レッドオメガ追撃作戦
プロット
イタリア
07月10日 1983 劇場で
沈黙の追撃
プロット
アメリカ
01月28日 2006 劇場で
爆撃機の眼
プロット
日本
03月04日 2006 劇場で
ドローン 無人爆撃機
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
攻撃
プロット
アメリカ
11月01日 1956 劇場で
突撃
プロット
アメリカ
01月01日 1958 劇場で
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追撃機コメント(3)
あの名作「眼下の敵」をとったディック・パウエルの翌年の次回作
今度は空軍の物語
米国国防省の全面協力で実物のジェット戦闘機の素晴らしい映像が目白押しです
軍事マニア、戦闘機ファンなら見ない訳にいきません!
マストです!(キッパリ)
迫力ある実機を間近で細部まで撮影しています
しかも空中撮影もあり、それが目を見張るようなスピード感でトップガンも裸足で逃げだすような映像なんです
時は1952年、場所は日本
冒頭、当時米軍基地であった伊丹空港から始まります
どうです観たくなったでしょう?
前作に引き続き主演はロバート・ミッチャムです
本作では空軍少佐として輸送機で赴任してきます
本当に伊丹空港でロケしたみたいです
滑走路の向こうに見える山並みが見覚えのある六甲山や川西の方のそれです
伊丹基地の軍事務所で、今晩は日本で泊まり、明朝朝鮮のソウルの南50キロ鳥山(ウサン)基地に着任せよと言われます
1952年の冬新年早々のようです
朝鮮戦争たけなわ
共産中国軍の参戦によって米軍を始めとする国連軍は38度線の南に押し戻されて膠着していたころです
朝鮮戦争は史上初のジェット戦闘機同士の空中戦が行われた戦争です
と言ってもミサイルはまだなく、第二次大戦と同じく搭載機銃で撃ち合うのです
ソ連から供与されたミグ15という傑作戦闘機が登場して米軍を圧倒していたのですが、本作で大活躍するF-86という最新鋭ジェット戦闘機が投入されてなんとか押し戻したという状況です
F-86 はゴジラなど初期の怪獣映画には必ず登場するあの戦闘機です
劇中キルレートは13対1と説明があります
1機やられても敵を13機を撃ち落としているということです
つまり米軍のジェット戦闘機の方が圧倒的に高性能だということですが、敵にも赤い彗星のシャアみたいなエースパイロットがおり、うかうかしているとやられます
部下のパイロットにはそれで精神的に参っておかしくなっているものもいます
日本での最初の夜に飲みに出かけた街は京都のようです
タクシーに都タクシー向日町と書かれてあります
実在のタクシー会社でいまも向日町に営業所があります
自分もたまにお世話になります
タクシーの走っている街並みはどうも河原町のようです
そう思っていると直ぐ四条大橋西詰のいづもやのネオンが見えます
クリスは家の場所を五軒町と運転手に行き先を告げます
三条通り、地下鉄東山駅直ぐ東側の疎水と交差する辺りの町名です
東洋趣味を強調して撮影していますから、私達日本人からすると中国ぽく見えますが、間違い無く日本でロケをしているとおもます
日本人役も日系人ぽい人もいますが、洋装の女性銀行員達や鞍馬辺りと思われる郊外の茶屋の和装の女性店員達は明らかに日本人と思います
とはいえ一番食堂という名前のバーカウンターのある居酒屋の内部とその入口のシーンや、基地の建物内部のシーン、クリスの家など屋内シーンの大半は米国でのスタジオセット撮影のように思われます
ヨット遊びする湖は、もちろん琵琶湖
湖面に浮かぶ鳥居は近江の厳島と言われる白髭神社のそれです
おそらく近江舞子まで車できて、ヨットを借りた設定なのでしょう
そこからは10キロ位のことですぐです
明らかに実際のロケで美しい平和な日本が撮影されています
原題はザ・ハンタースで複数形
上司の大佐の徒名がハンター
米軍戦闘機の任務はミグハンター
若手パイロットは手柄のハンター
主人公は戦争に生きがいを求めるハンター
そして部下の美しい人妻を奪おうとするハンターでもあります
しかし激しく苦しい戦いの末、全てが昇華され解決する終わり方を迎えます
負傷して後方の病院に送られた先の日本庭園にも春が訪れて明るい陽光が射しています
不時着以降の敵中突破シーンが若干冗長ですが、全体的にはなかなかに楽しめます
ジェット戦闘機好きならマストの映画です!