ネメシス

6.7/10
合計12件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   00分
言語   英語
地区   アメリカ
劇場で   12月26日 1992
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ネメシス プロット

近未来を舞台に、人間とサイボーグの抗争を描くSFアクション。監督は「キックボクサー2」のアルバート・ピュン、製作は「ライオンハート」のアシュ・R・シャー、エリック・カーソン、トム・カルノフスキー、エグゼクティヴ・プロデューサーはアンダース・ジョンソン、脚本はレベッカ・チャールズ、撮影はジョージ・ムーラディアン、音楽はマイケル・ルビーニが担当。

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ネメシスコメント(3)

ngpsgh
ngpsgh
主人公はデッカードとカイル・リースを一人二役で演じているようなキャラをゴチャ混ぜにした、ロボコップ的でもあり忙しない役柄。

CGを使わない迫力のある映像やアクションシーンは楽しめるが、さすがにラストは頂けない陳腐な特撮技術がショボ過ぎる。

監督の好きなジャンルを詰め込んだ、過去の傑作があるからこその本作で、オリジナリティは微塵も感じられない、撮影の過酷さだけは物凄く伝わってくる。
jtlydl
jtlydl
2027年のロス、サイボーグが一般化するとともに、犯罪も増えてくる。
専門の刑事が主人公だが打ち合いで負傷、自らもサイボーグ化する。
「ブレードランナー」、「ロボコップ」、「ターミネーター」を合わせたような話だが、この時代のアクションはCG以前なので迫力満点。
Mdiqeniuteosum
Mdiqeniuteosum
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今回が自分の初めてのレビューとなります。これから、色々と投稿させていただくので、皆様、宜しくお願いします。

私は幼い頃から、三度の飯よりも映画好きで、基本的にB級映画を愛してやみません。そのなかには劇場で観たのもあれば、DVDやVHSで観たものも多く、好きな作品も沢山あるのですが、特にお気に入りの一本が、この『ネメシス』で、ジャン=クロード・ヴァン・ダムの初期の代表作『サイボーグ』や後にスティーヴン・セガール、デニス・ホッパー、トム・サイズモアの共演作『沈黙シリーズ-TICKER-』を監督するアルバート・ピュンの最高傑作と言えるSFアクションの痛快作です。

西暦2027年。地球の人口の90%が身体の臓器をサイボーグ化している時代において、危険な潜入捜査の末に大怪我を負い、身体の85%をサイボーグ化している刑事のアレックス(オリヴィエ・グラナー)は上司のファーンズワース長官(ティム・トマーソン)の命令で元警官で裏切り者の女性ジャレッド(マージョリー・モナハン)の行方を追うが、それは地球征服を企む悪のサイボーグ軍団との死闘の始まりを意味していたという粗筋。

低予算ですが、そうとは思えないぐらいド派手で、複雑な設定や強烈な世界観と特殊メイクで表現されたサイボーグの数々と主演のオリヴィエ・グラナーが見せる生身のアクションなど、見所は満載で、床を撃ち抜いて、敵から逃れたり、背中で坂を下りながら、敵を撃ち殺すといった、大作級の作品でも使われるアクションのパターンを効果的に用いていて、手に汗握るシーンの数々が印象に残ります。

出演者は主演のグラナーの他に『ブレードランナー』の故ブライオン・ジェームズ、『ボディ・ダブル』のデボラ・シェルトン、『サイボーグ』のヴィンセント・クライン、『Planet of the apes/猿の惑星』のケリー・ヒロユキ・タガワ、『ザ・クロウ 真・飛翔伝説』のユウジ・オクモトの他に『コナン・ザ・グレート』のスヴェン=オーレ・トールセンと『パニッシャー(2004年版)』のトーマス・ジェーン、近年は『塔の上のラプンツェル』等で声優としても活動しているニコラス・ゲストが、スタッフには『ダイ・ハード ラスト・デイ』や『スター・ウォーズ エピソード8(2017年。この作品では製作総指揮とライン・プロデュース担当とのこと)』のトム・カーノウスキーが製作を担当し、『ターミネーター2』でアカデミー視覚効果賞を受賞したジーン・ウォーレンJr.と彼の率いるファンタシーⅡ・フィルム・エフェクツが特撮を手掛けていて、意外と豪華な事に驚くと共にB級でも侮れない一作と言えるでしょう。トーマス・ジェーンは下積み中で出番も5分と短いのですが、台詞のなかに“鮫”に関するやり取りが出てきて、彼が本作から数年後に『ディープ・ブルー』に主演し、鮫と対峙する役柄を演じているので、このやり取りはクスッと来ます。

本作は続編を匂わせて終わっていて、95年から96年にかけてピュン監督のメガホンによる『ネメシス2』、『ネメシス3(本作のティム・トマーソンが悪役で再登場)』、『ネメシス4(ニコラス・ゲストが別の役で再登場)』が製作され、それらは本作に比べると遥かに劣る内容で、酷評されているのですが、私は本作と同じぐらい好きで、グラナーに代わって主演しているスー・プライス(元ボディビルダー)の見せるアクションと豪快な好演、回を重ねる毎にゲテモノぶりを極めた内容は、VHSスルー作品を極めたようにも見えるので、そういうのが好きな自分にとっては、嫌いになれません。

本作は続編を含めて一度も日本でDVDやブルーレイが出ておらず、製作から既に20年以上が経過しているのに、出ないことは残念で、同じ近未来を舞台にしたロボットSFの『クラス・オブ1999/処刑教室2』がジャケットを変えてリリース(現在は廃盤)され、本作の二年ほど前に製作された『ハードウェア』も2015年の夏にDVDとブルーレイが発売されたので、本シリーズも近い将来に発売されるのではないかと期待しながら、高画質のホームメディアで楽しめる日が来るのを待っている次第(出るまでVHSは処分できません。観られる環境はありませんが)です。

80年代後半から90年代にかけて量産されたカルト的なSFアクション物のなかで一番と言える作品です。興味のある方に是非、お勧めしたいです。

長文、失礼いたしました。