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詩人の恋 プロット 韓国 11月13日 2020 劇場で
妹の恋人 プロット アメリカ 10月23日 1993 劇場で
カトマンズの恋人 プロット フランス 03月28日 1970 劇場で
父の恋人 プロット アメリカ 06月30日 1990 劇場で
ブーベの恋人 プロット イタリア 09月12日 1964 劇場で
マリアの恋人 プロット アメリカ 12月14日 1985 劇場で
ノッティングヒルの恋人コメント(20)
また観てしまいました。
今回気づいたところがありました。
①冒頭で流れる「SHE」はエルビス・コステロ版ではない。
オリジナルなのかなあ・・・。
②同居人の「変なTシャツ」話。
アナのTシャツに、オレンジジュースをかけちゃったエピソードに繋がってる?
③2人が真夜中に、ふざけて忍び込んだ庭と椅子。
ラストシーンに出てくる椅子と、同じ。
10年ぶりくらいに観たからか、とても新鮮でした。
主人公の友人達が、「今行かなきゃ!」って車を飛ばすところ。
この辺はイギリスらしい「チーム物」感が溢れてていいなあ。
そしてクライマックスの記者会見で、2人が遠く向かい合うシーン。
流れてくる「SHE」で、もう涙大洪水。
ここで涙流せるうちは、まだまだ私大丈夫。
願わくばどこかの国でリメイク、なんてしないで。
見るたびに流す私の幸せな涙を、永久保存し続けてほしい。
でもジュリア・ロバーツの美貌と笑顔の破壊力がすべてを乗り越えていきます
気が付けば終盤では涙ウルウルして心が暖かくなっています
クリスマスに大切な人と一緒に観るに相応しい映画と思います
「愛し、愛される人との出会いはめったにない
奇跡なんだ」
そう主人公は話ます
それが絶対に自分の物にならないと思う人だとしたら?
ハリウッドスターでなくても、身近な人でもそういう相手はいるものです
叶わない愛を忘れようという日々が毎日毎日続いて、気がつけばまた1年が過ぎ去っていく
そんな現実は誰にだってあることです
劇中でビル・ウィザースの名曲「エイント・ノー・サンシャイン」が流れたノッティングヒルの商店街を空しく歩く主人公の秀逸なシーンのように、砂を噛むような人生を寂しく送る姿
それは誰にも経験の有ることだと思います
でもつかの間の映画の夢なら叶うのです
ラストシーンの公園は、いつかの夜に二人で塀を乗り越えた公園です
二人が座り寝そべっているベンチ
それは彼女が「一生共に過ごす人もいるのね」と言ったあのベンチです
アナのお腹は妊娠しているようです
そういえば「エイント・ノー・サンシャイン」が流れたノッティングヒルの商店街のシーンでも、秋には妊婦だった女性が春には赤ちゃんを抱いていました
二人の時は動き出したのです
仕事ばかりで、生きている実感のない日々も
空しくただ日々を繰り返しているだけの日々も
時は止まっているのも同じです
気がつけばもう若くもなくなって、子供も作れない歳になってしまう
そんな間違いを犯してしまいがちな現代の私達に
刺さるシーンだと思います
人生の奇跡が成就した光景なのです
誰もが観たい幻
まるでマッチ売りの少女が点すマッチの灯りでみた幻のと同じかもしれません
独りぼっちのクリスマスを過ごす人も、本作で幻を観たっていいじゃないですか
だってクリスマスなんだもの
奇跡は起こる
あなたが行動したときに起きるのです