アメリカ
09月02日 1995 劇場で
ボーイズ・オン・ザ・ラン
プロット
日本
01月30日 2010 劇場で
’hood フッド
プロット
日本
08月22日 1998 劇場で
ロビン・フッド(1974)
プロット
アメリカ
07月19日 1975 劇場で
グッド・ボーイズ
プロット
アメリカ
06月12日 2020 劇場で
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ボーイズ\'ン・ザ・フッドコメント(2)
1990年代前半のLAサウスセントラルが舞台。青春要素を織り交ぜながら当時の黒人街の悲惨な現状がリアルに描かれている。先日亡くなってしまったジョン・シングルトン監督のデビュー作で、彼の実体験をベースに平和への思いが強く描かれている。
やはり素晴らしい作品。黒人街を取り巻くアメリカ社会の冷ややかで差別的な目線に対する監督の怒りが根底にあり、白人優位の社会に生きる黒人街の若者達(ブラザー)への本気のアドバイスや熱いメッセージが詰まっている。10代の頃によく観ていた作品なのだが当時はトレやダウボーイなどの若者の目線でしか作品を観れていなかった。しかし歳を重ねて今観るとフューリアスなどの親目線でも観ることができて新鮮だった。子目線、親目線共に学ぶことが沢山あり、避妊や職業、子育てなどの生活的なことから、白人優位の排他的な社会に置かれているという現実を、貧困街の教養のない若者達に説明してるかのような作風だった。監督の平和を願う強い気持ち、そしてブラザー達への愛に胸が熱くなった。
キャストも素晴らしい。特に主人公の父親フューリアスの役を演じたラリー・フィシュバーンがとても印象深い好演。フューリアスの生き様や発言は心にグッくる。ダウボーイを演じたアイス・キューブも素晴らしい。不器用ながらしっかりと愛情を持った魅力的なキャラクターを演じきっている。
劇中で流れる当時のソウルミュージックや西海岸のHIPHIPミュージックも熱い。
ジョン・シングルトン監督が90年代の危険で悲惨なアメリカ社会を生きる同胞達に捧げた紛れもない傑作。
凄く久し振りに観たけど、ローレンス・フィッシュバーン演じる主人公の父親の言葉が、胸に突き刺さった。
黒人が受ける不当な扱いや、そう生きざるを得ない環境…
そんな中で、父の教えに従い 懸命に(真っ当に)生きようと努力する息子。
訴え掛けるものが多く、社会派の作品として 物凄く考えさせられる重いテーマを担った作品だと思う。