花の生涯
プロット
日本
10月14日 1953 劇場で
チベットの女 イシの生涯
プロット
中国
01月05日 2003 劇場で
JESUS 奇蹟の生涯
プロット
ドイツ・イタリア・アメリカ合作
01月01日 1900 劇場で
オブローモフの生涯より
プロット
ソ連
04月28日 1981 劇場で
Zola ゾラ
プロット
アメリカ
08月26日 2022 劇場で
或る剣豪の生涯
プロット
日本
04月28日 1959 劇場で
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ゾラの生涯コメント(3)
フランスを 彷彿とさせる
私は「ドレフュス事件」のことが 知りたかったので 概要がつかめて、良かった
映画の主題も 彼の個人的成功より、この裁判で
彼の果たした役割にあるように、思う
(フランスの共和制を磐石にした)
冤罪だったドレフュス(ユダヤ人)には 苦しみ以外の 何ものでもないが、この事件が シオニズムに繋がり、イスラエル建国まで いくのだから
歴史的大事件である
ゾラの 新聞での 大統領宛の公開書簡と
裁判での 反論を読んでみたくなった
マーロン・ブランドが 尊敬する ポール・ムニ、
演技に対する執念みたいなものを 感じる
(今の時代から見ると やや重ではあるが)
1894年のフランスで起きた軍内部の冤罪ドレフュス事件をモチーフに、作家エミール・ゾラの正義と自由の精神と、その姿勢を法廷劇として謳い上げた啓蒙思想明確なるハリウッド映画。アカデミー賞で評価されるに相応しき内容だ。あくまでフィクションのドラマ化であり、実在のゾラの作家探索ではないようだが、小説「ナナ」の誕生秘話に触れるエピソードや印象派画家の先駆者ポール・セザンヌとの友情など興味深く見ることが出来た。作家として名声と地位を得た50代半ばのゾラが、当初ドレフュス事件に何の関心も示さなかったのに、セザンヌとの友情を顧みることで社会と軍部に立ち向かう創作は、ストレート過ぎるが納得できる流れにはなっている。
ポール・ムニの風格ある演技、裁判でゾラを弁護するラボリ役のドナルド・クリスプの安定した演技。当時57歳のクリスプ、4年後の「わが谷は緑なりき」の役と比較しても随分若々しい。ウィリアム・ディターレ監督の落ち着いた演出は、ヨーロッパ映画の暗いムードを持っている。
名言があちこちに散らばっている。
ゾラについてあれこれ言ってもしょがないので、映画のことで言うと、生涯、より貧乏作家から売れるまでに焦点を絞ってくれるともっと最高だった。ナナのくだりを濃く見たかった。