痴人の愛(1967)
プロット
日本
07月29日 1967 劇場で
男の世界(1934)
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
ボレロ(1934)
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
愛の狩人
プロット
アメリカ
01月22日 1972 劇場で
痴情の森
プロット
イタリア
09月18日 1971 劇場で
霧笛(1934)
プロット
フランス
01月01日 1900 劇場で
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痴人の愛(1934)コメント(2)
日本公開は翌1935年
原題は「人間の絆」
イギリスの作家サマセット・モームの1915年に発表された同名の有名小説が原作
これを「痴人の愛」という邦題にしたのは、大昔の日本の配給会社の人が大変に凄いと感嘆します
日本で「痴人の愛」といえば、谷崎潤一郎の小説の方です
こちらは1924年の発表
同じくカフェの女給に翻弄され破滅する物語ですが、本作の物語とは全く異なり両者には何の関係もありません
しかしこの映画は「痴人の愛」だ!
これ以外の邦題は考えられないと、この邦題をつけた当時の日本の配給会社の人の教養に脱帽です
ベティ・デイヴィス!
あまりの凄い演技にもう圧倒されどうしです
彼女の出世作で有名です
彼女の代表作は「サンセット大通り」がまずあげられますが、本作を観てからそちらを観れば、一層強烈さがますと思います
ベティ・デイヴィスの出演作品で絶対に観ておかねばならない作品だと思います
ビッチっぽい美女にメロメロになる医学生フィリップ。寝ても覚めても彼女のことばかり。骨格標本の模型でさえ彼女に見えるくらい恋してる。ベティデイビス演じるミルドレッドがまぁ酷い女。プロポーズ拒絶くらいまではまだいいが、ミラーと関係して身重に。ミラーに捨てられてフィリップに泣きつく。グリフィスの情婦になる。フィリップ伯父の仕送り金狙いで色仕掛けしたり、部屋中壊して小切手燃やしたりとかメチャクチャ。徹底的に悪役で不幸でしかな
いミルドレッド。子供は死に自分も結核に。
フィリップの勤める病院に担ぎこまれる。もう手遅れだと破り捨てた診断書にあった名前がミルドレッドでそれを見たフィリップは.....
このラストが微妙な気持ちにさせられる。
とにかく酷い悪女が死んでよかった、人生は正常に戻ってフィリップは結婚、未来も明るいハッピーエンド。
なのに。スッキリはしない。かわいそうっていうんじゃないんだけど、フィリップもう一回いくんじゃないかと思ってしまった。性悪だろうがなんだろが好きなもんは好き!みたいのを期待して。
死んだらどうもならないか。