有名人の間で揺れ動く一組の元夫婦の人生模様をユーモラスに描き出した群像劇。監督・脚本は「地球は女で回ってる」のウディ・アレン。製作のジーン・ドゥーマニアン、製作総指揮のJ・E・ボーケーア、美術のサントロクアスト、編集のスーザン・E・モース、衣裳のスージー・ベルリンガーはアレン作品の常連。撮影は「ウディ・アレンの重罪と軽罪」などアレン作品は4作目となるスヴェン・ニクヴィスト。出演は「ヴァージン・フライト」のケネス・ブラナー、「地球は女で回ってる」のジュディ・デイヴィス、「エイリアン4」のウィノナ・ライダー、「パラサイト」のファムケ・ヤンセン、「アルビノ・アリゲーター」のジョー・マンテーニャ、「仮面の男」のレオナルド・ディカプリオ、「アナザー・デイ・イン・パラダイス」のメラニー・グリフィス、「マイティ・ジョー」のシャーリーズ・セロン、「パラサイト」のベベ・ニューワース、「GODZILLA
ゴジラ」のハンク・アザリアとマイケル・ラーナーほか。
セレブリティコメント(1)
綺麗な女優がたくさん出てくるし、音楽は相変わらず美しいし、台詞もウィットに富んでいて、いつも通りとても良い。
ただこの映画の特に面白かったことは、ウディ・アレンの個人的趣味がたくさん出ていることと、偶に挟まれるモノクロのニューヨークの風景がとても映えていること。
毎週月曜の夜にウディ・アレンがジャズを披露するカフェ・カーライルだとか、ウディ・アレンの行き付けのバーであるエレインズだとか、アーウィン・ショーの短編小説の話だとか、いろいろが出てくる。
主人公に振られた女がスタテン島行きのフェリーから小説を海に捨てるシーンはとても美しかった。
ノラ役のウィノナ・ライダーの台詞「一緒にいるとき楽しめばそれでいいでしょう?干渉しないで」が都会的で印象的だった。
今話題のドナルド・トランプ氏も出てくる。